9月にスリランカのトリンコマリーを訪れたツアーリーダーから届いた、シロナガスクジラ Blue Whale 観察の記録です。9月としては幸運にも6頭のシロナガスクジラと遭遇。ブロ-Blow、尾ぶれアップ Fluke Upなど近くで観察することができました。
シロナガスクジラの潮が上がります。高く上がり、虹も。
Fluke Upを後方から見たところ。
きれいに尾びれが出て、海の中へと静かに入っていきます。
“Blue” の名の通り青灰色のボディ。
背骨の形までくっきり!
後ろから見た背びれ付近ですが、右側にしっかりコバンザメ科の魚 Remora Fishが。
近代捕鯨の結果、激減したシロナガスクジラも少しずつその個体数を取り戻しつつあります。このスリランカの海にやってくるということがわかり、ホエールウォッチングがはじまったのも最近のこと。回遊のシーズンなど細かなことがまだよくわかっていないのが現状のようですが、クジラの数が増えている、という事実だけでもうれしくなります。
Photo : Toru SATAKE, Text : Mariko SAWADA
Observation :Sep 2015 , Trincomalee – Sri Lanka
Reference : Pictorial Pocket Guide to the Mammals of Sri Lanka, Wikipedia