印パ国境の続きです。<印パ国境越え・アタリからワガへ はこちら>
国境の門をくぐるとジンナーさんの肖像画をかかげたフラッグセレモニーのスタジアムです。インドとパキスタンの時差は30分。国境で忘れずに時計を合わせ、スーツケースを引きずって歩きました。
振り返ったインド側。続々と人が越えています。ちょうどインドとパキスタンの関係が悪化していた時ですが私が国境にいた短い時間だけでも50人ほどのの往来を見ました。中にはガッツリ国境を撮影していた欧米からのグループ客の姿も。
パキスタン建国の父、ジンナーの肖像画。
ちなみにこの国境は普通は歩いて越えますが、デリー・ラホール間を走る「インド・パキスタン友好バス」は車両を変えることなく、バスが国境を越えていきます。
国境の空いている時間をよく聞かれるのですが、最近はフラッグセレモニーの時間をのぞけば夕方も開いているようです。それでも3時までに国境越えを済ませるのが賢明です。
フラッグセレモニーのスタジアムから出てまっすぐ進むとまもなく右手にイミグレーションオフィス。この付近では「両替」をあっせんする人もいます。
イミグレーションオフィスでは、空港の入国カードとは違いずいぶん詳しく書かなくてはならないA4サイズの入国カードを書きました。(2019年3月現在)
荷物をX線に通し、税関を抜けます。ここからまださらにラホール側に歩いていくと、ようやく出迎えに来てくれた西遊パキスタン支店(Indus Caravan)のスタッフが。ここからラホールまであと1時間です!
Photo & Text : Mariko SAWADA
Visit : Mar 2019, Wagha Border, Punjab