■ツアー報告 冬の北陸美景をめぐる旅

冬の北陸をめぐる6日間の旅でした。新潟の越後湯沢から日本海を西にすすみ、富山、岐阜の白川郷、能登半島をぐるりとまわり、福井、金沢でツアーは終了。冬の北陸らしく、変化の激しい天候で、厳しい雪もあれば、晴れ間もあり、強風もあり。日本の季節の豊かさを感じました。そして日本海の海の幸。幸せでしたぁ!


まず旅は美しいブナの森。雪の季節でも手軽に入ることのできる豊かな美人林です。夕刻と朝に訪ねました。朝は霧氷がついて美しかった。


美人林へは日本三大薬湯の一つでもある松之山温泉、凌雲閣。宿泊する建物は登録有形文化財でもあります!ちなみに日本三大薬湯は松之山温泉と有馬温泉、草津温泉です。


豪雪にも耐える木造三階建ての建築です。


天下の険、親不知。険しい断崖に道を切り開いています。北アルプスの最北端のゴール地点でもあります。


深いグリーンの水の庄川峡のクルーズも楽しみました。


夕暮れに合わせて白川郷へ。ほんのり部屋明かりが美しい。


今回は美味しいものもたくさんご馳走になりました!美味しすぎて、あまり写真を撮れていません。タラ汁、トヨタ白川郷でのフレンチ、地元の回転寿司屋にて、生のどぐろや白エビ、ブリなどもいただきました。能登ではあんこう鍋や牡蠣料理。カニも食べたし、金沢では名物のおでんで締めくくりしました。幸せいっぱいの北陸の幸でした。


能登の見附島ではわずかの間に雪になったり晴れ間がでたり。激しい天候でした。


美しい千枚田。荒々しい海が間際に迫ります。


そして夜のライトアップ。色も変化して、とても美しい光景です。寒いです!


輪島の朝市では悪天の予想で、朝は1軒のおばあちゃんしか出していませんでした。ほんと、大変なお仕事です。


感動した雪の永平寺。この寒い雪の中、たくさんの僧侶が修行を行なっています。大雪の日で、期待以上の永平寺でした。



東尋坊近くの雄島にも立ち寄り。激しい波がぶつかり合う海上の橋を歩きました。


冬の東尋坊、サスペンスドラマの世界です!


立ち寄った、三国湊の旧森田銀行。古い町並も残り、知らない素敵な場所もまだまだあるなぁと思いました。


旅の最後は金沢です。近江町市場を散策、お買い物でした。

■ツアー報告 冬の北海道、神秘の自然をめぐる

冬の北海道を巡りました。ツアーは「幻想のアイスバブルとジュエリーアイス、白銀の富良野美瑛でサンピラーを狙う」毎年の冬の風物詩、人気のコースです。

このツアーではジュエリーアイス、アイスバブル、サンピラー、ダイアモンドダスト、フロストフラワーなど冬の北海道ならではの美しい氷の世界をめぐり。さらに樹氷や霧氷、動物たち、そして美瑛をめぐる充実した日々を過ごすことができました。

美瑛では青い池の冬だけのライトアップ、白髭の滝、クリスマスツリーの木など絵本の世界を巡りました。


*ジュエリーアイス

凍てつき、凍りつく冬の十勝川。その川面の氷が溶けて海に流れ込み、海岸に打ち寄せられる氷がジュエリーアイス。今回は寒さがキツすぎてあまり多くの氷がありませんでしたが、美しい十勝の海岸で朝と夕、いい時間を過ごすことができました。

朝日に輝くジュエリーアイス


波打ち際をスローシャッターで


朝の十勝の海岸では幻想的な毛嵐が印象的でした。


憧れの日高の山々が朝日に照らされています。


*アイスバブルとフロストフラワー

凍りつく湖面で見られるこれも北海道の冬の風物詩です。タイミングも難しい被写体ですが、アイスバブル。そして予想していなかったフロストフラワーにも会うことができました。

不思議なアイスバブル。全面凍結の直後に見てみたい!


