おいしいイラン
- イラン
2020.11.05 update
今日はイランの食事についてご紹介いたします。
まず主食として食べられているのが「ベレンジ」というお米で、「チェロー」、「ポロー」とも呼ばれます。日本のもちもちしたお米とは異なり、パサパサしているので油を入れて炊いたりバターをかけて食べることもあります。サフランをかけて、色味を出すことも多いです。
もう一つの主食が「ナーン」。厚いものから薄いもの、ゴマが付いているものなど種類は様々です。
お米やナンと一緒に食べるのが、日本ではケバブと言われる「キャバーブ」というお肉料理。羊肉でできた「クービーデ」や鶏肉の「ジュージェ」など、こちらも種類が豊富です。イランではお肉料理が多いので、お口直しの為にライムやミント、生の玉ねぎなどがお皿に添えてあることもあります。
日本人の口に合うのがトマト煮込み。こちらは、ナスと牛肉の煮込み料理です。
また、シチューのような「ホレシュト」というお料理もご飯とナンとの相性は抜群です。
また、お魚料理やスパゲッティもイラン人の大好物です。お魚を生で食べることはありませんが、下の写真のようにこんがり焼いて、お米と一緒に食べます。
イランのスパゲッティは「マーカーローニー」と呼ばれます。多少薄味なので、ヨーグルトをかけて食べたり、サラダと混ぜたり、食べ方は人それぞれ。
メインディッシュの他に、サラダやスープもよく食卓に並びます。日本人に好まれるのが、ジョーという穀物が入ったスープ、「スーペ・ジョー」。さっぱりといただく為にライムを絞って食べるのがおすすめです。
果物も豊富です。桃やスイカ、メロン、ぶどう、いちご・・・日本で食べられる果物はもちろん。イランは物価が安いので、一番高級な果物と言われるスイカもまるまる一つで400円ほど。また、なんといってもザクロがおいしいのです。これからの時期は美しい赤色をしたザクロがたくさん出てきます。
皆様も是非「おいしいイラン」を体験ください。