秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

韓国・智異山大縦走

  • 韓国

2011.06.01 update

韓国には、美しい自然がありのままの姿で残されている地域が多く残されており、トレッキングも大いに楽しむことが出来ます。
国内最大の面積を持つ「智異山国立公園」。この美しいトレッキングルートを縦走で踏破するのがこのコースです。

一瞬の雲の切れ間から除く、緑の美しい山の連なり
一瞬の雲の切れ間から除く、緑の美しい山の連なり

トレッキングの始まり

トレッキング初日、まずは朝の腹ごしらえに市場の中にある食堂へ。メニューはヘージャンクック。そして韓国では日本のお漬物のように当たり前のように出てくるキムチです。ヘージャンクックは日本人にも食べやすい味付けでした。
その後、バスにて登山口の中山里へ。重い荷物を一人ひとりが担いでいかなければならないので少し大変ですがゆっくりと登っていきます。トレッキング初日は智異山の最高峰・天王峰を登頂しチャントモク山荘へ向かいます。天王峰までは登りとなりますが、気持ちのいい樹林帯の中を歩いて行きます。気温もあたたかくなってきているので様々な植物が咲いていました。

天王峰を目指して

お昼を道中の法界寺の手前でとりました。ここから天王峰を目指してさらに高度をあげます。まだまだ道のりはありますが、天王峰手前からは少し視界 も開けて来ます。
頂上付近から天気が曇ってきてしまい、登頂するころには辺りが真っ白になっていました。それでもしっかり登頂の記念撮影。アップダウンも繰り返し ながらようやくチャントモク山荘に到着です。 山荘にはガスもコンロもな いので全て作らなければなりません。手際良く夕食の準備をするスタッフ。全ての具材をハサミでジョキジョキ切っていきます。メニューは本場のキム チをたっぷりと使ったキムチ鍋とサムギョプサル。体の温まるキムチ鍋と大量のお肉でお腹いっぱいです。

トレッキング2日目

トレッキング2日目、アップダウンも多少ありますが平たい道も多く、晴れていれば山々の連なりが見えていたことでしょう。残念ながら歩き始めは雨 に降られてしまいましたが、途中からは雨も止み、晴れ間も少し見えてきました。
本日のお昼もトレッキング道中で食べることになりましたが、お弁当ではありません。スタッフが少し先回りし温かい昼食を作ります。メニューは韓国 ラーメンと日本のカレーでした。昨日から長時間歩いてきたので食欲も進みます。
さて、この辺りから雨は止んでいました。吹く風も心地よく感じられます。道中何人もの韓国人トレッカーに会いましたが学生の方々も多くいました。 ちょうど試験が終わり、休みに入る頃だそうです。元気に挨拶してくれ るのでこちらも勇気づけられます。
さて、残りもあと少し!ピョクソリョン山荘まで来ると少し山々に光が差してきました。ほんの一瞬でしたが重なり合う緑の山々がとても美しかったです。
そしてようやくヨナチョン山荘に到着。夕食はもちろん韓国料理!雨も降っていなかったので外で食べることとなりました!

いよいよ縦走最終日

トレッキング3日目、いよいよ縦走最終日です。
道中、沢山の花々を見ることが出来ました。その後500段以上ある階段を登り、 登った分を徐々に下って行きます。ノゴダン山荘手前の急な下りを下りきり、しっかり舗装された道を到着の安心感とともに歩きます。そして駐車場が 見え、ようやくゴール!
トレッキングの後は温泉街の「智異山温泉」でゆっくりトレッキングの疲れを癒し、旅の最後まで料理を楽しみました。

朝食のヘージャンクック
朝食のヘージャンクック
樹林帯の中を歩く
樹林帯の中を歩く
視界が開けると同時に智異山最高峰の天王峰が姿を現しました
視界が開けると同時に智異山最高峰の天王峰が姿を現しました
釜山の夕食では、焼き魚や新鮮な海鮮料理を楽しむことが出来ました
釜山の夕食では、焼き魚や新鮮な海鮮料理を楽しむことが出来ました

