◾️ツアー報告 信越トレイル【後編】

日本のロングトレイルの発祥の地とも言える、信越トレイルを歩きました。名前のとおり、信州と越後の国境に横たわる関田山脈に沿って整備されたトレイル。そして、さらにセクションが延伸して苗場山頂がゴールとなった110kmのトレイルです。

西遊旅行のツアーでは前編後編で二本が設定されています。さらに今年から信越トレイルに続いた「あまとみトレイル」も発表されました。

信越トレイルとあまとみトレイルで186kmのトレイルとなります。

信越トレイルといえばブナのトレイル。紅葉にはまだ早いですが、終始、母なるブナの森を歩きます。
西大滝の六地蔵に立ち寄りました。2011年、栄村を震源とした大きな地震がありました。その際、正面を向いていた地蔵さまが一斉に栄村の方向に向きを変えたという、嘘のような本当の縁起ある地蔵さまです。

今回のトレイルは4泊5日。毎日、宿泊が変わりました。ペンション、木造校舎を改装したオシャレな、かたくりの里。現役マタギがオーナーの出口屋さん、そしてトレイルを終え、最終日は秘湯を守る会の貝掛温泉。毎日、美味しい山の幸を中心とした地産地消の食事。そして美味しい新米を毎日いただきました。

また、毎日、登山に不用な荷物は次の宿まで回送してくれて、毎日日帰りハイキング装備で歩き、下山地点にはお迎えが来るという流れで、大変ありがたい運営でした。
そして最後のハイライト、苗場山。日本百名山でもあり、ハードな登山の一日になります。トレイルは0合目からなので、一般登山者が登り始める三合目までも歩かねばなりません。

苗場山は山地がテーブル状に広がっていて、高層湿原になっています。池塘や木道が広がり、山の上とは思えない爽快な景色が広がります。
その苗場山が信越トレイルの終点です。今回も110kmを達成した方もいました。また次の前編で達成予定の方もいらっしゃいます。

日本の美しい自然がぎっちり詰まった信越トレイル、そして日本各地にあるトレイルを楽しみましょう!