北八ヶ岳で雪山登山への第一歩を踏み出そう!
- 日本
2021.11.24 update
この冬はスノーシューと軽アイゼンで国内の雪山登山にチャレンジしてみませんか。
ゴンドラやロープウェイ等を利用出来る至便なアクセス。そしてゆったりリゾート滞在が可能な北八ヶ岳エリアのツアーをご案内します。(写真は全て2021年2月末のもの)
まずは入笠山(1955m)でスノーシュー登山。富士見パノラマリゾートの1050mに位置する山麓駅から1780m の山頂駅へはゴンドラで10 分。入笠山を目指し歩き始めます。圧雪されていない新雪のトレイル上でもスノーシューですと深く沈まず、快適に歩くことが出来ます。広い林道を下り、入笠湿原へ。
急な斜面の直登ではスノーシューに備え付けられているヒールリフターを上げます(弊社レンタルスノーシューの場合)。これだけでふくらはぎへの負担が軽減され、快適に登ります。
この日の山頂はあいにくの天気でしたが、晴れたら富士山をはじめパノラマを存分に楽しめます。下りも楽しいスノーシュー。夏は湿原やお花畑のエリアも冬は雪でふかふか。スノーシューにも慣れてどんどん下り、下山します。
2日目は縞枯山~茶臼山の周遊へ。北八ヶ岳ロープウェイ(ピラタス蓼科スノーリゾート)1771m の山麓駅からロープウェイであっとういう間に2237m の山頂駅に到着です。晴れると南アルプスと八ヶ岳連峰(南八ヶ岳)から中央アルプス、そして北アルプスと白く染まった日本の屋根を存分に望むことが出来ます。
山頂駅から早速歩き出しすぐに現れるのが縞枯山荘。冬でも営業しているありがた~い山小屋です。雨池峠でこの日はスノーシューを装着しました(雪の状況により、軽アイゼンの場合もあります)。
前日の入笠山で足慣らしもバッチリ。コメツガやシラビソ、オオシラビソの樹林帯を登って稜線へ。
時には強風が吹く稜線も冬山の醍醐味。澄んだ空気のパノラマを満喫し、さらにその先にある展望台では南八ヶ岳が迫り、浅間山、金峰山や両神山など奥秩父の山もご覧いただけます。
一旦下り茶臼山へ。茶臼山の展望台で再びパノラマを楽しんでロープウェイ駅まで歩いて周遊コースは終了です。
3日目は雪山入門登山の王道・北横岳を目指します。山頂駅到着後、この日は軽アイゼンを付けて、目の前に広がる「坪庭」から歩き始めました。夏は自然園となる散策路も雪に埋もれています。
取り付き点から樹林帯のジグザグの登りを頑張って登り、山頂手前にある通年営業の山小屋、北横岳ヒュッテに到着。少し休憩して山頂へ。この日も言うことなしの展望でした。
北横岳の南峰(2472m)からすぐ先の最高峰・北横岳北峰(2480m)を往復し、異なる展望を存分に楽しみ、下山します。快晴の2月末のこの日の下山は暑いくらいでした。
今シーズンはさらにもう1日、4日間のツアーとなり、最終日は霧ヶ峰スノーシューを楽しみます。快適な山麓ホテルに泊まり、毎日リフレッシュ。4つの異なる山にらくらくアクセスで登る盛りだくさんの雪山入門登山ツアーです。皆様のご参加をお待ちしております!