ナマステ! 西遊インディアです。
今回は、ペリヤール国立公園にて体験した4つ目のアクティビティ、バンブーラフティング+ショートハイキングについてご紹介いたします。
前回:ペリヤール国立公園でのアクティビティ紹介 ボーダーハイキング
▮バンブーラフティング+ショートハイキング
湖への往復ハイキングと、竹製のいかだでの湖の遊覧が含まれる、約5時間のプログラムです。朝7時半と、9時半からの2枠の設定で、定員はそれぞれ10名。ツアー中は、2名のフォレストガイドが同行します。同じ内容でハイキングを長めに楽しむ朝8時から17時までの終日プログラムもあります。
今回は7時半からの回に参加しました。
7時15分、集合場所へ。
ボーダーハイキングの時同様、ハイキングセット(朝食と水)が配られますので、そちらを受け取り出発。
開始早々、整備された道の横で、世界一小さい鹿 ・マメジカ(mouse deer) と遭遇しました。夜行性なので、日中はほとんど見られることがないと言われているマメジカですが、フォレストガイドが確認すると足に傷を負ってしまっていたようです。
人通りの少ない場所にガイドが移動してあげていました。
さらに進んでいくと今度は野生の象が!!
2頭の子どものゾウも一緒です。
象までの距離をしっかり保ちつつ、しばらくその場所で象の観察をしていました。親子象は森の奥に入って行ってしまったので、私たちも観察を終了し先へ進みます。
道中は、インドアカガシラサギ(Indian pond heron)やインドオオリス (Indian giant squirrel)などに出会いました。
インドアカガシラサギはイランからインド、ネパール、タイ、ミャンマーなどにかけて分布しています。
クロカッコウハヤブサは、インド、中国、東南アジア等広いエリアで生息する小型の猛禽類です。多くは渡り鳥で、インド南部とスリランカで越冬しています。
コウノトリの仲間のシロエリコウ。インドでは広く全国的に分布しています。名前の通りの白い首と赤色を帯びた体が特徴です。
ショートハイキングを終え、9時半ごろ、湖に到着しました。次はバンブーラフティングです。休憩所にて出発を待つ間、もらった朝食のお弁当をいただきました。
係員が出発の準備をしている様子。
このいかだに乗ります。
ラフティング中、荷物はまとめて休憩所に保管します。
ライフジャケットを装着し、いざ出発です!
初のいかだ体験。おしりのすぐ下が水なので緊張しましたが、乗ってみると意外と安定感があり、心配もなくなりました。
またラフティングといっても自身で漕ぐものではなく、スタッフが2名同乗し漕いでくれますので、何もせずとも湖上からの眺めを楽しめます。
バンブーラフティングはゆったりと1時間ほど。いかだからは、ガウル(Gaur)や、カワセミ(Kingfisher)など様々な野鳥を観察できました。
シンプルな竹のいかだなので、水や風を間近に感じることができ、大きな船とは違った良さがありました。
その後、荷物を受け取り別のルートにて公園の出口へ。少々早めの12時頃に到着し、解散しました。
今回は半日のプログラムに参加しましたが、ハイキングとラフティングの時間配分がちょうどよく、飽きない様になっており、バランスの良いプログラムだと思いました。またラッキーなことに野生動物にも遭遇でき、個人的にもとても楽しい体験ができました!
歩くだけではなく野生動物、野鳥観察もしたい!という方には、こちらのプログラムは大変おすすめです。
(ツアーはお昼頃に終了するので、ツアー後街やホテルに戻ってからゆっくり食事が取れるのもよいと思いました)。
最後に、バンブーラフティング+ハイキングでのおすすめの持ち物をご紹介します。
1.日焼け止めグッズ
2.ウェットティッシュ (朝食の際など)
3.長ズボン (草木や日差しから守るため) ※上も長袖の方がベターですが、暑いので半そで+薄手の羽織などでもOK
4.タオル (バンブーラフティングで濡れることがあります)
5.ハイキング用の靴(防水だとなお良) ※ハイキングは2時間ほどなので、そこまでしっかりしたものでなくてもよいかと思います。
以上、数回に渡り、ペリヤール国立公園の4つのプログラムをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
個人的にはジャングルナイトパトロールとバンブーラフティング+ハイキング(半日)が大変楽しく、おすすめです。
滞在の期間に合わせて、プランを組めますので、大自然に触れたい方、野鳥が好きな方、お問い合わせお待ちしております!