■ツアー報告 冬の信州を撮る

2022年ツアーの始まりは美しい冬の信州をめぐるツアーでした。

このツアーでは地獄谷の猿(温泉に入る猿)と志賀高原、王ヶ頭ホテルに泊まって美ヶ原を満喫、霧ヶ峰や北八ヶ岳から樹氷や富士山を撮るという3つのパートに分かれているツアーでした。

冬の景色は一日ずれるだけで大きく変わります。どんな景色に出会えるか毎回楽しみな撮影のツアーです。


地獄谷の温泉猿に会う

ツアーは長野駅に集合し、人気の地獄谷野猿公苑へ。外国人に人気の場所ですが、ゆっくりと見学することができました。

家族の愛に溢れる猿たちです。


いい湯だなぁ


天気のいい日でしたので、あまり温泉には入ってくれなかったですが、お猿たちにはたくさん会えました。


志賀高原へ

スキーリゾートエリアとしても有名な志賀高原。なのでアクセスも容易です。標高を変えながら多くの池が点在し、樹木も白樺やダケカンバ、アオモリトドマツとどんどん変化していきます。宿泊は名湯の熊の湯でした。

多くの湖は凍りついていますが、その上に小動物の足跡や木々の影が美しい光景を醸し出してくれていました。


湖面には様々な紋様が現れます。面白い!


自然の豊かな森が広がる志賀高原。スノーシューなどで自由自在に歩き回りたい!


絶景三昧、ヶ原山上王ヶ頭ホテル!

ホテルの専用バスで、標高2034mの山上に立つ王ヶ頭ホテルへ。予約がとりにくく、ホスピタリティの高い人気のホテルです。山上に向かった日は大雪でこんなに雪が降り積もることはなかなかない。というほどでしたが、翌朝には天気は好天、木々には霧氷がついて、美しい高原の景色を存分に撮影することができました。

ホテルの目の前からご来光を拝みます。雪面がピンクに染まり美しい!


木々には霧氷がついて純白の世界が広がっていました。朝、予定より2時間多く確保してとって、山上の撮影を楽しみました。


林道をゆっくり歩きながら集中して撮影を楽しみました。


美しく広がる樹氷の森


王ヶ頭山上、鉄塔も凍てついています。


ホテルの窓には氷の華が美しい!


霧ヶ峰、蓼科高原へ

大満足の美ヶ原での朝を終え、次の舞台は霧ヶ峰高原。夕刻は富士山をのぞみ、朝はダイアモンドダストやサンピラーを狙いました。残念ながらサンピラーやダイアモンドダストは望めませんでしたが、富士山の展望や樹氷、氷の世界など堪能することができました。

夕日に照らされる富士山。カラマツの並びが美しい。


八ヶ岳連峰も夕日に照らされています。


朝、霧ヶ峰高原から富士山と朝焼けを堪能しました。


ロープウェイを利用し北八ヶ岳へ。雪も多く降り続いていましたが、樹氷が美しく、なかなか味わえない豪雪を楽しみました。


立ち寄った御射鹿池の小川では美しい氷の渓谷に出会い、興奮して撮影を楽しみました。


これから3月にかけて北海道や東北、信州などで美しい冬をめぐるツアーも多く設定されています。ぜひなかなかお目にかかれない冬の美景をめぐりましょう。

春のおすすめ撮影ツアー

2022/3/28発 4日間
身延の桜と伊豆半島からの富士山めぐり&三ツ峠・富士五湖を撮る

2022/4/30発 5日間
九州の美景を撮る 東シナ海に沈む夕陽と棚田、阿蘇の渓谷と名瀑めぐり

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■ツアー報告 師走の恒例、ダイアモンド富士と富士山をめぐる

この時期、晴天が続く山梨県。その山梨で今年最後のツアー、ダイアモンド富士を狙い、富士山をめぐるツアーでした。ダイアモンド富士のツアーも今年で3年目になりました。

今年の富士をめぐる3日間も晴天続き。晴天すぎて、写真的には面白くない!という声も。贅沢な悩みです。


スカーンと晴れた富士。今年は富士山の雪も多くついていて、絵になります。まずは精進湖より


夕刻は本栖湖がおすすめ。夕焼けで美しい静寂の富士が眺められます。


ツアー1泊目は三つ峠の山上に宿泊します。ワイルドなジープに乗り込み、絶景の山上へ


この日は満月に近かったため、星はあまり見られませんでしたが、月明かりに浮かび上がる富士がはっきりと見られました。


三ツ峠からの朝も朝焼けで始まりました。


翌日は山中湖方面へ。パノラマ台からススキ原と富士山。散策しながら、のんびり撮影を楽しみました。


そしてダイアモンド富士の撮影。ダイアモンド富士は夕方、富士山の東側に立ち、富士山に沈む太陽を撮る「沈むダイアモンド富士」と西側に立ち「昇るダイアモンド富士」を連続で撮影します。撮影にはコツというか手順がありますので、何度もその手順を確認して失敗のないように挑みました。

