■ツアー報告 花花花!島の縦走路 佐渡島 ドンデン山から金北山とアオネバ渓谷

5月、GW後半から5月半ば、毎年訪ねている佐渡島。この日本一大きな島(沖縄本島を除く)の大佐渡山脈の最高峰金北山とドンデン山周辺にはとても多くの花々が咲き乱れます。日本の縦走路でも屈指の花の登山道です。今年も訪ねることができて幸せでした。


ここで象徴される花はオオミスミソウ(雪割草)、そしてカタクリとシラネアオイの大群落。そしてそれだけではなく多くの花々に出会うことができます。今回見られた花々です。たくさんありますが、漏れている花も多くあります。

オドリコソウ、キクザキイチゲ、ニョイスミレ、ニリンソウ、ヒトリシズカ、ミヤマカタバミ、サンカヨウ、ホウチャクソウ、クルマバソウ、シャガ、ズダヤクシュ、チゴユリ、ユキザサ、オオハナウド、オオバギボウシ、フキノトウ、エチゴキジムシロ、ミヤマキケマン、テンナンショウ、ヤマトグサ、コケイラン、ツクバネソウ、エゾエンゴサク、カタクリ、オオタチツボスミレ、タチツボスミレ、スミレサイシン、シラネアオイ、シロナバシラネアオイ、ニシキゴロモ、ミヤマオダマキ、オオミスミソウ(ユキワリソウ)、ショウジョウバカマ、オオイワカガミ、トビシマカンゾウ、ウスバサイシン、エンレイソウ、ザゼンソウ、ヤマトリカブト、オオカメノキ、アラゲヒョウタンボク、ヒメアオキ、オオヤマザクラ、タムシバ、イタヤカエデ、オニグルミ、タニウツギ、フジ、オオバクロモジ、レンゲツツジ、ハマナス、エゾユズリハ、ウラジロヨウラク、ハクサンシャクナゲなど

縦走路も海が見え、佐渡島全体を見渡すことができる爽快な登山道をアップダウンを繰り返し歩きます。

シラネアオイの群落。こんな株が次々に登山道脇に現れます。ロングコースの縦走路でも花々に励まされ、疲れも低減されます。

希少なシロバナのシラネアオイも!

カタクリも飽きるほど、ずーと登山道に咲いています。

淡いなんとも言えない色のショウジョウバカマ

多く見られるイワカガミですが、佐渡はオオイワカガミです。

美しい模様と色のニョイスミレ

美しいサンカヨウの花

ヒトリシズカもたくさんたくさん見られました

ニリンソウも群落がずーと続いています。

オオカメノキの花もよく見るととてもかわいい!

ミネザクラもまだまだ咲いていました。

雨上がりの水滴も印象的!

こんな世界があるからネイチャーフォトはたまりません!

バイケイソウの葉も美しいデザインです。

大野亀ではトビシマカンゾウも咲いていました。まだまだ数株でしたが、ここの全盛期のトビシマカンゾウはぜひ見てみたい!

美しいブナの森も広がります。春の花の時期はもちろんですが、紅葉の季節もとても美しいでしょう。

実は巨樹でも知られる佐渡の山中です。金剛杉をはじめ新潟大学の演習林などでは多くの知られざる杉の巨樹が点在しています。またツアーでも企画するかも!ぜひ巨樹めぐりで佐渡を訪ねてみたいですね。

■ツアー報告 残雪の北アルプス 涸沢と立山室堂を歩く

残雪の多く残る北アルプス人気の2大エリア。

上高地を起点とした、穂高連峰や槍ヶ岳エリア。そして立山黒部アルペンルートの室堂平を中心として剱立山連峰。その二つの雪が多く残るエリアを歩きました。山中ではアイゼンを装着し、安全に学習しながらそれぞれの景観を楽しみました。


■上高地から涸沢へ。涸沢からの穂高連峰(前穂高、奥穂高、北穂高)

