インド、マディーヤ・プラデーシュ州のペンチ国立公園で、ドール(アカオオカミ)の家族と出会いました。
ドールは、英語ではDhole、Asian Wild Dog、Red Dogと呼ばれ日本ではアカオオカミとも表記されます。アジア(ユーラシア大陸東部~南アジア)に生息するドールのうちのインド亜種です。
赤茶色の毛、黒っぽい尻尾をもち、オオカミより小さくジャッカルよりも大きいドール。インドの森に群れをなして暮らしますが、その集団での狩りはすさまじいらしく、国立公園のガイドによると獲物の腹などの柔らかい部位にくらいつき、生きたまま食べ始めると。
ドールは害獣として駆除されたり、森の開発による生息地を奪われ、その数を激減させました。インドの森のサファリでもドールと出会うことは決して多くありません。
じゃれあうドール
じゃれあったりこちらを見つめたり、やがて森の中へと入っていきました。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Jun 2015 , Pench National Park, Madhya Pradesh, India
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