このような自然現象に会うときはきっと興奮します。その興奮と感動は大切ですが、一方、冷静に落ち着いてシャッターを切る必要があります。


二度のダイアモンド富士も文句なしの天気で大満足でした。


旅の最後は秘湖、四尾連湖へ。宿泊した水明荘を起点にフォトハイク。神経を集中させて、自分だけの被写体探しがとても楽しい。


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京都のトレイルを歩く– 京都一周トレイル・京北トレイル・乙訓トレイル

京都のトレイルツアーが盛り上がっています!

・ぐるりと京都盆地を囲んで東山、北山、西山の山々が連なっています。その山々をつなぐトレイルが整備されている「京都一周トレイル」83.3km

・京都の北部、歴史の周山街道を中心として一周できる「京北トレイル」48.7km

・一周トレイルからさらに南に天王山、大山﨑まで伸びる「乙訓トレイル」34.8km


西遊旅行でもこの3つのコースを複数回実施することができました。それぞれ個性あるトレイルでこの3コースを完遂されたお客様もいらっしゃいます。とても嬉しいことです!!

京都一周トレイルは日が長い時期にしか設定できないですが、京北や乙訓は11月の秋のシーズンは歩きやすく、紅葉も美しく最高でした。

再び、2022年春、桜の時期にもこの3コース設定予定です。2022年の桜は京都で楽しみましょう。


京北トレイルのツアーでは1日目、現地ガイド同伴でしか入ることができない片波川流域伏条台杉群生地を訪ねました。狭いエリアに次々に出現する巨樹に驚きました。


京都トレイルには専用のマップとしっかりとした道標があり、迷いやすい場所にはこのように丁寧に表示されています。


京北の山々を見下ろす展望台。派手さはないものの、伸びやかで深い山々が広がります。


昔は筏で材木を運んでいた上桂川。夕刻の空が映り込み、印象的でした。


のんびり田舎道を歩く京北コース。


京都嵐山は京都トレイルの終着地であり、乙訓トレイルのスタート地点でもあります。喧騒の京都から一歩、山に入れば、静かで自然豊かな森が広がるのが京都のトレイルの魅力でもあります。


豊かな照葉樹林が広がる森。鎮守の森として伐採されずに残された森も多い。


一方、北山杉で知られる杉林も人に管理された美しい森。この杉が京都の寺社の建築や街並みに大きく貢献しました。


秋のトレイルは葉っぱも落ちて、サクサクトレイル。視界も効いて好天が続く秋の里山です。


京都北山エリアを西山エリアから望みます。角度を変えて、何度も京都盆地を拝みます。これまで歩いてきたコースを眺める。嬉しくなるトレイルです。

■ツアー報告 瀬戸内アートの島をサイクリング!!

瀬戸内アートの島々をサイクリング!存分に楽しんだ4日間でした。簡単に言うと、大人の知的で健康的な大テーマパーク!!素朴な島々を訪ね路地に入り込み、不思議なアート作品に触れ、自転車で体を動かす。充実の日々でした。

旅は瀬戸内の玄関、岡山よりスタート。島々の景色を楽しみながら瀬戸大橋をこえて高松に入りました。


豊島(てしま)

豊島といえば豊島美術館。白くシンプルな外観の中に水と風と音の世界が広がります。生き物のように水が生まれ、流れ、溜まる様子は見ていて飽きない作品で、ここは本当に多くの方に見てもらいたい作品です。


不思議空間の横には不思議なカフェもあります。


起伏の多い豊島ですが、ということは爽快な下りもあります。だから自転車はやめられませんね!