氷の華、フロストフラワー。予想外に出会えて感動で夢中に観察撮影しました。


今年のタウシュベツ橋は氷ついた湖面が高く、ほぼ隠れていましたが、旧国鉄の士幌線の橋梁めぐりも楽しみな糠平湖です。


*可愛すぎるエゾリス

可愛いエゾリスにもたくさん出会うことができました。


チョロチョロととても動きが早いエゾリスに夢中でした。


*モコモコの雪玉

渓谷では雪のモコモコが見られます。綺麗だなぁ!


厳冬の川の流れ。北海道の大自然を感じます。


*美瑛 青い池と白髭の滝

たくさんの方が見学に来ていた青い池のライトアップです。幻想的な世界が広がります。


青い池の上流にある白髭の滝。ここは絵になるなぁ。


*美瑛の丘めぐり

天気の変化の激しい美瑛、富良野。太陽を見ながら光を追いかけての撮影が続きます。


やっぱり美しいクリスマスツリーの木


美しい夕刻の丘


十勝岳山麓ではどっぷりの樹氷を堪能!


お気に入りのダケカンバ。何年も観察し、撮影している木です。


日がさせば影が美しい白樺の森


ダイアモンドダストとサンピラー

最終日、粘ってなんとか朝日が差し込みダイアモンドダストが舞い始めました。みんなで興奮する情景でした!見れてよかった!

■ツアー報告 霧氷と富士と猿をめぐる信州を撮る旅

厳冬の信州を撮る。今年に入りツアー2本目も無事に美しい景色に出会い終了することができました。10日前のツアーとはまた様子も違い、様々なドラマがあり、楽しむことができました。カメラを持つと、同じ場所でも何度でも訪ねたくなります。そしてそれぞれにドラマがあり、景色は変わります。そんな写真撮影はとってもいい趣味だと思います。

今回は印象的な霧氷が美しいツアーでした。撮影ツアーならではで、同じ場所に朝と夕刻に訪ねて、それぞれにまた違う色合いと景色でした(この写真は朝)


夕刻の霧ヶ峰からの富士山、また朝とは全く違う色合いの美しさ。


風景の中の美しく印象的な箇所を切り取って、一枚の写真に収めます。



ちょっと人工的に舞う雪を撮影しました。それでも綺麗!


今回も快適な山岳リゾートホテル「王ヶ頭ホテル」に泊まりました。この日本百名山の一つにホテルから3分ほどで登頂!ありがたいホテルです。


王ヶ頭から槍穂高連峰もバッチリ!


広々と広がる美ヶ原高原に純白の世界が広がっていました。



実は歩き出しの時はすごいガスが掛かっていましたが、なんとか晴れるであろうと予想して歩き出しました。劇的にそのあと晴れ渡りました。


しかし、ガスのかかる樹林の景色も風情があります。


王ヶ頭ホテル、冬の定番「氷の華」も見られました。


今回も地獄谷にてお猿たちに会いました。威厳のあるお猿です。


やっぱり温泉はいいなぁ!


さて、信州の冬はひと段落。これから北海道の冬や北陸の冬のツアーが始まります。楽しみですが、そうしているうちにあっという間に冬が終わり春になります。なんだか寂しい。もっともっと冬を堪能したいなぁと思いました。

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■ツアー報告 冬の信州を撮る

2022年ツアーの始まりは美しい冬の信州をめぐるツアーでした。

このツアーでは地獄谷の猿(温泉に入る猿)と志賀高原、王ヶ頭ホテルに泊まって美ヶ原を満喫、霧ヶ峰や北八ヶ岳から樹氷や富士山を撮るという3つのパートに分かれているツアーでした。

冬の景色は一日ずれるだけで大きく変わります。どんな景色に出会えるか毎回楽しみな撮影のツアーです。


地獄谷の温泉猿に会う

ツアーは長野駅に集合し、人気の地獄谷野猿公苑へ。外国人に人気の場所ですが、ゆっくりと見学することができました。

家族の愛に溢れる猿たちです。


いい湯だなぁ


天気のいい日でしたので、あまり温泉には入ってくれなかったですが、お猿たちにはたくさん会えました。


志賀高原へ

スキーリゾートエリアとしても有名な志賀高原。なのでアクセスも容易です。標高を変えながら多くの池が点在し、樹木も白樺やダケカンバ、アオモリトドマツとどんどん変化していきます。宿泊は名湯の熊の湯でした。

多くの湖は凍りついていますが、その上に小動物の足跡や木々の影が美しい光景を醸し出してくれていました。


湖面には様々な紋様が現れます。面白い!


