インドのグジャラート州、ササン・ギル国立公園 Gir Forest National Park でのアジアライオンのサイティングです。 ★ アジアライオンについてはこちら
この日のサファリは、公園の閉まる直前の時間帯にオスのライオンと出会うことが出来ました。
獲物を食べていたのか、口の周りが血で赤い、若いめのオスです。アフリカライオンに比べたてがみが短く、一瞬小さく見えます。ちょっと怖い顔さえしています。
目の前をゆうゆうと歩いていきます。お腹には、アジアライオンの特徴的な縦長の肉ひだがあります。
2015年5月2日から5日まで5年に一度のライオン個体数調査が行われました。その結果、“ギル野生動物保護区のアジア・ライオンが523頭に増加!というニュースが入ってきました。109頭のオス、201頭のメス、213頭の子供(3歳以下)の野性固体を4地域にて確認”と。
ギルの森林は1900年代初頭にはトロフィーハンティングなどによる乱獲のため15頭にまで激減していました。その後のThe Lion Breeding Progarmme(ライオン繁殖計画)と積極的な保護による結果です。
木陰に座り込み、あくび。口は血で染まっています。
さすがアジアライオン、毛づくろいも豪快に。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : April 2014 Gir Forest National Park, Gujrat, India
★インドのサファリツアーを随時発表しています。西遊旅行の野生動物ツアー一覧からチェック!
★インドでのサファリ/野生動物撮影手配を承っています。西遊インディア、または西遊旅行へのご依頼をお待ちしてます。