アート施設でもある島キッチンにてランチも楽しみました。


心臓部のアーカイブという作品の前には美しいビーチが広がっています。のんびりと次第に意識も島時間になってきました。


家浦には横尾忠則の豊島横尾館もあります。さすが不思議空間が広がっていました。


こんな路地を走れるのも自転車だからですね。路地にわざと迷い込みながら楽しみます。


犬島

豊島から犬島へ。犬島には廃墟となっていた銅の製錬所があり、その製錬所がアート作品に生まれ変わりました。黒い壁の迷路が続く「ヒーローの乾電池」など誰でも楽しめる不思議な作品がありました。


産業遺産としても見る価値のある犬島でした。


また犬島には家プロジェクトといわれる作品が集落内に点在しています。そんな作品めぐりもとても楽しいものでした。


高松の魅力

今回は高松駅前でもあり、高松港前のホテルに3連泊しました。とても美しい街並みで、海風が吹いて気持ちいい土地でした。


高松は日本一長い商店街アーケードが続いてます。そしてその大半が自転車で走り抜けることができます。自転車人に徹底的に優しい町でした。


高松を走り、香川県庁にも立ち寄りました。丹下健三の建築作品でもあります。


広いロビーには猪熊弦一郎氏の壁画がドンと広がっています。


ガラスでできた灯台「せとしるべ」に向けて防波堤もサイクリング!


香川といえばうどん県でもあります。美味しすぎて写真を撮るのも忘れました。こんなにおいしいのか!と、びっくりでした。


直島(なおしま)

直島といえば、まず港で迎え入れてくれる草間彌生の赤かぼちゃ!


そして安藤忠雄建築の地中美術館。ここはクロードモネ「睡蓮の池」のために設計されたような建築。他にもジェームスタレルやウォルターデマリアの作品が建築と一体になって展示されています。


ベネッセハウスはホテルであり、ホテルがそのまま美術館でもあります。いやぁ、一度は泊まってみたいホテルです。


人気の作品、直島銭湯「I♡湯」楽しい限りです!!


路線バスも楽しいね!


女木島と男木島

可愛いデザインのフェリーで女木島と男木島を回ります。女木島は別名、鬼ヶ島。桃太郎がやってきて鬼退治をした島です。大洞窟にも入り、鬼の隠れ家を散策しました。


島といえば島ねこ。島ねこにもたくさん会いましたよ。


女木島は高松からもすぐそこ。こんな素朴な島が目の前に。本当に高松はいいなぁ!


男木島のフェリー乗り場。


男木島では自転車を使わず、石垣の集落を散策しました。


小さな坂の路地が迷路のように集落を形成しています。映画のワンシーンのような場所がたくさん。


集落からは広がる海が気持ちよく見られます。時間が止まったような景色でしたが、のんびり過ごすのは最高です。

そうして高松を起点として5つの島を晴天の中、回ることができました。サイクリング、アート、島風景。3つの要素が掛け合わされた楽しいツアーでした。

■ツアー報告 紅葉の八ヶ岳を周遊、湖と滝をめぐる

週末「黄金色に染まる秋の八ヶ岳山麓周遊と7つの湖沼・3つの瀑布と雲海の絶景」のツアーに同行して参りました。八ヶ岳周辺、霧ヶ峰や美ヶ原など私にとって身近で訪ねる機会の多いエリアで、皆様と紅葉三昧を楽しみました。


秋も深まり、日陰には霜が降りています。白駒池への苔の森では雪が積もり思いがけない景色の中を歩くことができました。


おしどり隠しの滝。苔むした岩肌を滝が流れています。ちょっと変わった美しい滝でした。


見上げると多様な木々の紅葉が見られる信州の秋。豊かな森の秋を堪能しました。


遠くには南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、そして穂高連峰も望めました。


冬はすぐそこ、そんな雰囲気の白駒池でお昼のランチもご馳走になりました。


八千穂高原の自然園めぐりでは木々はもちろんですが、滝めぐりの要素もあり楽しい散策でした。


日本一の白樺林を散策。


夕刻の松原湖では美しい湖面に映る紅葉に感動!


思いがけず、静かな松原湖を一周ウォーキング


八ヶ岳をぐるりと一周し、最後は夕焼けの富士山も望むことができました。感動です!