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ゆったりキナバル山登頂とマシラウルート

  • マレーシア

2011.02.01 update

東南アジア最高峰のキナバル山(4,095m)に挑戦してきました。

早朝のキナバル山
早朝のキナバル山

登山口のパークヘッドクォーターから出発

日本からクアラルンプール経由で、マレーシアのコタキナバルに到着しました。
到着後、翌日のトレッキングの準備をしてから、ゆっくり体を休めます。
翌日、コタキナバルから約2時間30分かけて、登山口のパークヘッドクォーターに到着しました。登山口でトレッキングガイドとポーターたちとの顔合わせを終えて、いよいよ出発です。亜熱帯のジャングルを歩きながら、3,300m付近の山小屋を目指します。

登山口の様子
登山口の様子
トレッキング道の様子
トレッキング道の様子
食中植物のウツボカズラ
食中植物のウツボカズラ

山小屋に到着後は、お楽しみの夕食の時間です。
キナバル山の楽しみの1つに食事があります。海外の山小屋の食事とは思えないほど充実しています。
日本人の口に合うような味付けの中華やマレーシア料理などのビュッフェでまるでレストランの食事のようでした。
トレッキング中は食欲不振で体調を崩される方も多いですが、皆さんのトレッキングをばっちりサポートしてくれました。

4,095mの頂上へアタック

AM2:30、軽い朝食を済ませいよいよ、頂上へアタックです!真っ暗の中、ヘッドランプの光を頼りに歩いていきます。
他のグループの光も前方に見えて、まるでトレッキング道が光り輝いているようでした。
基本的に木道などで歩きやすい道ですが、頂上付近に近づいてくるとロープを手繰りながら岩場を登っていきます。

朝日を浴びながら最後のひと踏ん張り。そしてAM 7:30頃、ついに4,095mの頂上に到着しました。
頂上付近からは、海まで見渡せ他の山では決して見ることができない展望が広がります。

復路は、往路とは異なるマシラウルートを歩いて、大自然の中に佇むマシラウ・ネイチャー・リゾートでトレッキングの疲れを癒します。そして翌日、コタキナバルへと戻ります。

頂上を目指して歩いていきます
頂上を目指して歩いていきます
マシラウネイチャーリゾート
マシラウネイチャーリゾート

下山後、コタキナバルにて

コタキナバルでは、近海で取れた魚介類を堪能し、飛行機の時間までコタキナバルの市場やショッピングセンターなどを散策しました。魚介や、マンゴーやマンゴスチンなど南国の味覚が盛り沢山でした。

コタキナバルでの海鮮料理のお昼
コタキナバルでの海鮮料理のお昼
フィッシュマーケットの様子
フィッシュマーケットの様子
キナバル山の魅力は、国立公園でトレッキング道がしっかり整備されているため、初めての海外登山に挑戦される方や、
これから5,000m峰の登山に挑戦したい方のステップアップにおすすめです。
また、西遊旅行のコースではジャングルで雨が多いことも想定して、山小屋に連泊を設けているため、登頂のチャンスは2度あります。
これから海外登山を初めて見たい方は、是非このコースに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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ゆったりキナバル山(4,095m)登頂とマシラウルート

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ボルネオのジャングルに聳え立つ東南アジア最高峰へ。
山小屋2泊のゆとりの行程、復路はもうひとつの登山道・マシラウルートにて変化ある登山を楽しむ。初めての海外登山にもおすすめ。

アビシニア高原の大自然を満喫
エチオピア最高峰ラスダシャン登頂

  • エチオピア

2011.01.01 update

ラスダシャンを目指して歩く
ラスダシャンを目指して歩く

アフリカの屋根・エチオピア最高峰へ

エチオピアの北部に聳える「ラスダシャン(4,620m)」。この山の頂を目指して世界遺産にも指定されているシミエン国立公園内を2泊3日かけてトレッキングしていきます。国立公園を訪れる人はいますが、ラスダシャン登頂に訪れる外国人はまだまだ多くありません。公園内では絶滅危惧種になっているケラダヒヒ、ワリヤアイベックス、高さ4mにも及ぶジャイアントロベリアなどの独特の植物も群生しています。登山口へと向かう道中、さっそく集団で移動するケラダヒヒの群れと遭遇しましたが、私たちが間近まで行っても逃げることもなく知らん顔で餌を食べていました。

