5月、ギンガメアジの季節を迎えた粟国島の海へ。ギンガメアジの群れ・トルネードだけでなく、ロウニンアジ、イソマグロと大物が集っています。婚姻色のギンガメアジのカップルも多く、生命感あふれる海でした。
DIVE IN AGUNI ISLAND 粟国島の海
Image : Mariko SAWADA
Observation : May 2021, Aguni Island, Okinawa
Special Thanks : 粟国島 AGUNI-JIMA Sea-Base Diving
5月、ギンガメアジの季節を迎えた粟国島の海へ。ギンガメアジの群れ・トルネードだけでなく、ロウニンアジ、イソマグロと大物が集っています。婚姻色のギンガメアジのカップルも多く、生命感あふれる海でした。
DIVE IN AGUNI ISLAND 粟国島の海
Image : Mariko SAWADA
Observation : May 2021, Aguni Island, Okinawa
Special Thanks : 粟国島 AGUNI-JIMA Sea-Base Diving
2021年の冬の道東撮影ツアーのレポートです。旅も後半、弟子屈で滞在した鱒やさんの庭に現れたキタキツネ。キタキツネは1月下旬から3月下旬が交尾期で、出産は3月下旬から5月上旬です。訪れた2月半ばはまさにその真っ最中。2頭が不思議な動きをしていたので観察していたら、求愛行動が見られ、そして交尾。4月には鱒やさんの庭でキタキツネの赤ちゃんが見られるかもですね!
雪の林の中で見たキタキツネ2頭の求愛は、本当に美しいものでした。
Mating of Ezo red foxes キタキツネの交尾|西遊旅行
Video & photo : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2021, 弟子屈、北海道
Special Thanks : 「鱒や」さま
冬の道東撮影ツアーのレポートです。2月半ばは気温が高め、雪も少なめで風蓮湖の氷も心配でしたが、オオワシ、オジロワシはいつも通り。何よりも今年は外国人フォトグラファーがいないので混んでいません。
朝、8時を過ぎると湖畔の木々にオオワシ、オジロワシが待機し、カラスは氷上で待ち構えていました。
Sea Eagles on Ice lake Furen 風蓮湖の鷲|西遊旅行
Video & text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2021, 風蓮湖、北海道
Special Thanks : 「レイクサンセット」さま
2021年、冬の道東撮影ツアーのレポートです。恒例の風連湖でのオオワシ&オジロワシの撮影の後、シマエナガの撮影へ。カメラをセットして、まず現れたのはゴジュウカラ。北海道に生息するのは亜種シロハラゴジュウカラ Sitta europaea asiatica です。そして、シジュウカラ、アカゲラが現れ、ようやくシマエナガの声が!北海道のエナガは亜種シマエナガ Aegithalos caudatus japonicus で、日本にいる4亜種のうちの1つ。頭部が白く愛らしい姿をしています。
餌台にやってきて、そしてフォトグラファーのために用意されたツルメモドキの実がついた枝に乗ります・・・。このセッティングはシマエナガの愛らしさをひきたてます。
Long tailed tit シマエナガ|西遊旅行
冬の道東の撮影の新しい楽しみができました!
根室では風連湖のオオワシ、オジロワシの他、歯舞港でカモ類の観察、納沙布岬で北方領土を望みながら海鳥の観察(距離は遠いですが)と充実の滞在でした。
Video & text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2021, 根室、北海道
Special Thanks : レイクサンセット、Hobby’s World 吉成才丈さま
2021年、冬の道東シーズンの大きな話題が、野付半島の「絡み角」のエゾシカ。オス同士が角を合わせた戦いの末、絡まった角が取れなくなり、その果てに1頭が死に、その頭をつけてさまよっているエゾシカがいるのです。
本当のところは何があったのかわかりませんが、強烈にワイルドライフを感じる出来事です。
Hokkaido Sika Deer with dead deer head (絡み角のエゾシカ・野付半島)|西遊旅行
2日に分けて観察して思ったのですが、他の鹿に比べて頭を上げてくれません。重いのでしょうか。また、2日の間、移動はしてませんでした。視界も悪いことでしょう。
鹿の角は春になると落ちます。この雄鹿も、もう少しがんばれば自由になれます。死んだもう一頭の鹿の分も次の春を謳歌しなくてはなりません。
Video & text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2021, 野付半島、北海道
2018年2月下旬、インド・中国・台湾からの多国籍なお客様をご案内した「冬の道東ワイルドライフ」。その時の様子をまとめた動画です。4日間の旅でしたが美しい羅臼の夜明けから猛吹雪の養老牛までワイルドな北海道の自然を体験しました。ビデオには映ってませんが、ワカサギ釣り&ライブ天ぷらも!!
▼道東のワイルドライフ Wildlife of Hokkaido|西遊旅行
Text & Video :Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation :end of Feb 2018, 道東, Hokkaido, Japan
Special Thanks to 森田将平(知床サライ)
2月、雨氷(うひょう)現象がおこった野付半島。雨氷は0度以下でも凍らない雨が、木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される固く透明な氷のこと。晴れた日の雨氷は陽に輝き、それはそれは美しいものでした。
野付半島はキタキツネと出会いやすい場所。ちょっと人に慣れすぎな感じの子もいます。
雨氷のついた草にオシッコ
雪原にたたずむキタキツネ
この日は快晴で、雨氷のついた木々、冬の湿原はどこまでも美しく、夕焼けまで野付半島で待ちました。
夕方の陽に輝く雨氷のついた木々
空が真っ赤になりました。
野付半島の落日。雨氷で何もかもが美しく、素晴らしい一日でした。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2016 , 野付半島 – 北海道
2月の野付半島の海岸で観察したコオリガモたちです。コオリガモの冬羽のオスは白と黒の配色の羽に長い尾、先がピンクのくちばしという愛らしい姿。波の強い海岸で浮かんでいるコオリガモたち。
コオリガモは夏に北極海・ベーリング海沿岸で繁殖し、冬になるとカムチャッカ半島、千島列島から北海道にまでわたってくる鳥。下の写真は野付半島ではなく、夏のウランゲリ島(チュクチ海)で観察した夏羽のコオリガモたちです。
夏羽のコオリガモ 霧の中で群れをみかけました。
夏羽のオス。冬とぜんぜん違いますが、Long tailの尻尾は健在。
こちらは冬の野付半島のコオリガモのオスたち。飛ぶと長い尾羽がなびいて美しい冬のコオリガモ。
根室海峡の海のコオリガモ。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Feb 2016 , 野付半島 – 北海道, Aug 2016 Wrangel Island – Russia
Reference : 北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)、Helm Field Guides “Birds of East Asia”
2月、雨氷(うひょう)現象がおこった野付半島。雨氷は0度以下でも凍らない雨が、木などの物体に付着することをきっかけに凍って形成される固く透明な氷のこと。晴れた日の雨氷は陽に輝き、それはそれは美しいものでした。
枝についた雨氷
アートの域です。
雨氷に覆われた木々。
オスのエゾシカくんです。
冬のエゾシカはもこもこしています。特に白いお尻がかわいい。
雨氷に覆われた野付半島のエゾシカの群れ。
日が落ちてから雪原に現れたエゾシカのオスの群れ。この日は夕焼けの美しい日で、暗くなるまで野付半島で観察しました。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2016 , Notsuke Peninsula, Hokkaido, 野付半島 – 北海道