涸沢ヒュッテで迎える朝。正面には朝日が当たる北穂高岳や涸沢小屋が見られます。様子は完全にまだまだ雪山です。雪崩の跡も見られます。紅葉時にはとくに混み合うことで有名な人気の涸沢ヒュッテですが、ほぼ貸切状態で贅沢な滞在を楽しみました。
ガスがかかり何も見えなかった初日から夜には星空が見え、朝から快晴!朝日が山々に当たるモルゲンロードを楽しみました。写真の山は奥穂高岳と前穂高岳につながる吊り尾根です。
朝日は屏風の耳と屏風の頭から出てきました。太陽が出ると急激に暖かくなります。
涸沢ヒュッテ山頂直下。紅葉の美しいこの周辺も、樹々は完全に雪の下で雪解けを待っています。ぜひ、夏山、紅葉、そしてこの雪に覆われた景観を見ていただきたいと思いました。

■立山黒部アルペンルートで室堂平へ。立山三山や大日岳の大パノラマ

舞台は変わり、富山県、立山連峰です。アルペンルートを利用し、誰でも簡単に訪ねることができる場所。ここでも晴天に恵まれて大パノラマを堪能。みくりが池温泉でゆっくりと過ごしました。
この日も大日連峰越しに日本海に沈む夕日を山小屋のテラスから堪能することができました。地獄谷からはモクモクと噴煙が上がっています。
最後は雪の大谷を散策、高々とした雪の壁を眺めながらのウォーキングでした。

ご参加いただいた、竹原様撮影、涸沢での星景です。見事に美しい星空でした。私も撮れば良かった。。。。寝過ごさず山小屋で星を見たい人。その方法は寝る前にトイレに行かないことです。そうするときっと夜中にトイレに行きたくなりますので、星空が見られますよ!!

■ツアー報告 九州の美景を巡る旅 棚田と海と渓谷と森と

九州を撮るツアーが終了しました。爽やかな緑と風の美しい季節でした。舞台は北部九州、そして宮崎の高千穂まで足を伸ばす5日間の旅でした。カメラを持つことで視点が広がり、より一層旅を楽しめる!ということをモットーに同じ感覚の旅のメンバーと楽しみました。さまざま想定外のこともありながら、食や文化も楽しむことができました。


「土谷の棚田」大きなテーマだった棚田の東シナ海に沈む夕日と撮影。違う棚田で二度のチャンスを狙いました。一日は見事な夕日と棚田に出会うことができました。


「浜ノ浦の棚田」では夕日は見れなかったものの、農家さんがトラクターで作業していて、いい季節の風情を見ることが出来ました。


二連泊宿泊した唐津、虹の松原のホテルからは海がすぐ裏手にあります。早朝のお散歩でご来光の海の撮影


そして想定外に全員で夢中になって観察、撮影したムツゴロウ。とても美しく愛らしい。時間を忘れ、楽しく撮影することができ大満足。またぜひここには訪ねたい!!(この写真は望遠レンズを持参していた参加者の方の撮影です


佐賀県の武雄にはいくつもの楠の巨樹があります。樹齢は推定3000年。まさに神の木


阿蘇の菊池渓谷や白川水源ではさまざまな水の流れや表情の撮影に挑みました。三脚を使い、一眼レフなどのカメラだからこそ切り取れる写真が楽しい。


世界一のカルデラの大地、阿蘇。外輪山に立ち、広大で雄大な景観を楽しみました。大観峰からの阿蘇五岳、涅槃像です。


広大な景色の中での放牧、阿蘇の赤牛。こんな景色でゆったりと育つと美味しい牛に育ちます。


草千里ではガスがかかってしまいましたが、こんな景色も雰囲気がありいいですね!