岩峰群が連なるシミエン国立公園
岩峰群が連なるシミエン国立公園
絶滅危惧種のケラダヒヒ
絶滅危惧種のケラダヒヒ

世界遺産・シミエン国立公園を歩く

いよいよシミエン国立公園のトレッキング開始。3,600mのチェンネックより歩き始めてすぐに、「アフリカの屋根」と呼ばれる岩峰群の連なりを目にします。この峰の間を縫うように歩き、目指すはエチオピア最高峰ラスダシャン。しばらく登りが続きますが、時折広がる広大な風景に疲れも吹き飛んでしまいます。午前中は標高があるのでそれほど暑くは感じませんが、日が高くなると灼熱の太陽に照らされて「アフリカ」を歩いているのだと感じます。そしてシミエン国立公園第二の高峰、ブアヒット峠(4,100m)でお昼休憩。ここでガイドがラスダシャンの方向を指さして教えてくれましたが、遥か彼方に聳えるラスダシャンを目にして、本当にたどり着けるのかと感じました。 ブアヒット峠を一気に下り、キャンプ地のチロレバへ。チロレバでは学校の敷地にテントを張らせてもらいました。

岩峰群が連なる風景
岩峰群が連なる風景
ブアヒット峠を目指す
ブアヒット峠を目指す
チロレバのキャンプ地
チロレバのキャンプ地

 

トレッキング2日目はラスダシャンに一番近い最後の村、アンビコへ。谷間にあるルートを歩いて行き、途中川が流れている所で休憩。ユーカリの林や、アロエなどが生えている風景の中を登って行くとアンビコに到着。小さな村ですが、村人共同で造られた教会もあります。そのすぐ近くにテントを張りました。午後は村人の家を訪問し、実際の生活の様子を見学させてもらいます。木と葉で造られた家の中には個室や仕切りは無く、ベッドが数個に家畜も同じ空間の中で寝起きしています。ラスダシャンを登りに行くのだと言うと不思議そうな顔をし、「時々ヨーロッパの人が来てあの山へ登りに行くが、私たちは登ったことがない」と言って笑っていました。家庭で作ったというお酒もふるまっていただき楽しい時間を過ごすことが出来ました。

川縁のルートをアンビコ村へ
川縁のルートをアンビコ村へ
ピンクの花をつけたサボテンの木
ピンクの花をつけたサボテンの木
アンビコ村にて
アンビコ村にて

ラスダシャン登頂

いよいよラスダシャン登頂へ向けて早朝の暗いうちに出発。登頂日はトレッキング時間も長くなりますが、時々足を止めて後ろに広がる広大な大地を眺めると、歩いてきた距離に満足感を感じます。しばらくして山肌のトラバースの先に、台形の最高峰のラスダシャンが現れます。ようやくその頂きを目にした喜びで気持ちが高ぶります。

ラスダシャンはただ登り坂を歩いて立てるピークではなく、最後は岩場になっている場所を手を使ってよじ登らなければなりませんがスタッフのサポートもあるので安心して登れます。山頂からは広々とした風景が360度広がり、自分が立っている高さを臨場感たっぷりに感じることが出来ました。

早朝、ラスダシャンの頂を目指して出発
早朝、ラスダシャンの頂を目指して出発
ラスダシャンは目の前
ラスダシャンは目の前
スタッフのサポートで最後の岩場を登る
スタッフのサポートで最後の岩場を登る
ラスダシャン山頂で出会った子どもたち
山頂で出会った子どもたち
山頂からの展望
山頂からの展望

下山後はエチオピアの文化も楽しむ

トレッキング後の観光も充実しており、 世界遺産の古代アクスム王国の遺跡や、岩窟教会群のラリベラなども見学。トレッキングの疲れも忘れてエチオピア正教の世界にじっくり浸っていただきました。

ラリベラの聖ギオルギス教会
ラリベラの聖ギオルギス教会
約1,000年前の聖典(アクムスにて)
約1,000年前の聖典(アクムスにて)
伝統のコーヒーセレモニー
伝統のコーヒーセレモニー

