今日の桜 – 信州中綱湖の桜 01

例年にない暖冬だった2020年の冬。日本各地の積雪は少なく、早くも今年の稲作では水不足が心配されています。世界を旅してやっぱり感じるのは日本の自然の豊かさ美しさ繊細さではないでしょうか。

日本の春といえば桜。今年も4月が近づき開花宣言なども聞かれるようになりました。

国内外での新型コロナウィルスの影響で、落ち着かない日々が続きますが、自然はしっかり春に向かっておだやかに優しく変化しています。

しばらく今まで出会った日本の美しい桜をブログに掲載しようかと思います。たくさんの方に見ていただき、ほっこりと元気をお届けできれば嬉しいと思います。

甲信越での桜の名所は多くあり、時期も標高や位置によって、4月上旬から2週間くらいの間、開花状況に合わせてさまざまな場所で桜を楽しむことができます。桜もソメイヨシノのみならず、一本桜や古桜、集落を見守る桜や広大な桜の公園などさまざま。その中でもこの「中綱湖の桜」は知る人ぞ知る、そして憧れる人も多い桜。真っ暗な早朝からスタンバイします。空はほんのり明るくなり、朝日が差し込みます。ほんとうに刻々と色が変化していきます。その様は湖への映り込みと相まって、あっという間の感動の瞬間です。