冬のラダックで出会ったアカギツネ Red Foxです。早朝、まだ朝日を浴びていない山の斜面で見かけました。
インドにはアカギツネは3亜種いるそうで、そのうちのラダック・ヒマラヤ山脈に暮らす亜種。モンタナアカギツネ (Vulpes vulpes Montana)と呼ばれています。ラダック全域の標高5,000m付近の開けた山の斜面などで見ることができます。赤っぽい毛皮に、口元からおなかにかけての白い毛。冬の毛はリッチで5センチ以上の長さになりもこもこです。
岩場へと走っていくアカギツネ。
岩にマーキングしています。ちなみに冬はメイティングシーズン。
こちらのほうを気にしながら、雪の積もった岩山へと消えていきました。
アカギツネのいた斜面は山の陰でしたが、晴天のラダックの山は白く、まぶしく、美しく。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2017, Hemis National Park, Ladakh, India
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