大山ブナの森ウォークと三徳山投入堂
- 日本
2022.02.12 update
今回は「大山ブナの森ウォークと断崖の国宝・三徳山投入堂」のコースをご紹介します。
このコースでは伯耆富士と言われる大山を見ながら、鳥取の自然や歴史のある町を巡るコースです。
1日目
まず初日にご案内するのは奥大山にある「木谷沢渓流」。鳥取県内でも水が綺麗なことで有名な奥大山では、約1時間でまわることができる散策道をガイドとともに歩きます。目に映る自然をゆっくりとお楽しみください。
2日目
大山は「神の居ます山」といわれ山岳信仰の霊場として入山が厳しく制限されてきたためブナの森が守られ西日本最大級とも言われています。2日目は朝からブナの森ウォークへご案内します。ガイドの方の話を聞きながらゆっくりと歩いていきます。道中ではブナの巨木を見たり、千年以上の歴史を誇る大山寺を参拝します。自然と大山の歴史に触れることができるでしょう。
午後からは大山をぐるっと車で眺めます。大山の絶景ポイントとして大山の山並みが見ることができる桝水高原や大山南壁を眺める一番のポイント鍵掛峠などを巡ります。
3日目
午前中に向かうのは琴浦町。荒神さんと地元の人から親しまれています神崎神社では本殿の大黒様や葡萄とリスや拝殿向拝の天井に彫られてい龍などその彫刻は必見です。
光町では左官職人が使う鏝で漆喰に様々な模様を描いた鏝絵を見学します。蔵にもよく見られるので、蔵飾りとも呼ばれていますが、光町のように密集しているのは全国的に珍しいことです。
午後は倉吉の白壁土蔵群を散策します。江戸時代から大正時代にかけて建築された古い所商家の町並みや南総里見八犬伝のモデルとなった忠義公と8人の家臣が葬られている大岳院などを巡ります。
4日目
国宝に指定されている三徳山投入堂登山へ向かいます。登山口では、靴チェックがあり、靴底に不備がある場合はぞうりの購入が必要になります。「さんげさんげ六根清浄」と唱えながら登っていきます。
午後は三朝温泉を訪れます。約850年前に発見された古湯・三朝温泉。ラジウム温泉が湧出する手水舎がある三朝神社や株湯を訪れます。足湯もできますので、午前の三徳山投入堂の疲れを取るにもいいでしょう。
5日目
最終日は羽衣伝説が残る湯梨浜町へ向かいます。天女が羽衣を掛けたという伝説が残る羽衣石や、羽衣山上にある羽衣石城跡、一之宮の倭文(しとり)神社を訪れます。
国宝の三徳山投入堂、鳥取の自然や歴史を訪ねてみませんか。