加計呂麻島も訪れる奄美大島と喜界島
- 日本
2021.12.23 update
今回は「加計呂麻島も訪れる奄美大島と喜界島」のツアーで訪れる3島をご紹介します。
1.奄美大島
2021年7月、奄美大島が「奄美大島・徳之島・沖縄北部及び西表島」として世界自然遺産に登録されました。奄美群島は,九州本土の南に点在するトカラ列島と沖縄諸島の間に連なる奄美大島,加計呂麻島,請島,与路島,喜界島,徳之島,沖永良部島,与論島の8つの有人島からなる島々ですが、その中の奄美大島と徳之島は,アマミノクロウサギに代表される希少種を含む多様な生物が生息・生育していることが評価され,世界自然遺産に登録されました。
このツアーでは世界自然遺産にも登録されている金作原原生林での散策とマングローブ原生林でカヌー体験を行います。世界遺産に登録された奄美大島の自然をお楽しみください。
■金作原
亜熱帯植物ヒカゲヘゴが広がる金作原では映画のロケ地としても使用されており太古を思わせる景観が広がっています。高さ10mを越える「ヒカゲヘゴ」や傘替わりにできそうなクワズイモの葉や樹齢150年以上のオキナワウラジロガシなど亜熱帯性特有の植物が茂る金作原をガイドとともに散策します。
■マングローブカヌー
マングローブとは熱帯や亜熱帯などの暖かい地域に育ち、海水と淡水が入り混じる河口に見られる木々の総称です。日本では西表島について2番目の広さを誇る奄美大島のマングローブ原生林。マングローブは潮の干満によって表情を変え、満潮時には、潮がマングローブの水路に満ち、マングローブのトンネルの中へカヌーで入ることができます。また、干潮時は大きく潮が引き、いろんな形のマングローブの根やカニなどの生き物を見ることができます。海水と淡水が入り混じる独特な生態系をお楽しみください。
2.加計呂麻島
奄美大島の古仁屋港から約15分で到着する加計呂麻島。このツアーでは奄美大島の古仁屋から日帰りで加計呂麻島へ訪れます。迫力満点の大きなガジュマル・於斉のガジュマルや諸鈍長浜の海沿いに並ぶ諸鈍デイゴ並木道、昔ノロ(女性司祭)が身を清めたとされている嘉入れの滝など島の自然や神聖な建物「トネヤ」や「アシャゲ」が残る集落など、民俗空間が多く残る加計呂麻島の風景をお楽しみください。
3.喜界島
奄美大島の東約25kmのところに浮かぶ喜界島。隆起サンゴから成り、今でも年間2ミリ程度隆起を続けています。周囲48km、最高所211mの小さな、平らな島ですが、美しい自然や昔から守られてきた伝統や文化など見どころが満載です。今も阿伝集落には防風防潮のためサンゴの石垣が残り、歌舞伎や能などの演目にもなっている鹿ケ谷の陰謀で島流しにされた俊寛の流刑地の説の1つであり、平家落人伝説の残る地でもあります。
ご紹介した3島以外にもアクティビティが含まれ、徳之島や沖永良部を訪れるコースもありますので、ご興味やスケジュールに合わせてお選びいただけます。
世界遺産に登録された奄美大島に訪れてみませんか。