早起きをして、富士見パノラマリゾートのゴンドラへ。雲海とご来光を期待しましたが、厚い雲に阻まれて、ご来光は見ることができませんでしたが、早朝の山上の空気を味わいました。


広大に広がる八ヶ岳山麓のカラマツ林。見渡す限り紅葉の森が広がっていました。


蓼科大滝へ向かう遊歩道は巨樹の原生林の森でもあり、ミニ屋久島のような世界を味わいました。


美しく迫力ある蓼科大滝


女神湖は美しい湖面と紅葉のコントラストでした。


旅の最後は上諏訪。立石公園にて諏訪湖を見下ろして、ツアーは楽しく終了しました。

今回は秋の八ヶ岳周辺の旅でしたが、春も夏も冬も存分に美しい世界が広がるエリアです。撮影ツアーなどもありますので、ぜひまた八ヶ岳、そして信州を旅しましょう!!

■ツアー報告 東北錦秋のブナを撮る!

青森、そして岩手の紅葉のブナを巡りました。広大にブナの森が広がる八甲田山を中心として白神山地、そして安比高原を歩き撮りました。


まずは白神山地の暗門の滝へのハイキング。渓谷ぞいの楽しい遊歩道を歩きながら、川の流れの撮影。三脚を使い、スローシャッターの練習をしました。


ブナより少し標高の低いところはミズナラの森が広がっています。


今回は多様なブナの森と色を楽しみました。まだ緑がかったブナから黄葉、飴色。そして冬模様のブナ。ブナ三昧の旅でした。


知られざるブナの巨樹の森にもご案内


晴れの日に予定をうまく変更し、八甲田ロープウェイへ。広大な山麓にブナが一面広がっています。


八甲田の山上は初冠雪。素晴らしいタイミングで訪ねることができました。八甲田山に長い冬が訪れます。そして4ヶ月かけて、この景色が一面樹氷に覆われます。冬もぜひ訪ねたい八甲田です。


夕焼けが当たる地獄沼。一瞬の美しい醍醐味でした。


レモン色のブナの森


飴色のブナの森


城ヶ倉大橋からはドローンのようにブナの森を見下ろしました。


光が差し込むのを待って、原生林を撮影しました。


奥入瀬渓谷では散策しながら、美しい流れを探します。なかなか難しい!


八幡平山上は積雪により行くことができませんでしたが、その山麓に広がるブナの森を歩きました。安比高原でのんびりと最後のブナ散策でした。気持ちいい時間をここでは過ごすことができました。


まきばの牧場ではお馬さんにも会いました!


美しいブナめぐりと旅でしたが、特に八甲田エリアは四季を通じて、何度も訪ねたい場所です。ぜひ冬にもお越しください。

2/20発 冬の青森を撮る!八甲田の樹氷と美しきブナの森&下北半島・五能海岸をめぐる

■ツアー報告 中央アルプス縦走-木曽駒ヶ岳・空木岳・南駒ヶ岳

伊那と木曽に挟まれた、長大な山脈、中央アルプスを4日間にて縦走しました。最高峰は2956mの木曽駒ヶ岳。木曽駒ヶ岳には千畳敷カールまでロープウェイが通じ、比較的短時間に登れる3000mクラスの山です。

この木曽駒ヶ岳までは行ったことのある方も多いと思いますが、さらに丸二日、いくつもの山を越え、縦走して参りました。


ロープウェイで手軽に行くことができる千畳敷カール。紅葉も始まっていました。ここから大縦走のスタート!

主峰の木曽駒ヶ岳。ゆるやかで大きな山容です。山頂にはいくつかの神社や祠もあり、信仰の山であることがうかがえます。

そして、木曽駒ヶ岳に対峙する岩の宝剣岳、翌日はこの岩峰を越えて縦走がはじまります。

ほぼ終日雨だった二日目。檜尾岳、熊沢岳、東川岳を越えて、空木岳の鞍部にある木曽殿山荘に向かいました。前日の夜は装備などの講習をおこない、その実践。雨に打たれて冷えて、その体験はきっと今後の安全快適な登山に役立つことでしょう。避難小屋に逃げ込むようにして休憩をとりました。宿泊の木曽殿山荘に到着したときの安堵感は忘れられません!みなさんよく頑張りました!

翌朝はいい天気。青空が広がっています。ただし、いきなり空木岳への岩峰の急登です。朝一番なので、なんとか楽しく上り詰めることができました。

空木岳から伊那方面を見下ろします。花崗岩の山脈、とても歩きやすいトレイルでした。

空木岳を振り返ります。次々に現れる岩峰を越えながら縦走は続きます。

神々しく、とがった仙涯嶺。こんなところも登るのかぁ。。。一同、頑張りました。

ひときわ赤く美しかったウラシマツツジ。みんなでさまざまな被写体を撮りながらの登山でもありました。
下山は木曽側の伊奈川ダムへ、美しい川の流れに癒されました。下山後の食事と温泉も格別でした。

■ツアー報告 信州を撮る!

