■ツアー報告 ミヤマキリシマの九重連山を歩く

梅雨の6月前半、九州の山好きが集結する九重連山。山々がピンクに染まるミヤマキリシマ登山です。近年は開花情報が随時得られるため、最新情報と天気を読んで登山できるようになりました。ツアーでは事前に設定しなくてはなりませんので、当たるかどうかドキドキですが、そこが安心の九重。2週間くらいの期間で山により開花時期がズレるので、どこかで必ず咲いているであろう予想で山に向かうことができます。

北大船からのミヤマキリシマと九重連山


ツアー1日目は大雨だったものの、登山の始まる翌日以降はいい天気。さらにシャクトリムシに食われているから今年はいまいちという情報がありながらも、山々をピンクに染める風景を堪能することができました。

ツアーは九州最高所の温泉であり、九州唯一の山小屋でもある法華院温泉に二連泊して、山々を歩きました。ミヤマキリシマで知られる山は平治岳、大船山、三俣山を存分に歩きました。そしてそれぞれの山で全てミヤマキリシマを堪能することができました。

平治岳からのミヤマキリシマと九重連山


ちょっと時期が違うかなと思っていた三俣山でも美しいミヤマキリシマが咲いていました!


九州の方でも見たことのある方が少ない北大船の幻の池。大雨の翌日だからこそ、美しい景色を拝むことができました。


三俣山では翌日に登る予定の由布岳が。かっこいい双耳峰です


九重の北千里。変化あるさまざまな景色の中を歩きました。


由布岳では山頂からの展望は得られませんでしたが、ガスの中の美しい自然林を歩きました。


旅の最後は国東半島をプチトレッキング。信仰と石の文化が混ざり合った、興味深い土地です。

■梅雨明け盛夏の西表島サガリバナ

毎年、6月末から7月にかけてのマングローブ林のサガリバナ。近年ではかなり知られるようになって、西遊旅行でも人気のコースとなりました。

暑い国には暑い季節に、寒い国には寒い季節にというのは日本でも当てはまります。この梅雨あけの沖縄、八重山諸島には美しい魅力に溢れています。

花言葉は「幸福がおとずれる」


サガリバナは夜咲いて、朝に散る1日花。咲いている短い時間に蜂などの虫を呼び寄せるため、夜に咲くと強烈な甘い香りを放ちます。マングローブ林の下流にもただよってくるほどの香りです。

夜明け時刻からポトンポトンと水面に散り始めます。時間が経つと水面を埋め尽くします。カヌーでしか楽しめない、味わえない風物詩。


この時期、晴れると毎日美しい夕景が見られます。ほんとうに綺麗な夕空です。

ギラギラした夏、夏の沖縄はこれがまたいい

■ツアー報告 九州の美景をめぐる撮影旅

GWは九州北部の美景をめぐる旅でした。オホーツク海に面した棚田と夕日。この水を張ったばかりの棚田の光景は日本らしい、原風景です。旅では佐賀の棚田、九州に点在する楠の巨樹、柳川や伊万里の秘窯大川内山などの街並みを歩きました。

旅の後半では舞台を阿蘇熊本、高千穂に移動します。滝の裏側に入りこみ、カーテンのように広がりを見せる鍋ヶ滝。九州随一の名渓、菊池渓谷をじっくり歩きました。旅の最後には日本一の石造りアーチ式通路橋、通潤橋。限られた日にちの15分間だけの迫力ある放水シーンを見学することができました。


昨年に引き続き、長崎県福島、土谷の棚田では見事な夕陽と棚田の夕景を拝むことができました。この季節、気持ちいい海風が吹いて、思い出深い夕刻を過ごすことができました。


呼子から近い浜野浦の棚田。ここには多くの見学人が集まっています。また観光客と地域が一体となって、この美しい棚田を維持しようと活動しています。


九州各地に点在する大楠。この川古の大楠は全国巨木第4位。また近くの武雄神社には第6位の大楠もあり、新緑とともに人々の暮らしを見守り続けている神々しい巨樹を愛でることができました。


今回は日本海に面した佐賀の唐津に連泊。近くには朝市でも有名な呼子があります。もちろん、イカの活き造りをご馳走になりました。今回は各地で美味しいものをご馳走になりました。佐賀牛弁当、柳川のうなぎのせいろ蒸し、熊本の馬刺しなどなど。食も旅の大切な要因の一つです。日本は幸せだなあ!