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エチオピア最高峰ラスダシャン(4,620m)登頂

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シミエン国立公園とエチオピア大自然

アフリカの屋根・エチオピア最高峰登頂。青ナイルの源流・タナ湖のクルーズや迫力あるティシサットの滝も訪れ、エチオピアの大自然を満喫。世界遺産アクスムに2連泊、ラリベラも訪問し観光も充実。

エジプト最高峰カトリーナ山・シナイ山登頂
西方砂漠とエジプト大自然

  • エジプト

2010.12.01 update

カイロからシナイ半島の聖カタリーナへ向かいます。
カイロ郊外の新興住宅地の町を抜けると、ひたすらまっすぐな道の続く荒涼とした風景が広がります。

朝日に照らされる荒涼とした大地
朝日に照らされる荒涼とした大地。シナイ山にて

シナイ半島へ

カイロから2時間程の所で、スエズ・トンネル(アハメド・ハムディ・トンネル)に到着。スエズ河を抜ける1.63kmのトンネルは、アフリカ大陸とユーラシア大陸をつなぐ重要なトンネルで、日本の技術協力により完成しました。
トンネルを抜けると、そこはシナイ半島です。右手には紅海とつながるスエズ湾が広がります。途中、「モーセの泉」とされる場所を見学。旧約聖書の出エジプト記の中で、モーセが神の言葉に従いみつけた12の井戸の場所だとの謂れが残ります。
その後もまっすぐな道をひた走ります。 聖カタリーナに近づくと、ベドウィンの集落が見え始め、山岳地帯に入っていきました。
午後、聖カタリーナのホテルに到着。
翌日のシナイ山登頂に向け、早めに床につきました。

 

シナイ山登頂へ出発

深夜1時過ぎ、起床。防寒対策を万全にし、シナイ山登頂へ出発します。道は整備されているので歩きやすいのですが、暗い中歩みを進めるため、一歩一歩足元を確かめながら進みます。
6時前に山頂麓に到着。ここから三位一体教会のある山頂へ向かいますが、ご来光を一目見ようという人々であふれています。
寒い中待っていると、地平線の先から朝日が徐々に荒涼とした大地を照らしだします。
ユダヤの民を率いたモーセが、神ヤハウェから十戒を授かった聖なるシナイ山。荘厳な雰囲気が立ち込めます。

エジプト最高峰カトリーナ山登頂

翌日、エジプト最高峰カトリーナ山登頂へ。
登山ガイド、ポーター、らくだ使い等のスタッフと合流し、いよいよ登山開始。小さな村の中を進み、その後ジグザグの上り道を行くと、カトリーナ山がその姿を現しました。昼食はしばらく行った村にてピクニックランチです。夏場には、イチジク、オリーブ、オレンジなどの果実が実り、緑が増えとても美しいそうです。今晩は集落の小さな果樹園の脇にテントを張り、一晩過ごします。
翌朝、カトリーナ山山頂を目指します。しばらく平坦な道を進むと、ゴロゴロとした岩場のある狭い谷間を登ってゆきます。
山頂には昼過ぎに到着。カトリーナ山は、キリスト教の聖人で殉教した聖カトリーナの亡骸が、天使によって運ばれてきたとの伝説があります。山頂には教会がありますが、現在、祭事以外は閉められています。山頂からは、紅海がすぐ近くに見えました。荒涼とした山並みと紅海のたたえる水が対照的でした。
昼食後、鞍部からシナイ山の方向に向かって下山開始。
下山路は、ジグザグの整備された道が続きます。2時間ほど歩いたところで、ベドウィンの小さな村が見えてきました。
その後、聖カタリーナ修道院のオリーブ果樹園を左手に見ながら進みます。「モーセの顔」との名のつく巨岩もちらっと見学。預言者モーセの顔に似ていることからその名がつきます。
聖カタリーナの町に到着したのは、日が暮れる少し前でした。

 

もうひとつのハイライトである西方砂漠へ

旅の後半は、もうひとつのハイライトである西方砂漠へ。
4000
万年前にはマングローブの森が広がる海岸地帯だったワディ・エル・ヒタン。ここではバシロサウルスというクジラの祖先の化石を見ることができます。
また、玄武岩の広がる黒砂漠、キノコ型の奇岩が広がる白砂漠を訪れます。広い大地を体感する事ができます。 