秋のはじまり、夏の終わりの信州撮影ツアーを楽しみました。ツアーは5日間。前半の3日間は信州の高原をめぐり、4日目は木曽路、最終日は八ヶ岳山麓をぐるりと1周してさまざまな被写体を楽しみました。

天候も撮影的にめぐまれました。前半の3日間は晴れ、後半は雨予想。森や渓谷の撮影には小雨ぐらいがベストです!

この信州エリア、花の時期も、紅葉も、冬の美しい。西遊旅行では冬の信州をめぐるツアーも発表しています。ぜひ冬の白銀と氷の信州へ。「冬の信州を撮る 氷の奇跡ダイアモンドダストと樹氷・霧氷・サンピラー」


1日目、宿泊は憧れの美ヶ原王ヶ頭ホテルです。標高2034mの最高峰、王ヶ頭に立つホテル。展望は抜群です。夕刻、北アルプス連峰の上空は真っ赤に染まりました。

朝は展望の王ヶ鼻にて

高原の牧草地をのんびり散策

高ボッチではあまり展望は望めず、富士山を拝むことができませんでしたが、途中のもやのかかったカラマツ林が美しかった。

霧ヶ峰では初秋のススキの撮影も楽しみました。

夕刻は諏訪湖を見下ろす、立石公園にて。夜の始まりの湖面が印象的でした。

高原をめぐり、4日目は木曽路へ。

木曽路では予定になかった開田高原へ。木曽馬の里を訪ねました。かわいらしい日本古来の在来馬です。

私たちに近よってくれます。

開田高原の白樺林ではこんな撮影にもチャレンジ。写真は自由で面白い

森林浴の森として有名な赤沢休養林でもさまざまな渓流の流れを撮影

印象的な川床の広がる森でした。

西遊のツアーでもたびたび登場する御射鹿池。短時間の間に刻々と変化しさまざまな情景を醸し出してくれました。ドラマティック!

朝露が印象的!

お気に入りの写真も撮れました!

急にガスが流れ込んできました。風景写真も反射神経が必要です!

さまざまな美しい景観を楽しみました。

八ヶ岳のを横断する麦草峠近くの白駒池では苔の森を撮影。自由に被写体を探しながらあるくのはとても楽しい。曇っていながら、雨は降らないという理想的な天候でした。

雨のおかげでみずみずしい苔の森

今回は奥のもののけの森まで足を伸ばしました。
足もとの被写体探し。

不思議な苔の生態も学びたい。ここはコケガールの発祥地でもあります。

小さな小宇宙

モノクロで一枚!

さみしげな秋の表情もみられます。
白駒池は水草が広がっている独特な景観です。紅葉までもう少し

旅の最後は山梨の名瀑、吐竜の滝へ

崖からの湧き水が湧き出る名瀑。水量が年間通してかわらないので、生き生きとした苔が美しい。

いくつもの滝がながれ本流と合流します。いくら時間があっても足りない、そんな写真家にはたまらない名瀑でした。

■ツアー報告 北海道を撮る 大雪山と富良野美瑛&道東の湖

初秋の北海道を巡りました。5日間のツアーですが、道東と道央のほんの一部。改めて北海道の大きさを感じます。じっくり回れば1ヶ月は必要な北海道です。

今回はまず道東からスタート。道南の湖、オホーツクとサロマ湖、大雪山と富良野美瑛という3つのパートで構成されたツアーでした。


まず、昨年も訪ねて感動した、さくらの滝を訪問しました。サクラマスが一生懸命に遡上する姿に感動です。夏から秋にかけての風物詩です。


摩周湖からの水が湧き出ている神の子池は小雨でしたが、青さは変わらず美しいものでした。


足元にはこんな美しいものがたくさん。森は豊かです。


そして早朝出かけた美幌峠。雲海ではありませんが、美しい湖面と朝焼けを見ることができました。


朝の屈斜路湖でのんびり朝食前の散策撮影。気持ちいい朝でした。


朝露の落ち葉、こんな世界がたまりません。


モノクロで仕上げてみました。


屈斜路湖から阿寒湖へ向かう途中、タンチョウにも出会いました。あぁ、冬の北海道をまた訪問したくなります。


そして舞台はオホーツクへ。雲ひとつない天気に変わりました。風情ある能取灯台。ここも冬には流氷に包まれます。


サンゴ草の紅葉も始まっています。


そして サロマ湖の夕日。格別に美しい夕日でした。


日が沈んだ後も美しい時間が続いていました。湖畔のホテルでのんびり。


さすが サロマ湖。美味しい新鮮な海の幸三昧です!!


