2019年もまもなく4月。ここ最近、桜の開花宣言のニュースを目にするようになりました。皆さんのご近所の桜はいかがでしょうか。
今年こそは、奥さんと一緒に花見に出かけたいと思っています。
本日はカナリア諸島の固有種「カナリナ・カナリエンシス(Canarina canariensis)」をご紹介させていただきます。
被子植物 双子葉類
学名:Canarina canariensis
英名:Canary Island Bellflower 現地名:ビカカロ(bicacaro)
科名:キキョウ科(Campanulaceae) 属名:カナリナ属(Canarina)
カナリナ・カナリエンシス(Canarina canariensis)は、現地名が「ビカカロ(bicacaro)」と呼ばれるキキョウ科カナリア属、釣鐘状で印象的なオレンジ色の花を咲かせるカナリア諸島原産の花です。
同じキキョウ科「ホタルブクロ」とは近縁のようですが、茎葉に違いがあります。
ホタルブクロは、1つの節に茎をはさむように2枚の葉がつく対生(たいせい)なのに対し、カナリア・カナリエンシスは、1つの節には1枚の葉しかつかない互生(ごせい)となります。
約3~5㎝の花を釣鐘状の花を咲かせ、果実はオレンジ色の大きな多肉質の実をつけ、食べられると聞いたことがありますが・・・実は観察したことがありません。
カナリア諸島の森林ハイキングなどを楽しんでいると、その色合いからすぐに観つけることができ、その可憐な花は印象深い思い出となります。
5月18日出発「花のカナリア諸島自然紀行」へ同行させていただくこととなりました。久しぶりのカナリア諸島での花の観察が非常に楽しみです。
このブログで紹介できるよう、たくさんの花の撮影に励みたいと思います。
<カナリナ・カナリエンシスが観察できるツアー>
・花のカナリア諸島自然紀行
・スペイン最高峰テイデ山登頂と花のカナリア諸島