自然の豊かな森が広がる志賀高原。スノーシューなどで自由自在に歩き回りたい!


絶景三昧、ヶ原山上王ヶ頭ホテル!

ホテルの専用バスで、標高2034mの山上に立つ王ヶ頭ホテルへ。予約がとりにくく、ホスピタリティの高い人気のホテルです。山上に向かった日は大雪でこんなに雪が降り積もることはなかなかない。というほどでしたが、翌朝には天気は好天、木々には霧氷がついて、美しい高原の景色を存分に撮影することができました。

ホテルの目の前からご来光を拝みます。雪面がピンクに染まり美しい!


木々には霧氷がついて純白の世界が広がっていました。朝、予定より2時間多く確保してとって、山上の撮影を楽しみました。


林道をゆっくり歩きながら集中して撮影を楽しみました。


美しく広がる樹氷の森


王ヶ頭山上、鉄塔も凍てついています。


ホテルの窓には氷の華が美しい!


霧ヶ峰、蓼科高原へ

大満足の美ヶ原での朝を終え、次の舞台は霧ヶ峰高原。夕刻は富士山をのぞみ、朝はダイアモンドダストやサンピラーを狙いました。残念ながらサンピラーやダイアモンドダストは望めませんでしたが、富士山の展望や樹氷、氷の世界など堪能することができました。

夕日に照らされる富士山。カラマツの並びが美しい。


八ヶ岳連峰も夕日に照らされています。


朝、霧ヶ峰高原から富士山と朝焼けを堪能しました。


ロープウェイを利用し北八ヶ岳へ。雪も多く降り続いていましたが、樹氷が美しく、なかなか味わえない豪雪を楽しみました。


立ち寄った御射鹿池の小川では美しい氷の渓谷に出会い、興奮して撮影を楽しみました。


これから3月にかけて北海道や東北、信州などで美しい冬をめぐるツアーも多く設定されています。ぜひなかなかお目にかかれない冬の美景をめぐりましょう。

春のおすすめ撮影ツアー

2022/3/28発 4日間
身延の桜と伊豆半島からの富士山めぐり&三ツ峠・富士五湖を撮る

2022/4/30発 5日間
九州の美景を撮る 東シナ海に沈む夕陽と棚田、阿蘇の渓谷と名瀑めぐり

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■ツアー報告 師走の恒例、ダイアモンド富士と富士山をめぐる

この時期、晴天が続く山梨県。その山梨で今年最後のツアー、ダイアモンド富士を狙い、富士山をめぐるツアーでした。ダイアモンド富士のツアーも今年で3年目になりました。

今年の富士をめぐる3日間も晴天続き。晴天すぎて、写真的には面白くない!という声も。贅沢な悩みです。


スカーンと晴れた富士。今年は富士山の雪も多くついていて、絵になります。まずは精進湖より


夕刻は本栖湖がおすすめ。夕焼けで美しい静寂の富士が眺められます。


ツアー1泊目は三つ峠の山上に宿泊します。ワイルドなジープに乗り込み、絶景の山上へ


この日は満月に近かったため、星はあまり見られませんでしたが、月明かりに浮かび上がる富士がはっきりと見られました。


三ツ峠からの朝も朝焼けで始まりました。


翌日は山中湖方面へ。パノラマ台からススキ原と富士山。散策しながら、のんびり撮影を楽しみました。


そしてダイアモンド富士の撮影。ダイアモンド富士は夕方、富士山の東側に立ち、富士山に沈む太陽を撮る「沈むダイアモンド富士」と西側に立ち「昇るダイアモンド富士」を連続で撮影します。撮影にはコツというか手順がありますので、何度もその手順を確認して失敗のないように挑みました。

このような自然現象に会うときはきっと興奮します。その興奮と感動は大切ですが、一方、冷静に落ち着いてシャッターを切る必要があります。


二度のダイアモンド富士も文句なしの天気で大満足でした。


旅の最後は秘湖、四尾連湖へ。宿泊した水明荘を起点にフォトハイク。神経を集中させて、自分だけの被写体探しがとても楽しい。


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京都のトレイルを歩く– 京都一周トレイル・京北トレイル・乙訓トレイル

京都のトレイルツアーが盛り上がっています!

