今日の桜 − 奈良「又兵衛桜」02

奈良県宇陀にある又兵衛桜。戦国武将の後藤又兵衛から命名された名称です。見事に美しく広がり、垂れ広がるしだれ桜です。かなりの古樹で開花も元気な年とイマイチな年がある。桜の木も毎年盛大に咲くにはよほどの若さとパワーが必要なのですね。

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今日の桜 – 信州中綱湖の桜 01

例年にない暖冬だった2020年の冬。日本各地の積雪は少なく、早くも今年の稲作では水不足が心配されています。世界を旅してやっぱり感じるのは日本の自然の豊かさ美しさ繊細さではないでしょうか。

日本の春といえば桜。今年も4月が近づき開花宣言なども聞かれるようになりました。

国内外での新型コロナウィルスの影響で、落ち着かない日々が続きますが、自然はしっかり春に向かっておだやかに優しく変化しています。

しばらく今まで出会った日本の美しい桜をブログに掲載しようかと思います。たくさんの方に見ていただき、ほっこりと元気をお届けできれば嬉しいと思います。

甲信越での桜の名所は多くあり、時期も標高や位置によって、4月上旬から2週間くらいの間、開花状況に合わせてさまざまな場所で桜を楽しむことができます。桜もソメイヨシノのみならず、一本桜や古桜、集落を見守る桜や広大な桜の公園などさまざま。その中でもこの「中綱湖の桜」は知る人ぞ知る、そして憧れる人も多い桜。真っ暗な早朝からスタンバイします。空はほんのり明るくなり、朝日が差し込みます。ほんとうに刻々と色が変化していきます。その様は湖への映り込みと相まって、あっという間の感動の瞬間です。

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■ツアーレポート 八甲田山樹氷と十和田湖 奥入瀬渓谷&下北半島北限の猿と寒立馬に会う

冬の青森、八甲田山と下北半島をめぐるツアーでした。このツアーは圧倒的な樹氷が広がる八甲田山を訪ね、なかなか行くことのない下北半島で北限の猿、そして寒立馬に会いに行くという内容。

冬の八甲田山樹氷はなかなか天気が安定せず、ロープウェイの欠航もあるので、3度訪ねることができるタイミングを行程に組み込んで臨みました。

二度目の訪問で見事な晴天とずらりと見渡す限り広がるモンスター。ラッキーなタイミングでした。これは一度は見たい日本の冬の絶景です。
それぞれ個性あるモンスターに対峙しての撮影です。

下北半島では世界的にも北限に住むニホンザルを訪ねます。保護された野猿公苑でもありますが、今回は野生の猿の群れも撮影することができました。そして寒立馬はモンゴル馬をルーツにした農耕馬で、性格も大人しく働き者。厳冬の下北半島にも耐えて立つ姿が健気です。

かわいい子猿。寒い冬を耐えながら暮らしています。
下北半島 尻屋崎で越冬する寒立馬。寒さに耐えながら辛抱強く暮らしています。

下北半島の絶景で知られる仏ヶ浦。冬に訪ねるにはたいへん厳しい場所ですが、雪が少なく天候にも恵まれて訪ねることができました。駐車場から海岸までの下り道(ということは帰りは登り。。)はなかなかのものでしたが、海岸に着いたときには歓声があがる景観でした。

奇岩のつづく仏ヶ浦。ここを自由に歩き回り、光を読んで考えながら撮影に臨みました。
風景写真は光を読むことがとても重要です。日が差した瞬間を逃さないようにトライ!

八甲田山麓には日本有数のブナの森が広がります。スノーシューで知られざる巨樹の乱立する森を歩いたり、樹氷のついた原生林を眺めたり、そして最終日には凍りかかった蔦沼をたずねました。ここではさまざまな自然の造形を探し出し、頭を使いながら撮影しました。

大雪にも負けずに撮影。スノーシューを履けば自由に雪の中を歩き回れます。
春を待つブナの森。広大に原生林が広がります。
さまざなま表情を見せるブナの森。白い森とも言われる母なる木です。
楽しい自分だけの被写体探し。カメラを持つと視点が広がり深く自然を見つめることができます。

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■ツアーレポート 幻想のアイスバブルとジュエリーアイス 層雲峡から白銀の富良野・美瑛へ

二本に連続でツアー催行された冬の美しい北海道をめぐる旅も無事終了しました。このツアーは帯広を起点としたジュエリーアイスやアイスバブル、アイスコタンなど氷の世界をめぐる前半と富良野や美瑛、層雲峡をめぐる後半に分かれていました。

波に翻弄されながらも撮影にトライしたジュエリーアイス。十勝川の凍った氷が海に流出して、そして波で海岸に打ち上げられたもの。自然の神秘を感じます。

冬の北海道には居るだけで気持ちよく、車中からは純白の世界が広がり、被写体もきりがなく現れます。カメラを持つからこそ楽しめる世界も存分にありました。

今回は森や木々の撮影も多く行ないました。見事な白樺やダケカンバ、アオモリトドマツなど原始の自然が広大に広がっています。なかなか撮影すると難しい森の写真ですが、主役の木と対峙して構図を考えながら、撮影に臨みました。
晴れ間が出ると、雪面に映る木々の影が美しい。