そして舞台は大雪山へ。予定の日は悪天予想だったので、一日予定を早めて訪ねました。紅葉が例年より早く、美しい紅葉ハイキングを楽しむことができました。


雲上の池めぐり


ハイキングの目的地、姿見の池。噴煙をあげるのは北海道最高峰旭岳です。


チングルマの綿毛も可愛い!


大雪山をくだり、天人峡を訪問。柱状節理の壁が続きます。


層雲峡では川の流れを撮影しました。


ランチは旭川ラーメン村へ。撮影ツアーは臨機応変に動く必要があるので、昼食は現地で流れで決めていきます。美味しいラーメンでしたよ!


美瑛の代表する景観となった青い池。やっぱり美しい青です。


青い池とセットの白髭の滝


上富良野を代表する景色、ジェットコースターの道


光と影を追いかけながら、こんな丘の景色が延々と続く美瑛。魅力はつきません。


白樺の並木も撮影


美瑛では農作業の邪魔にならないように、決して農地に入らないように!


最後は美しい青空の美瑛でした!


旭川空港からの飛行機は富良野美瑛上空を飛びます。丘が続く景色は空から見るとよくわかります。

そうして5日間の北海道の旅が終わりました。魅力が尽きない北の大地。四季を通じて、そして特に美しい冬に訪ねてもらいたいものです!!

冬のツアーも撮影ツアーも計画中。上鶴同行以外にも魅力ある北海道のプランがたくさんあります!ぜひ北海道を遊び尽くしましょう。

■ツアー報告 北アルプスの深部への山旅 -雲ノ平・高天原を歩く

秋雨前線と台風に翻弄された8月、その波が落ちつきそうな8月19日、北アルプスを歩く6日のツアーがスタートしました。

昨年までのコースを改良して、何日もかけて歩いてしか辿り着けない高天原温泉を組み込み、リスクのある道を避け、野口五郎岳から高瀬ダムへ抜ける6日間のコースに変更しました。人気のあるコースで4本設定で、全て催行決定。残席もわずかです。その1本目のツアーにガイドとして同行しましたので、写真とともにご報告!

「北アルプス裏銀座ルートから雲上の楽園・雲ノ平&高天原温泉へ」

9/8・9/12・9/15発 催行決定です。


ツアーは岳都、松本にて集合、スタートです。岐阜の新穂高からわさび平小屋へ。わさび平小屋は風情ある綺麗な山小屋。お風呂に入ることもできました。


わさび平から双六小屋へ。いよいよアルプスの稜線へ。槍ヶ岳も姿を見せてくれました。


双六小屋からの双六岳、三俣蓮華岳はガスの中のため、迂回コースを通り三俣山荘へ。その頃は青空も広がり、大きく姿の美しい鷲羽岳が姿を見せてくれました。


三俣山荘から黒部川の源流へ。源流にはその石碑もあります。


黒部源流からいよいよ雲ノ平に入ります。まずはスイス庭園。水晶岳を目の前に臨む美しい湿原です。


雲ノ平小屋はこだわりの建築で建てられた、おしゃれな山小屋です。夕食の石狩鍋や夜のスライドショーも楽しむことができました。


雲ノ平からいよいよ温泉!本当に楽しみでした。山小屋からさらに歩いて20分。露天風呂で山旅の前半の疲れを癒すことができました。


翌日はふたたび稜線へ上がり水晶小屋を経由して、山の稜線をずれて、野口五郎小屋へ向かいます。午後はどんどん天気が良くなり展望の稜線歩きを楽しみました。槍ヶ岳はどこから見てもかっこいい!!


野口五郎小屋は家族経営のシンプルな小屋。厳しい環境の中、おもてなしの心で登山者を受け入れてくれます。それにしても人気のあるエリアと比べ、人も少なく、静かなアルプスを楽しめるコースです。


そうして、6日間の北アルプス深部への山旅は終了しました。よく歩いた6日間。天候の変化も激しく、ドラマのある山旅でした。すでに参加予定の方、お楽しみにして準備をおすすめください。そしてまた来年も計画予定。しっかり準備して(日々山を歩いて)ご一緒しましょう!