・ぐるりと京都盆地を囲んで東山、北山、西山の山々が連なっています。その山々をつなぐトレイルが整備されている「京都一周トレイル」83.3km

・京都の北部、歴史の周山街道を中心として一周できる「京北トレイル」48.7km

・一周トレイルからさらに南に天王山、大山﨑まで伸びる「乙訓トレイル」34.8km


西遊旅行でもこの3つのコースを複数回実施することができました。それぞれ個性あるトレイルでこの3コースを完遂されたお客様もいらっしゃいます。とても嬉しいことです!!

京都一周トレイルは日が長い時期にしか設定できないですが、京北や乙訓は11月の秋のシーズンは歩きやすく、紅葉も美しく最高でした。

再び、2022年春、桜の時期にもこの3コース設定予定です。2022年の桜は京都で楽しみましょう。


京北トレイルのツアーでは1日目、現地ガイド同伴でしか入ることができない片波川流域伏条台杉群生地を訪ねました。狭いエリアに次々に出現する巨樹に驚きました。


京都トレイルには専用のマップとしっかりとした道標があり、迷いやすい場所にはこのように丁寧に表示されています。


京北の山々を見下ろす展望台。派手さはないものの、伸びやかで深い山々が広がります。


昔は筏で材木を運んでいた上桂川。夕刻の空が映り込み、印象的でした。


のんびり田舎道を歩く京北コース。


京都嵐山は京都トレイルの終着地であり、乙訓トレイルのスタート地点でもあります。喧騒の京都から一歩、山に入れば、静かで自然豊かな森が広がるのが京都のトレイルの魅力でもあります。


豊かな照葉樹林が広がる森。鎮守の森として伐採されずに残された森も多い。


一方、北山杉で知られる杉林も人に管理された美しい森。この杉が京都の寺社の建築や街並みに大きく貢献しました。


秋のトレイルは葉っぱも落ちて、サクサクトレイル。視界も効いて好天が続く秋の里山です。


京都北山エリアを西山エリアから望みます。角度を変えて、何度も京都盆地を拝みます。これまで歩いてきたコースを眺める。嬉しくなるトレイルです。

■ツアー報告 瀬戸内アートの島をサイクリング!!

瀬戸内アートの島々をサイクリング!存分に楽しんだ4日間でした。簡単に言うと、大人の知的で健康的な大テーマパーク!!素朴な島々を訪ね路地に入り込み、不思議なアート作品に触れ、自転車で体を動かす。充実の日々でした。

旅は瀬戸内の玄関、岡山よりスタート。島々の景色を楽しみながら瀬戸大橋をこえて高松に入りました。


豊島(てしま)

豊島といえば豊島美術館。白くシンプルな外観の中に水と風と音の世界が広がります。生き物のように水が生まれ、流れ、溜まる様子は見ていて飽きない作品で、ここは本当に多くの方に見てもらいたい作品です。


不思議空間の横には不思議なカフェもあります。


起伏の多い豊島ですが、ということは爽快な下りもあります。だから自転車はやめられませんね!


アート施設でもある島キッチンにてランチも楽しみました。


心臓部のアーカイブという作品の前には美しいビーチが広がっています。のんびりと次第に意識も島時間になってきました。


家浦には横尾忠則の豊島横尾館もあります。さすが不思議空間が広がっていました。


こんな路地を走れるのも自転車だからですね。路地にわざと迷い込みながら楽しみます。


犬島

豊島から犬島へ。犬島には廃墟となっていた銅の製錬所があり、その製錬所がアート作品に生まれ変わりました。黒い壁の迷路が続く「ヒーローの乾電池」など誰でも楽しめる不思議な作品がありました。


産業遺産としても見る価値のある犬島でした。


また犬島には家プロジェクトといわれる作品が集落内に点在しています。そんな作品めぐりもとても楽しいものでした。


高松の魅力

今回は高松駅前でもあり、高松港前のホテルに3連泊しました。とても美しい街並みで、海風が吹いて気持ちいい土地でした。


高松は日本一長い商店街アーケードが続いてます。そしてその大半が自転車で走り抜けることができます。自転車人に徹底的に優しい町でした。


高松を走り、香川県庁にも立ち寄りました。丹下健三の建築作品でもあります。


広いロビーには猪熊弦一郎氏の壁画がドンと広がっています。


ガラスでできた灯台「せとしるべ」に向けて防波堤もサイクリング!


