コマンドルスキー諸島(コマンダー諸島)のメードヌイ島にあるキタオットセイ南東繁殖地(South-East Rookery)のレポートです。この繁殖地はメードヌイ島の南東にありベーリング海側から太平洋側までの岬でキタオットセイが繁殖しています。
メードヌイ島のキタオットセイ南東繁殖地の海岸と研究者の施設。海岸から建物へは底が抜けた恐ろしい階段が付いていました。
海岸のキタオットセイ。キタオットセイはコマンダー諸島(コマンドルスキー諸島)やプリビロフ諸島で繁殖しています。かつては毛皮のために大規模な狩猟が行われそ、さらに漁業との競合で生息数が激減し、1985年から商業目的の狩猟が禁止されています。
ゾディアックボートで上陸します。キタオットセイたちと人との微妙な距離。
6~9月は繁殖の季節。海岸には赤ちゃんたちの姿、黒い色をしています。
遊ぶキタオットセイ。
北にベーリング海、南に太平洋を望む南東繁殖地の海岸でした。
Photo & Text :Mariko SAWADA
Observation : Sep 2018, South-East Rookery of Northern fur seal, Medny Island, Commander Islands -Russian Far East
Special Thanks to MV Afina, Nik Pavlov