■ツアー報告 年末年始 雁の飛翔と初日の出 冬景色の東北をめぐる

新年あけましておめでとうございます。2022年から2023年への年末年始の旅は東北でした。さまざまなテーマをもった実りのある旅でした。いい新年を迎えることができました。本年も皆様に喜んでいただけるようないい企画を考え、ご一緒させていただけるのを楽しみにしております。専属添乗員 上鶴篤史

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今回の旅ではいくつかのテーマでの旅。まずは新年のご来光を望みながらの雁の飛翔。冬の渓谷、奥州藤原氏三代の栄華、世界遺産の平泉。柳田國男の遠野物語「遠野」を巡り、三陸海岸では東日本大震災の爪痕を訪ねました。聞き知っている場所についても改めて現地のガイドさんや本を読んで、その土地を深く知ることができました。(だから何度同じ場所を訪ねてもでも旅は面白い!)朝早くに出発、ご来光と共に雁の飛翔を見学。ゴーという地鳴りのような羽音で鳥たちが飛び立ちます。水鳥たちの毎日の営み。一度はみるべき野生のドラマでした。


今回は二つの渓谷を訪ねました。厳美渓は夕刻と朝。朝にはうっすらと雪が積もり雰囲気がありました。その次は猊鼻渓へ。こたつに入り昼食の鍋をご馳走になりながらの屋形船でした。


平泉は蝦夷と中央政権の境となる土地、坂上田村麻呂にゆかりのある達谷窟毘沙門堂を訪ねました。


そして金色堂のある中尊寺をガイドさんと共に歩きます。松尾芭蕉「おくのほそ道」の舞台でもあり、名句が生まれた土地でもあります。浄土思想を表現した「毛越寺」


日本随一の茅葺屋根の寺院、正法寺にも立ち寄り。凛とした空気感の美しいお寺でした。


美しい山里でもある遠野。さまざまな物語が語り継がれています。「遠野物語」の成り立ちや自然の厳しい暮らしから生まれた物語を伺いました。


遠野では初詣も。珍しい猫神社でもあります。


浄土ヶ浜


陸前高田の奇跡の一本松と震災遺産


美しく神秘的な龍泉洞にも侵入!日本三大鍾乳洞の一つです。


旅の終わり、盛岡近くの小岩井の一本桜を見学。美しい雪の丘陵牧場が続いていました。