エジプト最高峰カトリーナ山(2,642m)
エジプト最高峰カトリーナ山(2,642m)
山頂の三位一体教会
山頂の三位一体教会
カトリーナ山山頂を目指す
カトリーナ山山頂を目指す
奇岩の広がる白砂漠
奇岩の広がる白砂漠

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ダージリンから行く
ゆったり里山ハイキングと8,000m峰四座展望

  • インド

2010.11.01 update

世界に名だたるヒマラヤ連峰を堪能し、インド・ネパールの国境沿いに住む人々の生活を垣間見る事ができました。

夕暮れのカンチェンジュンガ
夕暮れのカンチェンジュンガ

2,134mの標高に位置するダージリン

インドの首都ニューデリーより国内線にて約2時間弱、西ベンガル州の玄関口バグドグラへ。進行方向左手にはヒマラヤ山脈の峰々がくっきりと見えました。バグドグラからは専用車で4時間程、茶畑を眺めながら徐々に標高を上げ、ダージリンへ。
2,134mの標高に位置するダージリンは、ネパール・チベット系の文化圏となり、人々の顔つきも低地インドとは違い、日本人と似た顔つきのモンゴロイドの人々が増えます。

 

好展望地のサンダクプーへ

ダージリンから更に専用車で進み、マネバンジャンの町へ。マネバンジャンは、お隣ネパールと国境沿いの町。外国人はここからネパールに行くことはできませんが、地元の方々はここから国を行き来しています。マネバンジャンにてシンガリラ国立公園の入域手続きを行い、更に専用車にて道を進みます。
右手はインド、左手はネパール、国境らしい印は何もない場所を通ります。そしてようやく好展望地のサンダクプーへ到着です。

 

夕日に染まる世界第3位峰
カンチェンジュンガ

標高3,636mのサンダクプーはこの地域きっての好展望地。
キャンプ地からは朝日、夕日に染まる世界第3位峰カンチェンジュンガの姿やエベレスト山群を目にすることができます。東端にはブータンのチョモラリ(7,314m)の姿も見えます。これだけの一度にヒマラヤの高峰をご覧いただける場所はなかなかありません。
サンダクプーのテント場はネパール側にあるキャンプ地でした。テント場は霜が張る寒さでしたが、その分、山並みが美しく見えたような気がします。

 

 

美しい緑が広がる茶畑
美しい緑が広がる茶畑
道路が国境となる。右手はネパール、左手はインドを走る
道路が国境となり、インドとネパールを隔てる
国境沿いを歩く
国境沿いを歩く
左からローツェ、エベレスト、マカルー
左からローツェ、エベレスト、マカルー

里山ハイキングへ

ハイキングはサンダクプーからはじまり、リンビックまで下る5日間の行程です。下りが中心なので、のぼりが苦手な方でも安心です。ファルート以降は標高を1,000m程ぐんぐん下げて行き、インド=ネパール国境をそれ、シッキムとの境に入ります。
途中のゴルケイは谷間を利用した小さな村です。
川をはさんだ対岸はシッキムとなります。
キャンプ地サマンデンは素朴な小さな農村です。 地元の子供も興味津々といった様子でテントをのぞきにきました。
この地域の先住民族のレプチャ族とイエティ(想像上とも実在とも言われる雪男)が戦い、引き分けをしたという伝説が残る場所なのだそうです。標高が低くなるにつれ、民家が増え、その軒先を美しい花々が彩ります。旅の前半は世界に名だたるヒマラヤ連峰を堪能し、後半はインド・ネパールの国境沿いに住む人々の生活を垣間見ることができます。まだ訪れる人の少ない里山を歩いてみませんか。

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エベレスト展望・ゆったりタンボチェトレッキング

ダージリンから行く ゆったり里山ハイキングと8,000m峰四座展望

ヒマラヤ展望のベストシーズン限定。エベレスト、ローツェ、カンチェンジュンガ、マカルーを一度に展望。インド・ネパール国境に位置するヒマラヤパノラマ眺望の地を歩く!

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