旅の最後は神々の地、神話の里、高千穂でした。深遠な独特な空気感のある土地でした。

春の九州の旅、添乗ガイドの上鶴の出身地でもあり、さまざま学生時代から旅してきた土地を改めて皆様と巡ることができたのはとても嬉しいことでした。まだまだ魅力あふれる九州です。またお越しください!

■ツアー報告 京都トレイル一周7日間 – 夏山登山へのトレーニング山行を考える!

京都の盆地をぐるりとめぐる山旅「ぐるっと京都一周トレイル83km完全踏破」が無事に7日間歩ききり終了しました。毎日晴天で京都の街からちょっと外れるだけで、静かな森や里山、尾根道が続くトレイルを歩いていました。


ぐるっと京都一周トレイル83km完全踏破」4/29発、5/20発 ともに催行決定、空席あり。まだ間に合います!

今回のこの時期のコース、7日間歩くことによって、かなり夏山に向けての体が出来上がったように思います。そのことを書きましょう。


言ってみればプロ野球選手のキャンプのような身体作りが、夏山の縦走やロングトレイルを歩こうと思っている方には必要だということです。

山は行きたいと思う山に誰でも行けるわけではなく、自分の体力や登山経験などに相当した山行でなくては行けません。また登山は自分で歩くしかないので、バテるのも自分、痛い目に遭うのも自分。余裕を持って楽しめるのも自分です。せっかくの山行、楽しむために準備をしましょう!

なので、夏の縦走やロングトレイルに申し込み、参加を希望されている方は必ず、相応の準備をしなければなりません。


特に今年はコロナ禍で運動不足、山行も思うようにできていないかもしれません。そのままアルプスや数日にわたる山行に参加したらどうでしょう。バテてしまったり、場合によっては途中離断などもあり得ます。なので、ぜひ大きな山行前には別の山に何度か出向き、身体を作って欲しいのです。また梅雨に入ればトレーニングや山行も少しやりにくくなりますので、5月のうちに一気に「身体を作る」という感覚が必要なのです!


そこでおすすめしたいのが梅雨前の5月の京都トレイルのツアーです。7日間という長い日程ではあるものの

・毎日、日帰り登山を繰り返す(荷物が少なくて済む。また一日長くても6時間程度の登山)またホテルのベットで毎日、休養ができます。移動時間が短いのも京都らしい。

・毎日、大浴場(準天然光明石温泉)付きのホテルに泊まりリラックスできます。

・毎日、自分で昼食と夕食を体調に合わせて選んで食事ができる(山の栄養学もお教えします)

・日々の疲労を少しでも低減させながらも、確実に脚力や登山力がついていきます。


長い日程ながら身体への負担を少なくして、山行トレーニングとして山旅を楽しむことができます。もちろん、山旅としてもとても充実でいいコースなのですが、こういう視点でもおすすめしたいコースです。

ハイライトの一つ、大文字山。私たちが7日間かけて歩く山々を望むことができます。

新緑の美しい時期に京都の奥、豊かな自然の中を歩きます。

変化のある行程を楽しみます。

さまざまな寺社、史跡など歴史深い、京都ならではのトレイルを楽しみます。

■ツアー報告 瀬戸内の島々を自転車で巡る旅

瀬戸内の島々を自転車で巡りました。島々は本来、渡船やフェリーでいくつもの航路があり、船が島民の足でした。通勤でも通学でも船ありきの生活。その島々を近年、島民念願の橋がどんどん通じて、私たちでも楽しめるようになりました。

船と橋を使いながら自転車で島々を巡る旅。島旅は海風を感じ、島暮らしを垣間見るには自転車が一番です!それぞれ「海道」というネーミングで親しまれていて、私たちも旅情を感じます。

「しまなみ海道」は尾道-向島-因島-生口島-大三島-伯方島-大島-今治

「ゆめしま海道」は因島-生名島-佐島-弓削島-岩城島をぐるり周遊

「とびしま海道」は下蒲刈島-上蒲刈島-豊島-大崎下島-平羅島-中ノ島-岡村島をめぐります。

今回、6日間にて島々めぐりです。まだまだ行ったことのない島もあるので、瀬戸内の島めぐりはこれからもたくさん楽しめるひとつのテーマですねぇ!


