アカメカモメ、ナスカカツオドリ、アカアシカツオドリ、ヨウガンカモメなどの海鳥の繁殖で知られるヘノベサ島ダーウィン湾に上陸です。海鳥が好きな人にとってはガラパゴス諸島の旅のハイライトのひとつ。
上陸地点からアカメカモメに囲まれて、まったく先に進めませんでした。
大きな丸い目、赤い縁取り、赤い足、本当に美しいカモメです。
この目のふちどり、目を開いていても閉じていても絶妙にかわいいのです。
しかも目の周りの縁取りは立体。
海岸の灌木の下で子育てしているつがいがいました。ヒナが1羽おり、観察していると親鳥が吐き出したイカと思われるものを食べていました。アカメカモメはほかのカモメが複数の卵を産むのに対し1個だけ卵を産み雛をひなを育てるカモメです。
人を恐れずにすぐ近くまでやってくるアカメカモメ。敵のいない環境、人を恐れない鳥たちとの出会いに感謝です。
Photo & Text :Mariko SAWADA
Observation : April 2019, Darwin Bay – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador
Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger, Tomo Akiyama 秋山知伸
参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園(写真・文:藤原幸一氏)