本日はパイユからコボルツェへの行程です。バルトロ氷河のルートは氷河が動いたり崩れたりするため毎年、いやその時によってルートが変わり距離も変動します。今年は氷河の真ん中付近を進み、リリゴ(Liligo)キャプ手前でモレーンに上がりました。
K2・バルトロ氷河トレッキング vol.01 スカルドゥからパイユへ
K2・バルトロ氷河トレッキング vol.02 パイユからコボルツェへ
K2・バルトロ氷河トレッキング vol.03 コボルツェからウルドゥカスへ
K2・バルトロ氷河トレッキング vol.04 ウルドゥカスからゴレⅡへ
K2・バルトロ氷河トレッキング vol.05 ゴレⅡからコンコルディアへ
コンコルディア滞在、K2、ブロードピーク、ガッシャーブルム山群、カラコルムの高峰群に囲まれて
距離にして15キロ、標高3,420mのパイユ(Paiju)から3,834mのコボルツェ(Khoburtse)までの行程で、我々には無理のない行程でしたが、欧米の多くのトレッカーは一気にウルドゥカス(Urdukas)を目指します。
パイユのキャンプ地から北側のブラルドゥ川の川岸を4kmほど歩いたところからバルトロ氷河に上がります。
ブラルドゥ渓谷(Braldu valley)を作り出す、バルトロ氷河から流れ出す水。
背景にトランゴタワーズ(Trango Towers)。
バルトロ氷河上から見たグレートトランゴタワー(Great Trango Tower)、6,286m。トランゴタワーズは世界有数の大岩崖を擁することで知られています。
休憩タイム。
リリゴ(Liligo)を越えてからの景色。バルトロ氷河の向こうにバルトロカテードラル(Baltoro Cathedral)とロブサンスパイア(Lobsang Spire)。
到着したコボルツェ(Khoburtse)のキャンプ地。パイユやウルドゥカスに比べ小さなキャンプ地です。今晩も貸し切りでした。
我々のキッチン。トレッキング中の夕食は毎日18時30分頃と早めです。
夕食も済み、日が暮れたコボルツェのキャンプ地。ポーターさんたちの天幕に明かりが灯りました。そして山も晴れてきました。
左がパイユピーク(Paiju Peak)、右(手前)がウリビアホ (Uli Biaho)。
コボルツェのキャンプ場はトランゴキャッスル (右手)(Trango castle)がの目の前です。
今日も、静かな夜を迎えることができました。
Text & Photo : Mariko SAWADA
Trek Date : Early JUN, 2022
*The altitudes and distances traveled from site to site that are listed, are based on our own measurements and GPS equipment. Please note that these may differ from other reference materials.
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