香川といえばうどん県でもあります。美味しすぎて写真を撮るのも忘れました。こんなにおいしいのか!と、びっくりでした。


直島(なおしま)

直島といえば、まず港で迎え入れてくれる草間彌生の赤かぼちゃ!


そして安藤忠雄建築の地中美術館。ここはクロードモネ「睡蓮の池」のために設計されたような建築。他にもジェームスタレルやウォルターデマリアの作品が建築と一体になって展示されています。


ベネッセハウスはホテルであり、ホテルがそのまま美術館でもあります。いやぁ、一度は泊まってみたいホテルです。


人気の作品、直島銭湯「I♡湯」楽しい限りです!!


路線バスも楽しいね!


女木島と男木島

可愛いデザインのフェリーで女木島と男木島を回ります。女木島は別名、鬼ヶ島。桃太郎がやってきて鬼退治をした島です。大洞窟にも入り、鬼の隠れ家を散策しました。


島といえば島ねこ。島ねこにもたくさん会いましたよ。


女木島は高松からもすぐそこ。こんな素朴な島が目の前に。本当に高松はいいなぁ!


男木島のフェリー乗り場。


男木島では自転車を使わず、石垣の集落を散策しました。


小さな坂の路地が迷路のように集落を形成しています。映画のワンシーンのような場所がたくさん。


集落からは広がる海が気持ちよく見られます。時間が止まったような景色でしたが、のんびり過ごすのは最高です。

そうして高松を起点として5つの島を晴天の中、回ることができました。サイクリング、アート、島風景。3つの要素が掛け合わされた楽しいツアーでした。

■ツアー報告 紅葉の八ヶ岳を周遊、湖と滝をめぐる

週末「黄金色に染まる秋の八ヶ岳山麓周遊と7つの湖沼・3つの瀑布と雲海の絶景」のツアーに同行して参りました。八ヶ岳周辺、霧ヶ峰や美ヶ原など私にとって身近で訪ねる機会の多いエリアで、皆様と紅葉三昧を楽しみました。


秋も深まり、日陰には霜が降りています。白駒池への苔の森では雪が積もり思いがけない景色の中を歩くことができました。


おしどり隠しの滝。苔むした岩肌を滝が流れています。ちょっと変わった美しい滝でした。


見上げると多様な木々の紅葉が見られる信州の秋。豊かな森の秋を堪能しました。


遠くには南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、そして穂高連峰も望めました。


冬はすぐそこ、そんな雰囲気の白駒池でお昼のランチもご馳走になりました。


八千穂高原の自然園めぐりでは木々はもちろんですが、滝めぐりの要素もあり楽しい散策でした。


日本一の白樺林を散策。


夕刻の松原湖では美しい湖面に映る紅葉に感動!


思いがけず、静かな松原湖を一周ウォーキング


八ヶ岳をぐるりと一周し、最後は夕焼けの富士山も望むことができました。感動です!


早起きをして、富士見パノラマリゾートのゴンドラへ。雲海とご来光を期待しましたが、厚い雲に阻まれて、ご来光は見ることができませんでしたが、早朝の山上の空気を味わいました。


広大に広がる八ヶ岳山麓のカラマツ林。見渡す限り紅葉の森が広がっていました。


蓼科大滝へ向かう遊歩道は巨樹の原生林の森でもあり、ミニ屋久島のような世界を味わいました。


美しく迫力ある蓼科大滝


女神湖は美しい湖面と紅葉のコントラストでした。


旅の最後は上諏訪。立石公園にて諏訪湖を見下ろして、ツアーは楽しく終了しました。

今回は秋の八ヶ岳周辺の旅でしたが、春も夏も冬も存分に美しい世界が広がるエリアです。撮影ツアーなどもありますので、ぜひまた八ヶ岳、そして信州を旅しましょう!!