熊本県小国町の鍋ヶ滝。カーテンのように広がり、流れ落ちる滝。この滝の裏側に入り込むことができます。マイナスイオンをたくさん浴びます。


菊池渓谷では約1時間の遊歩道を3時間近くかけて流れを観察しながら歩きました。さまざまな変化ある流れが楽しい渓谷です。


神々の国、高千穂。真名井の滝。神秘的な滝ですが、たくさんのかたがボートに乗り、渓谷を見上げながら、景観を楽しんでいました。


迫力の通潤橋の放水。貴重なタイミングで見学することができました。

■ツアー報告 春の島サイクリング -八重山の島々、しまなみ海道・ゆめしま海道・とびしま海道

3月、3つのサイクリングコースが実施されました。まずは春の先取り、沖縄八重山の島々をめぐるツアー。ツアーでは石垣島を起点にして、日本最西端の与那国島、最南端の波照間島。そして石垣島から近い黒島、小浜島、竹富島を巡りました。

さらに3月末は日本一人気のサイクリングコース「しまなみ海道」しまなみ海道は尾道から今治まで6つの橋と6つの島を2日間かけて巡りました。

「ゆめしま海道」は箱海といわれ、狭いエリアにぎゅっと瀬戸内の魅力が詰まった島々で渡船や橋を渡り5つの島を巡ります。「とびしま海道」は呉から伸びる島々が橋の開通で繋がった、素朴な暮らしが残っている島々で、御手洗などの重要伝統的建築物群保存地区などがあります。


サイクリングツアーも多くのコースが設定されて、多くの方々に参加いただけるようになりました。これからさらにサイクリングにおすすめのシーズンです。のんびりゆったりとチャリ旅を楽しみましょう!(コンセプトは自転車で回るにちょうどいい島々や街並みを、ママチャリなどでのんびり走ります。スピードや速さを求めるのではなく、旅の手段としての自転車です!)

【発表されているサイクリングツアー】

4/20-23 瀬戸内アートの島のんびりサイクリング

5/15-17 琵琶湖をめぐるサイクリング&サイクルトレイン体験*今年の新コース!

7/5-9 北海道天売島&焼尻島一周と美瑛の丘サイクリング


八重山の島々をめぐるサイクリング

なかなか訪ねることのない黒島は素朴な島で人口の10倍の牛が暮らす島。昔のままの防波堤の上を走りました。自転車ならではの楽しみです。


沖縄の集落を走るのは格別に楽しい。珊瑚の石垣や共同売店、シーサーなどを見ながら走ります。


与那国島には在来の野生馬が多く住んでいて人が近づいても気にせず。美しい海をバックに暮らしています。


やっぱり沖縄の海は最高です!!


しまなみ海道サイクリング

しまなみ海道では6つの橋、6つの島を巡り走ります。サイクリング王国で走行レーンやサポート体制。街ぐるみでサイクリングを受け入れて盛り上がっています。一度は走ってみたいサイクリングコースです。


ゴールは愛媛県の今治。来島海峡大橋は長く巨大な三連の橋。ここを自転車で走れるなんて素晴らしい体験です。


しまなみ海道では一日目、ポニョの舞台、鞆の浦も自転車で巡ります。楽しい小さな漁港を自転車で巡ります。


しまなみ海道のコースでは実は尾道に2連泊してしまなみ海道を走る行程。坂のまち、尾道を楽しみます。


ゆめしま海道&とびしま海道

多くの島々が浮かぶ「多島海(たとうかい)」その中でも箱海といわれる美しい島々が浮かぶゆめしま海道の島々です。具体的には因島、弓削島、佐島、生名島、岩城島などが海を囲んで浮かんでいます。そんな島々を巡りました。


岩城島と生名島をつなぐ岩城大橋は3月20日に開通されたばかり。出来立ての橋を走りました。気持ちいい!


