カラーシャの谷
Kalash Valleyパキスタンではイスラムを信仰する人がほとんどですが、カラーシャ族が住む谷では独自の宗教を信仰し、「異教(カフィール)徒の地=カフィリスタン」と呼ばれています。国境を越えたアフガニスタンにもカラーシャ族が住んでいましたが、今世紀初めまでにはイスラムに改宗したため、パキスタンに暮らすカラーシャ族が唯一の存在となりました。 人々は白い肌、青い瞳の特徴を持ち、古代マケドニアの将軍アレキサンダー大王の軍隊の末裔という伝説もあります。チトラールの町から南西35~40キロの山間の谷で、コナール川の西岸アユンという村からさらに15キロほど西へ入った、ランブール谷、ボンボレット谷、ビリール谷を中心にカラーシャ族は暮らしています。

アユンから望む、ヒンドゥークシュ最高峰ティリチミール
アユンからカフィリスタンの中心地ボンボレット谷への道
カラーシャの子供たちが通う学校
山の斜面に立つ民家とテラスで作業をする人々の姿
木造の椅子など伝統的な家財道具
家屋
北部パキスタンからパミールで見られるラテルネンデッケ天井
カラーシャの人々
カラーシャの人々
カラーシャの人々
カラーシャの人々
カラーシャの昔の墓地
村ごとにあるジャスダック神殿
祖先を祀る像ガンダウ
祭りで踊る人々