マクランコースタルハイウェイをクンドマリールに向けて走っていると、道路から見えるヒンゴル国立公園の山並みの中に泥火山 Mud Volcano をいくつか見ることができます。この泥火山もそのひとつ。
泥火山(でいかざん)とは地下深くの泥が地下水・ガスとともに地表に噴出し堆積したものです。「火山」とついていますが火山活動と必ずしも関係があるわけではありません。バロチスタンの沿岸部はアラビアプレートがユーラシアプレートに沈み込んでいます。多くの場合、こういう場所では火山活動が活発なのですが、バロチスタンの場合は泥やガスが噴き出す「泥火山地帯」が出現しました。
その横にも大きな泥火山があります。同じ泥火山ですが、その様相はかなり異なるものです。
歩いてこの泥火山の麓へアプローチ。
11月上旬、今年の1本目のバロチスタンツアーの皆さんと泥火山地帯を歩きました。柔らかい箇所があったりして場所を選んで歩かなくてはならないので時間がかかりますが、泥が作り出した景観は見事なものです。
ところどころに陥没した場所が。まさに泥の氷河のクレパス。
この日は気温が高く、10時を過ぎるともう歩くのが大変でした。とはいっても11月のバロチスタンは季節の変わり目でもあり、朝晩は気温が下がり過ごしやすくなります。
Photo & Text : Mariko SAWADA *一部の写真はドローン撮影です。
Visit : Nov 2019, Hingol National Park, Makran Coast, Balochistan
※パキスタンでの旅行現地手配を承っております。お問い合わせ・ご相談は、西遊旅行/ Indus Caravan へ!
カテゴリ:泥火山 Mud Volcano > ヒンゴル国立公園 > マクランコースト > ■バロチスタン州タグ:Mud Volcano , バルーチスターン , Indus caravan , インダスキャラバン , Chandragup Mud Volcano , マクランコースタルハイウェイ , バローチスターン , チャンドラグプ泥火山 , バロチスタン , バルチスタン , マクランコースト , パキスタンブログ , ヒンゴル国立公園 , パキスタン・ブログ , 泥火山 , パキスタン旅行 , Hingol National Park , パキスタン旅行ブログ