今回の旅では起点となる、尾道、今治、さらに鞆の浦や瀬戸田、江戸時代からの街並みを残す御手洗など瀬戸内の町も自転車で巡ることができました。

大崎下島の御手洗の集落。本来、橋の繋がっていない昔からの漁港で交易で栄えた集落。橋が繋がっていなければ、私たちも行く機会がなかったかもしれないですね。

朝、坂のまち、寺のまち、尾道を散策しました。坂と港の街で暮らす。憧れます。

宿泊した因島のホテルにはまだまだ桜も咲いていて、こんな朝の絶景を拝むことができました。


好天に恵まれた今回のサイクリング。いくつもの個性ある橋を走りました。ひたすら美しい海を眺めながらのサイクリングです。島の道は車も少なく、自由に写真も撮りながら走り抜けます。渡船に乗り込み、次の島へ。ワクワクします。

身体を使って島々を感じて、船と橋を駆使しての瀬戸内の島旅でした。

次は北海道の海と丘を巡る人気のサイクリングが計画されています。今回で3度目の実施となります。ぜひ夏の北海道を自転車で走り抜けましょう!

7/7発 北海道・天売島&一周と美瑛の丘サイクリング

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■ツアー報告 山梨のサクラと富士を撮る!

日本人の誰もが好きなサクラ、そして富士山。その二つをテーマに山梨をめぐるツアーが終了しました。桜の撮影では開花状況など毎年違うのでどうなることかと思いながらも、楽しく充実の2日間でした。


まずは富士五湖を回ります。河口湖、西湖、精進湖。そして夕刻の本栖湖へ。あまりにも天気がいい1日で雲もなく、写真撮影としては贅沢な悩みでした。
夜明け前から日蓮宗総本山、身延山久遠寺へ。しだいに空があかるくなり幻想的なしだれ桜がうかびあがります。5時半、巨大な鐘が突かれ、朝のお勤めもはじまりました。私たちも身が引き締まる気がします。
久遠寺の枝垂れ桜。しだいに朝日があたりはじめ、その姿があらわになってきました。いつまでも咲き続けてほしい老サクラです。
身延山エリアのとっておきの枝垂れ桜。うつくしい姿と背景の山々のコントラストが美しい
身延から韮崎、ワニ塚のサクラへ。例年では身延の桜とワニ塚の桜は10日以上開花に差があるため、旅行プランには入れることができませんでしたが、開花状況をしらべると満開!これは行かねばということで立ち寄りました。土曜日ということもありたくさんの見物の方が訪れています。山梨が誇る美しい一本桜です。
地元の人たちに愛されている一本桜。この桜は幻想的なライトアップもされています。また来年、会いましょう!

■ツアー報告 沖縄の小さな島々を自転車でめぐる

3月、春の沖縄の島々をめぐるサイクリングのツアーでした。とても過ごしやすい気候で風も気持ちいい。そして花粉症もない沖縄。暑くもなく、一年で最も、日本で今、最も過ごしやすい場所じゃないでしょうか。

今回めぐったのは沖縄本島の周辺の島々、本島より北に位置する伊平屋島、そして伊是名島。そして沖縄市から海に突き出た海中道路を通り、浜比嘉島。フェリーで30分ほどで渡れる小さな二つの島、津堅島と久高島を廻りました。

ツアーではこのような島のレンタサイクルを利用して島巡りを楽しみます。車もほぼ走っていないような島道をのんびりと走りました。ほぼ自転車はうん十年ぶりというかたもすぐに慣れてサイクリングを楽しんでいました。