波と氷のスローシャッターや吹雪の中の花火、ライトアップされた青い池など、なかなか写真のテクニックを必要とする場面も多かったですが、三脚を使い、頭をつかってトライすることもできました。

幻想的で美しい青い池ライトアップ。大雪の中、夢中で撮り続けました。

そして二本目のツアーでは最終日は雲ひとつない晴天の中、噴煙をあげる十勝岳や美瑛の丘も堪能することができました。

積雪の翌朝。見事な晴天と山々、そして木々に雪がつもり純白の世界が広がっていました。こんな景色は生涯でも何度も見れるものではありません。
見上げるとこんな木々。ダケカンバです。

今回はキタキツネやエゾリス、エゾシカなどにも出会うことができ、望遠レンズを持ってきた甲斐があったなぁーとも思える出会いもあり、嬉しい限りでした。

北の大地の冬の川も印象的でした。
美しい冬の北海道。日本が誇る、毎年、訪ねたい北の大地でした。

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冬の北の大地 エゾリス、キタキツネ、エゾシカに出会う

北海道にはここでしか見られない動植物がたくさんです。とくに道東に流氷とともにやってくるオジロワシやオオワシ、シマフクロウなどは世界的にも羨望の場所だといえます。

今回のツアー「アイスバブルとジュエリーアイス 層雲峡から富良野美瑛へ」の旅では道東を訪ねませんので流氷を見ることができませんが、北海道らしいエゾリスやキタキツネ、エゾシカに出会い撮影することもできました。

最終日、念願のキタキツネがひょっこり顔をだしてくれました!
エゾリスもカメラ目線。かわいいい!!
層雲峡の近くではエゾシカも出てきてくれました。エゾシカはかなり警戒していました。
いまだに人気の高い旭山動物園、冬の名物ペンギンパレード。美しい。
よちよち雪上の散歩

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美しき氷の世界を堪能!!

西遊旅行での今回のツアーでは夕日に合わせて暗くなるまでの撮影。そして日の出前から朝の撮影。二度のチャンスを作りました。行くたびに様子が全く変わる厳冬の海岸なので、とても楽しい。参加者みんなで夢中になって撮影しました!

撮影はなかなか難しく、三脚を使いスローシャッターで、フィルターも使います。何より難しく面白いのは波を読んで、波が描く模様を想像予想して撮影します。そして、波で氷や三脚がブレてしまう!しかし朝夕は海や波際に色がついてとても美しい!

この二、三年で急速に認知されたジュエリーアイス。たくさんの観光客の方々も楽しんでました。

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北海道へ 美しいジュエリーアイスに出会う旅

15日から冬の北海道を巡る旅が始まります。

ジュエリーアイスやアイスバブル、そして富良野美瑛や層雲峡などをめぐるツアーです。冬の情景は刻々と変わりどんな光景に出会えるか臨機応変に対応する必要があります。

幻想的で美しいジュエリーアイス。撮影はなかなか難しく面白い。写真だからこそ見られる景色があります。

昨日北海道入りしてロケハンです。夕刻、さっそくジュエリーアイスの海岸へ。以前訪ねた吹雪の海岸とは違い、暖かい。そして夕日と幻想的な氷を撮影できました。ツアー本番では、夕刻と早朝の二度の撮影チャンスを作っています。ぜひ本番でも美しい一枚を切り取っていただければと願います!

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■おすすめツアー 桜の京都トレイルハイライト

桜のベストシーズンに京都トレイルを歩く、追加コースが発表になりました。なかなか宿泊の予約も難しいベストシーズンです。何度も訪ねたことのある京都だと思いますが、このコースで京都の奥深さや歴史、日本の宝箱のような京都改めて好きになることだと思います。

京都盆地を見下ろす大文字山。標高は低いながらも大阪までも望める大展望

なんといっても人が多くて、それだけで疲れるというようなイメージがある京都ですが、盆地をぐるりと囲んだ山々は寺社に守られた鎮守の森のような静かで豊かな森が残されています。そしてそれらのコースは人に会うことも少ないようなトレイルです。銀閣寺や嵐山などが起点になりますが、それらの雑踏から一歩、森に入るとまったく違う世界が出現します。それはなかなか楽しい感覚です。

京都の原生林を見上げると豊かな森の世界が広がります

またこのコースは地元の電車や地下鉄、バスなどをフルに活用して移動します。そんなプライベート旅のような感覚もなかなか面白いものです。

展望コース、歴史と伝説のコース、渓谷を歩くコース。3日間でさまざまな京都の自然を堪能することができるプランです。

追加のコースは3本設定。改めてこの機会に京都を歩いてみるのはいかがでしょうか。コースはこちら→https://www.saiyu.co.jp/itinerary/new/GJKY12/

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