夏山シーズン最盛期、南アルプス北部の山々を縦走してまいりました。
登山開始は長野県大鹿村。そして山中にて3泊し、山々を越えて、山梨県側に抜けるという壮大なルートです。
ツアー前半は雨天だったり強風だったり。なかなか苦しめられましたが、山でのそんな経験や悩ましい判断はつきものでとても大切で学びがあるものです。
悪天により最深部とも言える熊ノ平小屋で一日停滞。そして後半のハイライトの2日間。晴天の中、日本で最大最長の3000mの稜線、間ノ岳と北岳を富士山を眺めながら歩きました。
学びの多い、そして感動と絶えない笑顔の6日間の山旅でした。ご参加の皆様に感謝もうしあげます!!
間ノ岳といえば、この景色、この写真!!ヤッタァ!!
前半戦は鬱蒼とした南アルプス南部の森を抜けます。森では大半が雨やモヤがかかる景色で写真を撮るには最高の美しさでした。小さな苔むした小宇宙に魅了されました。
三峰山を越えると、農鳥岳の後ろから富士山が見え始めます。ここからずーと、富士を眺めながらの稜線散歩です。
目指す北岳が聳え立っています。日本第三位の間ノ岳から日本第二位の北岳へ。日本第一位の富士山を眺めながら!!
振り返ると大きな山容の間ノ岳。そしてほんとに遠くには越えてきた塩見岳が望めます。
最後の宿泊地、肩の小屋。たくさんの登山者とテントで溢れています。バックには甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳が望めます。
肩の小屋ではブロッケン現象が一時間以上もずーと見ることができました。
北岳からの富士山。ここからの富士山が最も美しいと思います!夕刻、夜、そして朝。さまざまな色の変化を見せてくれました。感動です!!ありがとう!