8月半ば、猛暑が日本列島を襲っています。さぁ皆んなで山に行って、人混みを避けて避暑登山。しかし2000mから3000m級の山々でも暑い。紫外線が強く熱中症や日焼けには要注意です。それでも、やっぱり涼しい風が吹き、爽やかな稜線歩きでした。
今回は北アルプスの立山室堂2450mまで立山黒部アルペンルートで楽々に登り、そこから縦走がスタートします。立山連峰や剱岳に登りたいのを我慢して、南に進みます。
今回のゴールは北アルプスの中央に鎮座する薬師岳。美しい天然記念物にも指定されているカール(圏谷)を四方に抱えた山です。奥には槍ヶ岳が写っています。どんどん近づく槍ヶ岳。
剱岳と立山連峰の縦走路。ここから一歩外れると人にもほとんど会わないような雲上トレイルが始まりました。
さっそく幻想的なブロッケン
そしてライチョウにも出会いました。
終始、晴天の登山で青空いっぱいでした。
途中に広がる五色ヶ原。ここへの訪問もツアーの目玉の一つ。なかなか訪ねることができないアルプスの秘境の一つ。お花畑が広がり、木道の上を歩きます。五色ヶ原山荘にはお風呂もあってありがたい限りでした。
人気の薬師岳にはたくさんの登山者が登っています。初めは遠くに見えた山にどんどん近づきたどり着きました。縦走登山の醍醐味です。自分の足を褒めてあげたい!今年は花も早く、チングルマの綿毛が美しい縦走路でした。
縦走の終わり。薬師岳山荘からは富山、日本海に沈む美しい夕日を眺めることができ、素晴らしい縦走の締めくくりでした。
やはり槍穂高連峰は格別な山です。9月には槍穂高を眺めながらの表銀座縦走プランがあります。季節の移り変わりを楽しみながら、一足早く、秋の気配の縦走を楽しみます。