アルバパリエン Arbab Parien のキャンプを出発しようとした時、「クッチ Kuch」は既にシュイジェラブを出発したと聞き、アルバパリエンから少しいった見晴らしの良い場所で「クッチ Kuch」がやってくるのを待つことにしました。
待っていると、昨日村へむかって村人と歩いていた赤ちゃんヤクがパミールに残るお母さんヤクのところへ戻ろうと逆走してきました。村人たちが赤ちゃんヤクを捕まえます。メスのヤクは冬の間、村に戻るグループとパミールに残るグループに分かれるのだそうです。この子のお母さんヤクは村には戻らず、冬をパミールで過ごすのですね。
シュイジェラブ Shuijerab から最初に到着したのは赤ちゃんヤクと雌の小グループ。峠を越えていきます。
続いて羊とヤギのグループが通過していきます。
歩きながらお母さん羊にミルクをもらう赤ちゃん。
パリエンサール Parien Sar の門をくぐって村を目指すヤク。
難所、パリエンベン Parien Benへの下りです。砂煙をあげて下っていくヤクたち。
斜面を下っていくヤクたち。ヤクに近いスピードで駆け降りるシムシャールの村人たち。そして私たちも彼らを一生懸命に追いますが、この傾斜はなかなか怖いものです。
続いてパリエンベン Parien Ben の川渡り。
つり橋を渡るヤギ、羊たち。本日のキャンプ地、ウッチフルズィーン Wuch Furzeen を目指します。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Visit : Oct 2014, Shimshal, Gilgit-Baltistan