スピッツベルゲン島の北部で出会ったホッキョクグマの観察です。
乗っていた船はホッキョクグマが見つかるとベルがなります。そして、ガイドのサムエルが「Zodiac in 10 minutes!」といい、10分後にはゾディアックに乗ってホッキョクグマにアプローチを開始。
ランチタイム、そろそろ食後のコーヒーかなー、という時にベルが鳴りました。スコープで探してたスタッフの情報によると、2頭のホッキョクグマが海の中で遊んでいる、と。すぐに上着来て救命胴衣つけて甲板へ。
いました、ホッキョクグマ2頭。近づいてくるゾディアックを見ています。サムエルにが、ホッキョクグマが水の中にいるので、陸上にいる時よりも距離を置いて、静かに観察しましょう、と。
ホッキョクグマの学名は Ursus maritimus。ラテン語でUrusは「クマ」、maritimusは「海の」という意味で、実際にホッキョクグマは海生哺乳類。氷の海でアザラシを捕り、一生を氷(海)の上で生きることもできる動物です。
ホッキョクグマは泳ぐのが大変得意で、体の脂肪と体毛の中のエアーで浮きます。そして犬かきみたいに前足で泳ぎます。大変長距離を泳ぐことができ、100キロの距離を泳いだ記録もあります。
海岸近くで2頭が遊んでいます。ガイド氏もこの観察だけでは、オスとメスなのか、兄弟なのかはわからないと。
でも結構仲がいいです。
岸に近づいてきました。
2頭、上陸です。
Photo & Text :Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Jun 2017, Virgohamna, Smeernburgfjorden, Spitsbergen, Svalbard, Norway
Reference : Birds and Mammals of Svalbard (Norwegian Polar Institute Handbook), Lecture from Samuel Blanc
Special Thanks to Samuel Blanc, Agnès Brenière and team of Polaris Ⅰ
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