広島風お好み焼きも美味しかったぁ!


瀬戸内の島々のみならず、島巡りは自転車くらいがちょうどいい!

■ツアー報告 6月の花の山旅

4月に入り、山々では花が咲き始め、今、花の山旅真っ盛りです。5月には尾瀬のミズバショウ、屋久島のシャクナゲ。そして佐渡ではトレイルが花で埋め尽くされます。そして6月、九重ではミヤマキリシマ。そうして東北、上信越では高山植物のシーズンに突入です。西表島では楽しみなサガリバナの季節でもあります。7月に入ると北海道やアルプスの花の季節です。梅雨時ですが、本当に毎年毎年、心ワクワクする忙しくも楽しみな季節です。

私、上鶴の2021年春は佐渡のトレイル、ミヤマキリシマそして北海道の花の名山をめぐることができました。


九重のミヤマキリシマは今年も平治岳へ登頂です。西遊の企画では九重のど真ん中、九州最高所の温泉でもある法華院温泉に2連泊して花の山を歩きます。

6月頭から平治岳、三俣山、大船山という順で2週間ほどの期間、どこかが最盛期として花々が咲きます。ツアーではその中で、その時、最も開花状況がいい山を目指して登ります。臨機応変な企画で花を愛でることができます。


そして九州から北海道へ飛びました。北海道ではカンラン岩の花の山、アポイ岳。そして北海道らしい沢を詰め、尾根に登ればお花畑の広がる大千軒岳。またそれぞれ個性ある函館山や恵山にも登りました。

アポイ岳は日高の南端に位置する山で襟裳岬に近い場所。一日目、長い移動で襟裳岬に立ちました。

アポイ岳では五合目までの樹林帯、そして上部のカンラン岩の尾根あるき。その道中では多くの固有種の花々が見られました。頭にアポイ、ヒダカ、サマニという名前がつくものが多い。

アポイアズマギク

ヒダカイワザクラ

アポイタチツボスミレ


そして知られざる花の名山、大千軒岳へ。北海道在住時代、北海道で花のいい山はという話題でいつもこの大千軒岳が話題にのぼっていました。なかなか知名度はないですが、稜線には季節ごとに広大な花畑が広がります。

北海道の山の特徴として、林道を終点まで走り、沢ぞいに渡渉しながらつめていき、最後急登のジグザグ道を登り上がれば、爽快な稜線やカールが広がるというパターンが多くあります。著名な幌尻岳や日高の山々は大体そんなパターンです。その稜線に上がれば野生のヒグマに会うことも多いのですが。

大千軒岳は昔、金の採掘で賑わった山で、多くの金を取る小屋があったということで大千軒岳という名前になりました。そして隠れキリシタンの悲しい歴史のある山でもあります。

今回のこの時期の稜線には可憐なシラネアオイの群落が見られるという狙いでスケジュールを組みました。風がつよいものの稜線には広大に広がるシラネアオイが咲いていました。本当に疲れが吹き飛ぶ景色でした。


そして舞台は函館へ。函館山は観光客にも地元の方々にも愛されている山。戦時中の立ち入り禁止のおかげで、豊かな自然が残り多くのトレイルがあります。四季を通じて楽しみたい山でした。そして恵山へ。

恵山には何度か訪ねたことがありましたが、いつも天気が悪く、この景色を見ることができずにいました。そして今回はいい天気です。迫力ある活火山、その雄大さに感動しました。

