秋の美しい日本を自転車で味わいました。春に続いて2本目の琵琶湖をめぐるサイクリング、そして出雲や宍道湖、境港を自転車で走ることができました。
西遊旅行のサイクリングはのんびりママチャリや折りたたみ自転車、坂があるコースでは電動自転車を使うこともあります。いづれにせよ、競走でもなく、のんびり近所に出掛けるようなノリで美しい景色をめぐり立ち止まり、お店に立ち寄り、風を感じて旅を楽しみます。
琵琶湖、近江をめぐるサイクリングでは美味しいランチが続きました。
近江牛!をまずはご馳走になりました。
近江ちゃんぽん!醤油ベースの食べやすいご当地チャンポン
弁当では鯖寿司弁当、美味しかったなぁ!
話題の木之本宿場のサラダパン。おやつとしていただきました。
観光客もほとんど立ち寄ることのない、高島の乙女ヶ池からサイクリングはスタートしました。
一日目のゴールはマキノのメタセコイヤ並木でした。紅葉までもう少し。たくさんの観光客が訪れていました。
話題の近江八幡のラコーリナではあまりの人の多さに早々に退散しましたが、一度は見てみたい建築です。
彦根城もグルグルとお堀を巡りました。お城めぐりも自転車は最適です。
古い街並みや参道も自転車が楽しい。長浜の黒壁スクエアです。
海のように大きく美しい琵琶湖。琵琶湖から得られる豊かさは計り知れません。
琵琶湖に続いて、米子へ移動。米子では一日目、水木しげるロードのある境港から、なかなか尋ねることの少ない美保関へ。そして舞台を松江宍道湖、そして出雲のサイクリングでした。
一日のサイクリングを終え、皆で眺めた宍道湖の夕日は格別に美しかった。
えびす様の総本山でもある美保神社。なかなか訪ねることのない神社ですが、出雲大社とともに訪ねると、とても演技が良いらしい。
青石畳通りも自転車で抜けます。昔はどれだけ栄えていたのだろうか。想像するだけでワクワクします。
もちろん、境港の市場では美味しい海の幸をご馳走になりました。
出雲宍道湖では片道は自転車をそのまま一畑電鉄に乗せて、片道を自転車で走りました。なかなか楽しい体験でした。
宍道湖畔はサイクリングロードで車を気にせずのんびりと走ることができました。
松江は水の都。自転車でめぐるにちょうどいい美しい街でした。

サイクリング中に立ち寄った出雲そばの名店「平和そば本店」いやぁ、改めて美味しい蕎麦を知りました。
出雲大社駅から再びサイクルトレイン。自転車そのまま改札を通過します。
電車を途中下車して木綿街道の雲州平田。おもがけず、美しくしっとりとした街並みで、自転車があるからこそ立ち寄ることができる場所でした。日本にはまだまだ知らない美しく美味しく、素晴らしい歴史が積み重なった場所があります。そんな場所をまだまだ旅したいなぁ!


京都トレイルには専用のマップとしっかりとした道標があり、迷いやすい場所にはこのように丁寧に表示されています。
京北の山々を見下ろす展望台。派手さはないものの、伸びやかで深い山々が広がります。
昔は筏で材木を運んでいた上桂川。夕刻の空が映り込み、印象的でした。
のんびり田舎道を歩く京北コース。
京都嵐山は京都トレイルの終着地であり、乙訓トレイルのスタート地点でもあります。喧騒の京都から一歩、山に入れば、静かで自然豊かな森が広がるのが京都のトレイルの魅力でもあります。
豊かな照葉樹林が広がる森。鎮守の森として伐採されずに残された森も多い。
一方、北山杉で知られる杉林も人に管理された美しい森。この杉が京都の寺社の建築や街並みに大きく貢献しました。
秋のトレイルは葉っぱも落ちて、サクサクトレイル。視界も効いて好天が続く秋の里山です。
京都北山エリアを西山エリアから望みます。角度を変えて、何度も京都盆地を拝みます。これまで歩いてきたコースを眺める。嬉しくなるトレイルです。
コース中、前半の東山トレイルには多くのシダが生えています。雨で濡れたシダの新芽が美しく、輝いています。
歩きながらよく観察すると植物には水滴が溜まり、雨だからこそ見られる小さな美しい世界がありました。
そして見上げると照葉樹林のスダジイなどの巨樹が枝葉を広げています。鎮守の森とも言える原始的な森が広がっているのも京都トレイルの大きな魅力の一つです。
足元には可愛らしい花びらが無数に広がっていました。
何気ない剥き出しになった木の根も濡れて迫力がましています。

ハイライトの一つ、大文字山。私たちが7日間かけて歩く山々を望むことができます。
新緑の美しい時期に京都の奥、豊かな自然の中を歩きます。
変化のある行程を楽しみます。
さまざまな寺社、史跡など歴史深い、京都ならではのトレイルを楽しみます。




