■ツアー報告 中央アルプス縦走-木曽駒ヶ岳・空木岳・南駒ヶ岳

伊那と木曽に挟まれた、長大な山脈、中央アルプスを4日間にて縦走しました。最高峰は2956mの木曽駒ヶ岳。木曽駒ヶ岳には千畳敷カールまでロープウェイが通じ、比較的短時間に登れる3000mクラスの山です。

この木曽駒ヶ岳までは行ったことのある方も多いと思いますが、さらに丸二日、いくつもの山を越え、縦走して参りました。


ロープウェイで手軽に行くことができる千畳敷カール。紅葉も始まっていました。ここから大縦走のスタート!

主峰の木曽駒ヶ岳。ゆるやかで大きな山容です。山頂にはいくつかの神社や祠もあり、信仰の山であることがうかがえます。

そして、木曽駒ヶ岳に対峙する岩の宝剣岳、翌日はこの岩峰を越えて縦走がはじまります。

ほぼ終日雨だった二日目。檜尾岳、熊沢岳、東川岳を越えて、空木岳の鞍部にある木曽殿山荘に向かいました。前日の夜は装備などの講習をおこない、その実践。雨に打たれて冷えて、その体験はきっと今後の安全快適な登山に役立つことでしょう。避難小屋に逃げ込むようにして休憩をとりました。宿泊の木曽殿山荘に到着したときの安堵感は忘れられません!みなさんよく頑張りました!

翌朝はいい天気。青空が広がっています。ただし、いきなり空木岳への岩峰の急登です。朝一番なので、なんとか楽しく上り詰めることができました。

空木岳から伊那方面を見下ろします。花崗岩の山脈、とても歩きやすいトレイルでした。

空木岳を振り返ります。次々に現れる岩峰を越えながら縦走は続きます。

神々しく、とがった仙涯嶺。こんなところも登るのかぁ。。。一同、頑張りました。

ひときわ赤く美しかったウラシマツツジ。みんなでさまざまな被写体を撮りながらの登山でもありました。
下山は木曽側の伊奈川ダムへ、美しい川の流れに癒されました。下山後の食事と温泉も格別でした。