山麓から山頂部にはイソツツジが最盛期。美しい白いわたが広がっているように見えます。

アポイ、大千軒、そして函館山、恵山。全ての山々からは広大な海が見渡せました。気分がいい、北海道の山旅でした。

■ツアー報告 九州の美景を巡る旅 棚田と海と渓谷と森と

九州を撮るツアーが終了しました。爽やかな緑と風の美しい季節でした。舞台は北部九州、そして宮崎の高千穂まで足を伸ばす5日間の旅でした。カメラを持つことで視点が広がり、より一層旅を楽しめる!ということをモットーに同じ感覚の旅のメンバーと楽しみました。さまざま想定外のこともありながら、食や文化も楽しむことができました。


「土谷の棚田」大きなテーマだった棚田の東シナ海に沈む夕日と撮影。違う棚田で二度のチャンスを狙いました。一日は見事な夕日と棚田に出会うことができました。


「浜ノ浦の棚田」では夕日は見れなかったものの、農家さんがトラクターで作業していて、いい季節の風情を見ることが出来ました。


二連泊宿泊した唐津、虹の松原のホテルからは海がすぐ裏手にあります。早朝のお散歩でご来光の海の撮影


そして想定外に全員で夢中になって観察、撮影したムツゴロウ。とても美しく愛らしい。時間を忘れ、楽しく撮影することができ大満足。またぜひここには訪ねたい!!(この写真は望遠レンズを持参していた参加者の方の撮影です


佐賀県の武雄にはいくつもの楠の巨樹があります。樹齢は推定3000年。まさに神の木


阿蘇の菊池渓谷や白川水源ではさまざまな水の流れや表情の撮影に挑みました。三脚を使い、一眼レフなどのカメラだからこそ切り取れる写真が楽しい。


世界一のカルデラの大地、阿蘇。外輪山に立ち、広大で雄大な景観を楽しみました。大観峰からの阿蘇五岳、涅槃像です。


広大な景色の中での放牧、阿蘇の赤牛。こんな景色でゆったりと育つと美味しい牛に育ちます。


草千里ではガスがかかってしまいましたが、こんな景色も雰囲気がありいいですね!


旅の最後は神々の地、神話の里、高千穂でした。深遠な独特な空気感のある土地でした。

春の九州の旅、添乗ガイドの上鶴の出身地でもあり、さまざま学生時代から旅してきた土地を改めて皆様と巡ることができたのはとても嬉しいことでした。まだまだ魅力あふれる九州です。またお越しください!

■ツアー報告 沖縄の小さな島々を自転車でめぐる

3月、春の沖縄の島々をめぐるサイクリングのツアーでした。とても過ごしやすい気候で風も気持ちいい。そして花粉症もない沖縄。暑くもなく、一年で最も、日本で今、最も過ごしやすい場所じゃないでしょうか。

今回めぐったのは沖縄本島の周辺の島々、本島より北に位置する伊平屋島、そして伊是名島。そして沖縄市から海に突き出た海中道路を通り、浜比嘉島。フェリーで30分ほどで渡れる小さな二つの島、津堅島と久高島を廻りました。

ツアーではこのような島のレンタサイクルを利用して島巡りを楽しみます。車もほぼ走っていないような島道をのんびりと走りました。ほぼ自転車はうん十年ぶりというかたもすぐに慣れてサイクリングを楽しんでいました。

