■ツアー報告 山梨のサクラと富士を撮る!

日本人の誰もが好きなサクラ、そして富士山。その二つをテーマに山梨をめぐるツアーが終了しました。桜の撮影では開花状況など毎年違うのでどうなることかと思いながらも、楽しく充実の2日間でした。


まずは富士五湖を回ります。河口湖、西湖、精進湖。そして夕刻の本栖湖へ。あまりにも天気がいい1日で雲もなく、写真撮影としては贅沢な悩みでした。
夜明け前から日蓮宗総本山、身延山久遠寺へ。しだいに空があかるくなり幻想的なしだれ桜がうかびあがります。5時半、巨大な鐘が突かれ、朝のお勤めもはじまりました。私たちも身が引き締まる気がします。
久遠寺の枝垂れ桜。しだいに朝日があたりはじめ、その姿があらわになってきました。いつまでも咲き続けてほしい老サクラです。
身延山エリアのとっておきの枝垂れ桜。うつくしい姿と背景の山々のコントラストが美しい
身延から韮崎、ワニ塚のサクラへ。例年では身延の桜とワニ塚の桜は10日以上開花に差があるため、旅行プランには入れることができませんでしたが、開花状況をしらべると満開!これは行かねばということで立ち寄りました。土曜日ということもありたくさんの見物の方が訪れています。山梨が誇る美しい一本桜です。
地元の人たちに愛されている一本桜。この桜は幻想的なライトアップもされています。また来年、会いましょう!

■ツアー報告 沖縄の小さな島々を自転車でめぐる

3月、春の沖縄の島々をめぐるサイクリングのツアーでした。とても過ごしやすい気候で風も気持ちいい。そして花粉症もない沖縄。暑くもなく、一年で最も、日本で今、最も過ごしやすい場所じゃないでしょうか。

今回めぐったのは沖縄本島の周辺の島々、本島より北に位置する伊平屋島、そして伊是名島。そして沖縄市から海に突き出た海中道路を通り、浜比嘉島。フェリーで30分ほどで渡れる小さな二つの島、津堅島と久高島を廻りました。

ツアーではこのような島のレンタサイクルを利用して島巡りを楽しみます。車もほぼ走っていないような島道をのんびりと走りました。ほぼ自転車はうん十年ぶりというかたもすぐに慣れてサイクリングを楽しんでいました。

一日目は海中道路を走ります。沖縄本島から伸びる道路で4つの島が連なっています。両側には美しい海が広がり、沖縄の方々のたくさん訪れる場所です。

自転車らしく、路地に迷い込み、港をうろうろ。自転車でしかできない旅気分を満喫です。

神の島、久高島の小さな港。初めての島へ船にて上陸。毎回、どんな島だろうかとテンションも上がります。

小さな津堅島、唯一の商店兼レンタサイクルのお店。自転車で回り終えると、絞りたてのニンジンジュースでお出迎えしてました。気持ちも一気に島モードです。

神の島、久高島は重厚な趣。近寄りづらいような、そんな雰囲気の場所がたくさんあります。そういう場所は御嶽と言われ、私たちは決して入ってはいけません。

素朴な島には珊瑚の石垣が昔のまま残っています。そんな小さな通りを走れるのも自転車ならではです。

伊平屋島の北端、クマヤ洞窟や前方の久葉山に向かって、爽快な下り道。美しい海がとても印象的でした。

一方の伊是名島は伝統と歴史のある島で、独特で風光明媚な景色が続きます。ここでも全く、車や人には会いませんでした。贅沢なひとときでした。

本島では備瀬集落のフクギ並木の中をサイクリング。沖縄の古き良き集落を垣間見ることができました。

今回、堪能したのは島々のサイクリングのみならず、立派なリゾートのホテルでの滞在、そして毎日美味しい沖縄の食でした。同じ日本ですが、歴史も文化も食も暮らしも全く違う沖縄。まだまだたくさん旅したい沖縄です。

これから春のしまなみ海道とびしま・ゆめしま海道、そして夏のベストシーズンに北海道の天売島や焼尻島、美瑛の丘のサイクリングが続いています!ぜひのんびり自転車の旅をご一緒しましょう。

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春です。桜の島々、サイクリング!

