■ツアー報告 京都一周トレイルと京北トレイル

三月末からのネパール内院トレッキングから引き続き、春の極上シーズン。近年、4月は京都でトレッキング三昧です。今年も京北トレイルから京都一周トレイルと11日間、しっかりと桜と新緑の京都を堪能しました。

まずは京都で最後に咲く京北、黒田の百年桜。開花もバッチリでトレイルに花を添えてくれました。京北トレイルは京都一周トレイルに続く、サブコースで静かな田園地帯をぐるりと回る約50kmのコースです。ツアーは4日間。

そして京都一周トレイルは83km、ツアーは7日間。いづれもホテルに連泊して、日帰り装備で毎日歩きました。皆様、この春にしっかり歩いて、毎日、大浴場で疲れをとりつつ、歩き続けました。これは今年の夏に向けての身体作りには最高で、自身の体力への自信につながる山行となりました。新緑の美しい季節のトレイル歩き、山歩きするにも最適なシーズンでした。雨にもほぼ合わずに、歩くことができました。


満開のタイミングで訪ねることができた京北、黒田の百年桜。


京北エリアは元々京都寺社の材木を供給する大切な土地で、元々この川を筏を使い、木々を搬出していました。のんびりした田園風景が魅力の京北トレイルです。


京北トレイルの展望地、伸びやかな山並みが日本海沿岸まで続きます。


あまり訪ねる人も少ない伏見桃山城ですが、美しいお城です。


若草トレイル周辺には多くの竹林があり、たけのこ採りのシーズンでした。


人気の伏見稲荷神社。コロナ前のように外国人旅行者は京都に戻ってきました。京都は外国人だらけです。


比叡山では比叡山にふさわしいガスのかかった杉林を歩くことができました。幻想的な雰囲気の中、修験者を思いながら歩きました。


コースのハイライトでもある清滝川の渓谷歩き。いい天気で、清々しいウォーキングを堪能。


嵐山の竹林も多くの人で溢れかえっていました。やはり美しい景色の場所で、外国人からすればとても珍しい美しい景色なのでしょう。ただ、人が多い!


松尾山の照葉樹林の森。お気に入りの森を今年も歩くことができました。


京都盆地をぐるりと回る京都一周トレイル。あんな遠くの山並みを歩いてここまでたどり着いた!達成感満載です。


トレイルの最後に出てくる「山の神さん」にお礼をしてトレッキングの日々も終了です。


多くの外国人が戻り、賑やかになってきました。外国人からすれば、日本は食は豊かで美味しく美しい、全てが清潔で、人々は親切。自然も豊かで歴史も深い。モノも安くて、日本は極上の国だろうなと改めて今回京都を歩いて感じました。私自身、ネパールから帰国したばかりだったので、本当にそう思います!