一日目は海中道路を走ります。沖縄本島から伸びる道路で4つの島が連なっています。両側には美しい海が広がり、沖縄の方々のたくさん訪れる場所です。

自転車らしく、路地に迷い込み、港をうろうろ。自転車でしかできない旅気分を満喫です。

神の島、久高島の小さな港。初めての島へ船にて上陸。毎回、どんな島だろうかとテンションも上がります。

小さな津堅島、唯一の商店兼レンタサイクルのお店。自転車で回り終えると、絞りたてのニンジンジュースでお出迎えしてました。気持ちも一気に島モードです。

神の島、久高島は重厚な趣。近寄りづらいような、そんな雰囲気の場所がたくさんあります。そういう場所は御嶽と言われ、私たちは決して入ってはいけません。

素朴な島には珊瑚の石垣が昔のまま残っています。そんな小さな通りを走れるのも自転車ならではです。

伊平屋島の北端、クマヤ洞窟や前方の久葉山に向かって、爽快な下り道。美しい海がとても印象的でした。

一方の伊是名島は伝統と歴史のある島で、独特で風光明媚な景色が続きます。ここでも全く、車や人には会いませんでした。贅沢なひとときでした。

本島では備瀬集落のフクギ並木の中をサイクリング。沖縄の古き良き集落を垣間見ることができました。

今回、堪能したのは島々のサイクリングのみならず、立派なリゾートのホテルでの滞在、そして毎日美味しい沖縄の食でした。同じ日本ですが、歴史も文化も食も暮らしも全く違う沖縄。まだまだたくさん旅したい沖縄です。

これから春のしまなみ海道とびしま・ゆめしま海道、そして夏のベストシーズンに北海道の天売島や焼尻島、美瑛の丘のサイクリングが続いています!ぜひのんびり自転車の旅をご一緒しましょう。

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■ツアー報告 どっぷり鹿児島の魅力満載のツアー

-屋久島・種子島・大隅半島・薩摩半島をめぐる旅

世界遺産の島、屋久島。そして種子島。大隅半島の先端、日本本土最南端の佐多岬と薩摩半島の先端、長崎鼻。そして桜島を眺める5日間ででした。

屋久島は何度訪ねても感動のある、原始の森が広がる島。魅力はたくさんで、森、渓谷や川、そして海。まるでミニ地球のような世界が広がります。歩ける人も歩けない人も楽しめるナチュラリストにはたまらない島ですが、今回は屋久島のみならず、鹿児島を存分に楽しめたツアーでしたのでご紹介します。


屋久島で3日間、存分に苔むした森や渓谷、海やヤクシカやヤクザルなどを撮影し、そのまま高速船にて種子島に向ました。約170kmもある海岸線は美しく、まるでアメリカ西海岸を走っているような長大なスケールの景観が続きました。

その中でも特に印象深い海岸が種子島の南端、宇宙センター周辺の海でした。海岸は無数にあり、特に竹崎海岸は見事な景観でした。この美しい景観の中に科学の最先端でもある宇宙センターやロケット打ち上げ台などが点在していました。

外国のビーチのような美しい竹崎海岸
宇宙センターのロケット発射台。こんな美しい景観の中にありました。

そして種子島を離れ、大隅半島と薩摩半島をめぐりました。薩摩半島の先端には池田湖、指宿温泉、長崎鼻などギッチリと美しい景観が連なっています。そして何より美しい薩摩富士、開聞岳がどこからでも見ることができます。

イッシーがいるかもしれない池田湖から開聞岳
夕刻は夕日を拝みながら、焼けていく開聞岳と海岸の景観を楽しみました

一方、大隅半島の南端は日本本土の最南端で、日本の果ての美しい景観がありました。岬へ15分ほど歩いてたどり着くと、やはりそこには開聞岳が望めました。断崖の上に立つ爽快な岬です。

佐多岬からも海越しに開聞岳が。まるで伊豆から富士山を眺めているようです。

そして鹿児島を見守る、生きている山、桜島。噴煙をあげています。地球の鼓動を感じる鹿児島の旅でした。


さらに今回は美味しい海の幸三昧。驚きの安さと美味しさ。このためだけにまた鹿児島を訪ねてもいいというほどの感動でした。日本の旅は本当に豊かです。

佐田岬にほど近い佐多の街の食堂にて。これは感動的な海鮮丼でした。
鹿児島の港の食堂でいただいた首折れサバ。新鮮そのものでこれがサバ??という食感と美味しさ!
屋久島ではもちろん、飛魚を堪能!
地元食材がぎっちりの屋久然料理

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世界に誇る海と森と水の島 屋久島へ行こう!