■ツアー報告 東北錦秋のブナを撮る!

青森、そして岩手の紅葉のブナを巡りました。広大にブナの森が広がる八甲田山を中心として白神山地、そして安比高原を歩き撮りました。


まずは白神山地の暗門の滝へのハイキング。渓谷ぞいの楽しい遊歩道を歩きながら、川の流れの撮影。三脚を使い、スローシャッターの練習をしました。


ブナより少し標高の低いところはミズナラの森が広がっています。


今回は多様なブナの森と色を楽しみました。まだ緑がかったブナから黄葉、飴色。そして冬模様のブナ。ブナ三昧の旅でした。


知られざるブナの巨樹の森にもご案内


晴れの日に予定をうまく変更し、八甲田ロープウェイへ。広大な山麓にブナが一面広がっています。


八甲田の山上は初冠雪。素晴らしいタイミングで訪ねることができました。八甲田山に長い冬が訪れます。そして4ヶ月かけて、この景色が一面樹氷に覆われます。冬もぜひ訪ねたい八甲田です。


夕焼けが当たる地獄沼。一瞬の美しい醍醐味でした。


レモン色のブナの森


飴色のブナの森


城ヶ倉大橋からはドローンのようにブナの森を見下ろしました。


光が差し込むのを待って、原生林を撮影しました。


奥入瀬渓谷では散策しながら、美しい流れを探します。なかなか難しい!


八幡平山上は積雪により行くことができませんでしたが、その山麓に広がるブナの森を歩きました。安比高原でのんびりと最後のブナ散策でした。気持ちいい時間をここでは過ごすことができました。


まきばの牧場ではお馬さんにも会いました!


美しいブナめぐりと旅でしたが、特に八甲田エリアは四季を通じて、何度も訪ねたい場所です。ぜひ冬にもお越しください。

2/20発 冬の青森を撮る!八甲田の樹氷と美しきブナの森&下北半島・五能海岸をめぐる

■ツアー報告 中央アルプス縦走-木曽駒ヶ岳・空木岳・南駒ヶ岳

伊那と木曽に挟まれた、長大な山脈、中央アルプスを4日間にて縦走しました。最高峰は2956mの木曽駒ヶ岳。木曽駒ヶ岳には千畳敷カールまでロープウェイが通じ、比較的短時間に登れる3000mクラスの山です。

この木曽駒ヶ岳までは行ったことのある方も多いと思いますが、さらに丸二日、いくつもの山を越え、縦走して参りました。


ロープウェイで手軽に行くことができる千畳敷カール。紅葉も始まっていました。ここから大縦走のスタート!

主峰の木曽駒ヶ岳。ゆるやかで大きな山容です。山頂にはいくつかの神社や祠もあり、信仰の山であることがうかがえます。

そして、木曽駒ヶ岳に対峙する岩の宝剣岳、翌日はこの岩峰を越えて縦走がはじまります。

ほぼ終日雨だった二日目。檜尾岳、熊沢岳、東川岳を越えて、空木岳の鞍部にある木曽殿山荘に向かいました。前日の夜は装備などの講習をおこない、その実践。雨に打たれて冷えて、その体験はきっと今後の安全快適な登山に役立つことでしょう。避難小屋に逃げ込むようにして休憩をとりました。宿泊の木曽殿山荘に到着したときの安堵感は忘れられません!みなさんよく頑張りました!

翌朝はいい天気。青空が広がっています。ただし、いきなり空木岳への岩峰の急登です。朝一番なので、なんとか楽しく上り詰めることができました。

空木岳から伊那方面を見下ろします。花崗岩の山脈、とても歩きやすいトレイルでした。

空木岳を振り返ります。次々に現れる岩峰を越えながら縦走は続きます。

神々しく、とがった仙涯嶺。こんなところも登るのかぁ。。。一同、頑張りました。

ひときわ赤く美しかったウラシマツツジ。みんなでさまざまな被写体を撮りながらの登山でもありました。
下山は木曽側の伊奈川ダムへ、美しい川の流れに癒されました。下山後の食事と温泉も格別でした。