一日目は海中道路を走ります。沖縄本島から伸びる道路で4つの島が連なっています。両側には美しい海が広がり、沖縄の方々のたくさん訪れる場所です。

自転車らしく、路地に迷い込み、港をうろうろ。自転車でしかできない旅気分を満喫です。

神の島、久高島の小さな港。初めての島へ船にて上陸。毎回、どんな島だろうかとテンションも上がります。

小さな津堅島、唯一の商店兼レンタサイクルのお店。自転車で回り終えると、絞りたてのニンジンジュースでお出迎えしてました。気持ちも一気に島モードです。

神の島、久高島は重厚な趣。近寄りづらいような、そんな雰囲気の場所がたくさんあります。そういう場所は御嶽と言われ、私たちは決して入ってはいけません。

素朴な島には珊瑚の石垣が昔のまま残っています。そんな小さな通りを走れるのも自転車ならではです。

伊平屋島の北端、クマヤ洞窟や前方の久葉山に向かって、爽快な下り道。美しい海がとても印象的でした。

一方の伊是名島は伝統と歴史のある島で、独特で風光明媚な景色が続きます。ここでも全く、車や人には会いませんでした。贅沢なひとときでした。

本島では備瀬集落のフクギ並木の中をサイクリング。沖縄の古き良き集落を垣間見ることができました。

今回、堪能したのは島々のサイクリングのみならず、立派なリゾートのホテルでの滞在、そして毎日美味しい沖縄の食でした。同じ日本ですが、歴史も文化も食も暮らしも全く違う沖縄。まだまだたくさん旅したい沖縄です。

これから春のしまなみ海道とびしま・ゆめしま海道、そして夏のベストシーズンに北海道の天売島や焼尻島、美瑛の丘のサイクリングが続いています!ぜひのんびり自転車の旅をご一緒しましょう。

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春です。桜の島々、サイクリング!

西遊旅行のサイクリングツアーもすこしづつツアーも充実。ご参加のお客様にも楽しんでいただいています。これから春のサイクリングに最適なシーズンがスタートです。

サイクリングというと、サイクリングウェアで走り、きついんでしょ?といわれることがありますが、西遊のサイクリングは普段の動きやすい服装で手軽に町や田舎道、車のほとんど走らないような場所をのんびりと「ママチャリ」で走ります。

ですので、自転車に乗れる方であれば誰でもご参加できますし、自転車でないと味わえない、見れないような場所をめぐります。

日本のサイクリングコースのなかでも、一番人気の高いしまなみ海道ととびしま海道のサイクリング。この二本のコースは春のサイクリングとしては特におすすめです。催行間近。そろそろ春の旅にいかがでしょうか

4/2-4 春のしまなみ海道サイクリングと尾道&鞆の浦をめぐる旅

4/5-7 とびしま・ゆめしま海道と御手洗まちなみサイクリング&積善山三千本桜ハイキング

こんな普段、行くことのないような港町をきょろきょろしながら走ったり。
きちっと整備された道を海をみながら走ります。
とにかく多くの橋をわたる瀬戸内のサイクリングは安全で気持ちいい。

■ツアー報告 冬の東北をめぐる旅

2月、厳冬の東北をめぐる7日間のツアーが無事に終了しました。
旅は青森から北上し、下北半島。そして八甲田山から荒々しい日本海を南下。秋田県を越え、山形へいたる旅でした。冬の美しい広大な自然、日本の原風景ともいえる美しい寺社。みちのくの温泉に泊まり美味しい海の幸もたくさんいただきました。西遊らしい7日間の冬の東北の旅でした。

7日間の旅では嵐もあり、ホワイトアウトなど厳しい冬も経験し、大自然の移ろいがありました。旅の後半は晴天がつづき、暖かくなり春の気配もたっぷり。長い日程だからこそ感じることができる7日間でした。


