自然界にこんな生き物が存在するのか、と初めてみた時、本当に驚きました。
オニオオハシ Toco Toucanは意外にもパンタナールでは一般的な鳥でした。長さ20センチにもなるオレンジ色のくちばし。このくちばしが体長に閉める割合は鳥類最大。飛んでいる姿を見てガイド氏が「フライング・バナナ Flying Banana」と表現します。
ファゼンダ(農場)の敷地の大きな木や川そいで見かけるオニオオハシ。エコロッジの中には「餌台」を作ってオニオオハシを呼んでいるところもあります。さらには、観光客が投げるパンをキャッチすることも・・・。
正面から見たオニオオハシ。青いがっちりした足も素敵です。止まり木からくちばしを伸ばして果実をとっている姿を見かけます。
このくちばしは中は空気を多く含んだスポンジ状になっているため、大きい割には軽いのです。濃いオレンジ色で先の部分に黒い模様があります。主食は木の実。
ボートから川辺で水をのむオニオオハシを発見。大きなくちばしに水を入れて、すぐに上を向いてのどに流し込んでいました。
眼の周りの部分は肌がむき出しで、オレンジの肌に紫のアイリングです!
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Sep 2017, Suburb of Aquidauana, Brazil
Reference : Mr.Ric, Birds of Brazil(The Pantanal & Cerrado of Central Brazil), Wikipedia( JP,EN)
★西遊旅行のパンタナールへの旅。2018年のツアー発表しました!
ブラジル・パンタナールにジャガーを求めて
南北パンタナールに計9泊滞在 大湿原に生きる野生動物の観察・撮影に特化した企画