何度でも、行けば行くほどハマる島。屋久島。何度行っても、飽きることはなく、新たな発見もある屋久島です。1度行っただけで、もう終りなんてもったいない世界遺産の島です。この一周100kmほどの島に凝縮された魅力は海、山や森、そして水の循環。そして亜熱帯から亜寒帯まで日本の植生をギュッと垂直に網羅している自然です。

西遊旅行では多くの屋久島のツアーを作っています。特にじっくりと撮影できるこのコースの紹介です。

12/5-12/9「世界遺産屋久島と種子島&薩摩・大隈半島の森と海と渓谷を撮る」←間もなく催行です。残席あり。GOTOキャンペーン中!特にゆったりと撮影に時間を割いて、場所を選定しているツアーです!

他にも 「徳之島も訪ねる奄美大島・屋久島 自然観察の旅」「奄美群島自然満喫 奄美大島&屋久島ネイチャートレッキング

そしてどっぷり山を歩く「洋上のアルプス宮之浦岳縦走と屋久島自然満喫」などのツアーもございます!


気候と水に育まれた巨樹と苔の森

屋久島の海岸側は南の島らしく、亜熱帯の植物が自生しています。その中でも目を引くのは「ガジュマル」多くのワイルドで野性味あふれるガジュマルが自然そのままの姿を残しています。観光地になっている場所も多くありますが、中でもとっておきのガジュマルの森などにご案内し、じっくりその世界に浸ります。


屋久島は小さな地球 水の循環を体感!

屋久島には多くの滝や渓谷が流れています。海に囲まれ、その水蒸気が雨になり、島に降り注ぎ、その雨が川となり滝となり、そのまま海に流れ込みます。その豊かな循環で豊かな森や海が育ちます。数ある渓谷の中でも最も見学しやすく、豊かで、魅力あるのが白谷雲水峡です。苔むした森と豊かな水の流れを時間をかけてじっくり堪能できることでしょう。


黒潮の豊かな海

黒潮の海に囲まれた屋久島。春にはウミガメの産卵も見られます。山や森だけでなく海も魅力の屋久島。ツアーでは砂浜の広がる永田浜で宿泊し、夕方や朝の海を堪能します。裸足になって、存分に豊かな海のミネラルをいただきましょう。


人2万、鹿2万、猿2万

人2万、シカ2万、サル2万といわれる屋久島。小柄でとても可愛いヤクシカやヤクザルにもたくさん出会います。西部では逃げも隠れもしないシカやサルに多く出会います。

島らしく、ヤクネコも!

サガリバナの西表島

夕方に咲いて、朝には散ってしまう、幻の花と言われるサガリバナ。この花は沖縄地方の梅雨明け頃6月末から7月前半にかけてマングローブの森に咲く。

まずは花の美しさ。下流まで漂う甘く不思議な香り、そして花びらが水面に落ちた時に響く音。目、鼻、耳で味わえるサガリバナです。

そんなサガリバナの季節に西表島を訪ねるツアーを作っています。マングローブ林に咲くサガリバナを見るには、花が散ってしまう前に行く必要もあり、早朝、カヌーに乗ってマングローブの川を遡る必要があります。

このように時間が経つと美しく甘い香りの花が水面にたくさん浮かび、その中をカヌーで進みます。
朝の時間が過ぎて花がどんどん散ると水面いっぱいにサガリバナは敷き詰められます。
サガリバナはこのような房がぶら下がるような花で、順を追って花が咲き、咲いた花は翌朝には落ちてしまいます。

世界でもカヌーでこのように手軽に見れる場所は少ないでしょう。貴重な体験を西表島で!

6/26発 サガリバナの西表島と沖縄本島やんばるの森