モルディブのバア環礁にあるハニファル湾は夏の時期にマンタが集まることで知られ、ユネスコの保護区にも指定されています。
ハニファル湾へはローカル島のダラヴァンドゥ島や付近のリゾートから船が出ており、この保護区でのシュノーケリングが許される時間は45分。うまくマンタが集まっている時に海に入らないと、ちょうどたくさん集まってきたころに「時間終了」になってしまうことも。とはいっても、色んなコンディションがあり毎度そんなにうまくいくわけではありません。
その日の海のコンディションによりますが、まったく集まらない日も稀にあったり、50~100頭が乱舞している日もあります。さらにはジンベイザメまで登場する日も。
ハニファル湾ではシュノーケリングのみが認められていますが、付近のポイントでのダイビング中にもマンタと出会うことがあります。
マンタを追いかけるダイバー
小魚の群れ・・・この季節のハニファル湾付近の海は大量のプランクトンで非常に透明度が悪いです。「モルディブの海」と聞いて想像してくるのとはだいぶ違います。
ここはユネスコ保護区のハニファル湾です。たくさんのシュノケラーがマンタを追いかけていました。マンタはおかまいなし、たくさんのフィンの下で舞っていました。
「くるくるマンタ」、サイクロン・フィーディングと呼ばれる行動です。普段は単独で行動しているマンタはプランクトンがふんだんにあると集まり、ラインになって大きな口を開けてくるくると舞います。
マンタの群れがどんどんやっています。同じ場所を何度も行き来してくれるので、泳いで追いかけなくても向こうからやってきます。
ただ、プランクトンで透明度が悪いので突然現れるのにちょっと驚きます。
この日は少し風がありましたがせっかく晴れていたのでドローンも飛ばしてみました。上から見たマンタ。
マンタとお魚の群れ
この日はラッキーなことに、ユネスコ保護区のハニファル湾以外でもマンタと遭遇。前日にマンタに会えなかったので、その分一生懸命泳ぎました。
Photo & Text :Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Aug 2017, Hanifaru Bay, Baa atoll, Maldives
Special Thanks to Mr.Ahmad Shain
★★ハニファル湾でマンタと出会うツアー 2018 10名様限定★★