八甲田山ではロープウェイでの樹氷散策を1日あけて2度のチャンスを作りましたが、二度とも悪天により運休。残念でしたが、なかなか冬の厳しさも味わいました。八甲田のブナの森は、私は日本一と思っていて、二次林から巨樹が続く原始の森もあり、ほんとうに四季折々に楽しめます。誰も居ないブナの森をみなさんに歩いて体感していただけたのはうれしかった!
青森ねぶた。祭りにいかずとも「ワラッセねぶたの家」という駅前の施設で圧巻で驚嘆のねぶたをたくさん見ることができます。これぞ日本伝統芸能の祭りだと思います。ほんとうの祭りにも見に行きたいですね。
下北半島や日本海沿岸の冬の漁港は厳しい。そんななかでも人々の営みが見られます。
昨年春から何度か宿泊した五能海岸の不老ふ死温泉の露天風呂。荒れた強風の中の露天風呂はきっといい思い出になるでしょう!
五能海岸の驫木駅(こんな漢字しらなかった!)
荒々しい海岸線。こんな景色がずっと続きます。驚いたあのは海の青さ。沖縄のようなエメラルドグリーンの海もありました。
八甲田山の山上に行くことができなかったので、代案として森吉山に足を伸ばしました。美しい白銀の世界に感動しました。
森吉山の山上あるき。登山靴や雪靴であるける貴重な場所。じっくりと時間をかけて思う存分、雪上世界を楽しみました。
日本一深い湖、田沢湖へ。深さは423mにもなります。ちなみに2番目は支笏湖、3番目は十和田湖です。すべてカルデラ湖ですね。
楽しみにしていた乳頭温泉、鶴の湯もこんなに豪雪。この中で美味しい食事をご馳走になり、温泉三昧でした。幸せ幸せ。冬季営業にも頭がさがります。お世話になりました。
冬に訪ねたかった国宝、羽黒山の五重塔。直前まで雪がふり、朝の観光客もいない時間に訪ねました。しずかな凛とした空気感がたまりませんでした。
巨大な杉並木の中に立つ五重塔。室町時代初期、もしくは鎌倉時代末期の建築物といわれます。
五重塔に行くときは雪が多く降っていました。この雰囲気もよかったなぁ
絵になる温泉街、雪の銀山温泉にも立ち寄り散策です。次はここに泊まってみたい!
山形に移動し、いよいよ蔵王に。夕方とライトアップを楽しみ、朝にも再び山上へ向かいました。この真っ白な山上が見えだすと、テンションがあがりますねー。
ロープウェイからの景色も広大で美しい!
蔵王では明るいうちに山上に登り、夕日を眺め、ライトアップまでじっくり時間を割きました。山上の日本海方面に沈む夕日。貴重なサンピラー(太陽柱)が見ることができ、ダイアモンドダストや彩雲も!自然が織りなす雄大なショーを味わうことができました。感動!
蔵王からは飯豊や朝日の大山脈、月山や鳥海山も望むことができました。一冬に何度かしかないような晴天の日でした。
旅の最後は立石寺、通称山寺へ。冬の山寺はほんとうに登れるか、行って雪や凍結の状況をみなければなりませんでした。雪や凍結もあるものの、いい天気で観光客の方々もちらほら。みなさん、足元は万全の装備でしたので、用心深く注意して山上に行くことができました。
山寺の五大堂でもあたたかく、春の気配を感じながら、登拝することができました。

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■ツアー報告 下北半島の寒立馬

下北半島にいます。まだまだ2月、厳冬の季節です。ツアーは八甲田山の樹氷や蔵王の樹氷。そして下北半島を巡ります。下北半島では厳しい冬の寒立馬を見ることができます。昨日の午後、そして今日の朝。可愛く、たくましく、大きな馬たちに会ってきました。

吹雪の合間の晴れ間、いつも以上に活動的に動き回っていました。

巨大な体を揺らしながら近づいてきます。少しビビります。が、攻撃的ではありません。

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