西遊旅行のサイクリングツアーもすこしづつツアーも充実。ご参加のお客様にも楽しんでいただいています。これから春のサイクリングに最適なシーズンがスタートです。

サイクリングというと、サイクリングウェアで走り、きついんでしょ?といわれることがありますが、西遊のサイクリングは普段の動きやすい服装で手軽に町や田舎道、車のほとんど走らないような場所をのんびりと「ママチャリ」で走ります。

ですので、自転車に乗れる方であれば誰でもご参加できますし、自転車でないと味わえない、見れないような場所をめぐります。

日本のサイクリングコースのなかでも、一番人気の高いしまなみ海道ととびしま海道のサイクリング。この二本のコースは春のサイクリングとしては特におすすめです。催行間近。そろそろ春の旅にいかがでしょうか

4/2-4 春のしまなみ海道サイクリングと尾道&鞆の浦をめぐる旅

4/5-7 とびしま・ゆめしま海道と御手洗まちなみサイクリング&積善山三千本桜ハイキング

こんな普段、行くことのないような港町をきょろきょろしながら走ったり。
きちっと整備された道を海をみながら走ります。
とにかく多くの橋をわたる瀬戸内のサイクリングは安全で気持ちいい。

■ツアー報告 冬の東北をめぐる旅

2月、厳冬の東北をめぐる7日間のツアーが無事に終了しました。
旅は青森から北上し、下北半島。そして八甲田山から荒々しい日本海を南下。秋田県を越え、山形へいたる旅でした。冬の美しい広大な自然、日本の原風景ともいえる美しい寺社。みちのくの温泉に泊まり美味しい海の幸もたくさんいただきました。西遊らしい7日間の冬の東北の旅でした。

7日間の旅では嵐もあり、ホワイトアウトなど厳しい冬も経験し、大自然の移ろいがありました。旅の後半は晴天がつづき、暖かくなり春の気配もたっぷり。長い日程だからこそ感じることができる7日間でした。


八甲田山ではロープウェイでの樹氷散策を1日あけて2度のチャンスを作りましたが、二度とも悪天により運休。残念でしたが、なかなか冬の厳しさも味わいました。八甲田のブナの森は、私は日本一と思っていて、二次林から巨樹が続く原始の森もあり、ほんとうに四季折々に楽しめます。誰も居ないブナの森をみなさんに歩いて体感していただけたのはうれしかった!
青森ねぶた。祭りにいかずとも「ワラッセねぶたの家」という駅前の施設で圧巻で驚嘆のねぶたをたくさん見ることができます。これぞ日本伝統芸能の祭りだと思います。ほんとうの祭りにも見に行きたいですね。
下北半島や日本海沿岸の冬の漁港は厳しい。そんななかでも人々の営みが見られます。
昨年春から何度か宿泊した五能海岸の不老ふ死温泉の露天風呂。荒れた強風の中の露天風呂はきっといい思い出になるでしょう!
五能海岸の驫木駅(こんな漢字しらなかった!)
荒々しい海岸線。こんな景色がずっと続きます。驚いたあのは海の青さ。沖縄のようなエメラルドグリーンの海もありました。
八甲田山の山上に行くことができなかったので、代案として森吉山に足を伸ばしました。美しい白銀の世界に感動しました。
森吉山の山上あるき。登山靴や雪靴であるける貴重な場所。じっくりと時間をかけて思う存分、雪上世界を楽しみました。
日本一深い湖、田沢湖へ。深さは423mにもなります。ちなみに2番目は支笏湖、3番目は十和田湖です。すべてカルデラ湖ですね。
楽しみにしていた乳頭温泉、鶴の湯もこんなに豪雪。この中で美味しい食事をご馳走になり、温泉三昧でした。幸せ幸せ。冬季営業にも頭がさがります。お世話になりました。
冬に訪ねたかった国宝、羽黒山の五重塔。直前まで雪がふり、朝の観光客もいない時間に訪ねました。しずかな凛とした空気感がたまりませんでした。
巨大な杉並木の中に立つ五重塔。室町時代初期、もしくは鎌倉時代末期の建築物といわれます。
五重塔に行くときは雪が多く降っていました。この雰囲気もよかったなぁ
絵になる温泉街、雪の銀山温泉にも立ち寄り散策です。次はここに泊まってみたい!
山形に移動し、いよいよ蔵王に。夕方とライトアップを楽しみ、朝にも再び山上へ向かいました。この真っ白な山上が見えだすと、テンションがあがりますねー。
ロープウェイからの景色も広大で美しい!
蔵王では明るいうちに山上に登り、夕日を眺め、ライトアップまでじっくり時間を割きました。山上の日本海方面に沈む夕日。貴重なサンピラー(太陽柱)が見ることができ、ダイアモンドダストや彩雲も!自然が織りなす雄大なショーを味わうことができました。感動!
蔵王からは飯豊や朝日の大山脈、月山や鳥海山も望むことができました。一冬に何度かしかないような晴天の日でした。
旅の最後は立石寺、通称山寺へ。冬の山寺はほんとうに登れるか、行って雪や凍結の状況をみなければなりませんでした。雪や凍結もあるものの、いい天気で観光客の方々もちらほら。みなさん、足元は万全の装備でしたので、用心深く注意して山上に行くことができました。
山寺の五大堂でもあたたかく、春の気配を感じながら、登拝することができました。

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