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アンナプルナ山群・ダウラギリ山群

エベレスト街道と並んで人気の高いアンナプルナ・ダウラギリの両山群のトレッキング・ルートをご紹介します。真っ赤なシャクナゲに彩られる春のアンナプルナ・フラワーハイキングから、圧巻の氷壁・氷河に囲まれたベースキャンプの位置するヒマラヤの懐深くに入り込むコースまで、バリエーション豊かなトレッキング・ルートを詳しくご案内します。

  アンナプルナ山群とダウラギリ山群   トレッキング・ルート
       
  エベレスト街道(クーンブ山群)についてはこちら


アンナプルナ山群とダウラギリ山群

●アンナプルナ山群とは

ネパール中央部、マルシャンディ河とカリ・ガンダキ河の間にまたがる大きな山群。この山群の玄関口のポカラからは、マチャプチャレ(6,993m)、アンナプルナⅠ峰(8,091m)、Ⅱ峰(7,937m)、Ⅲ峰(7,555m)、Ⅳ峰(7,525m)はじめ、高峰が屹立する姿が望めます。山名はサンスクリット語で「豊穣の女神」を意味します。

アンナプルナⅠ峰は1950年にフランス隊によって初登頂され、人類初の8,000m峰登頂となりました。

 

●ダウラギリ山群とは

アンナプルナ山群の西に位置する山群です。ダウラギリⅠ峰(8,167m)をはじめ数多くの7,000m峰が屹立しています。

ダウラギリⅠ峰は1960年スイス隊により初登頂されています。他にはダウラギリⅡ峰(7,751m)、Ⅲ峰(7,715m)、Ⅳ峰(7,661m)、Ⅴ峰(7,618m)、Ⅵ峰(7,268m)、チューレン・ヒマール(7,371m)、プタ・ヒウンチュリ(7,246m)、グルジャ・ヒマール(7,193m)などの7,000m峰が並びます。


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アンナプルナ周遊トレッキング

フムデからトロンパスを通り、タトパニ、ゴラパニを抜けてナヤ・プールまでむかう、世界中のトレッカー憧れのアンナプルナ山群一周ルートをご紹介します。

●フムデ~マナン

アンナプルナⅢ峰
アンナプルナⅢ峰

アンナプルナ周遊トレッキングのスタート地点となるフムデにはカトマンズより航空機で入ることができます。

フムデ(3,280m)からマナン(3,440m)までは約3.5時間の行程。
フムデよりマルシャンディ川沿いを1時間程歩くと、左手後方にアンナプルナⅢ峰、Ⅳ峰、Ⅱ峰が姿を現します。

川の橋を渡るとムーンジ。ここにもロッジの前にアンナプルナビューポイントなる看板が立っており快晴なら素晴らしい展望です。

山腹にへばりつく大きなゴンパがあるブラガを過ぎると、マルシャンディ川沿い最大の村マナンに到着。ここからは正面に氷河を抱いたガンガプルナ(7,455m)が高く聳えます。

 

●マナン~ヤクカルカ

マナン(3,440m)からヤクカルカ(4,018m)までは、約3.5~4時間。マナンのチョルテンでルートは別れます。左手へルートを取るとティリチョ湖方面へ。2時間程歩いたグンサングに到着です。後方にアンナプルナⅢ、Ⅳ、Ⅱ、ガンガプルナの素晴らしい展望が広がります。

さらに1時間程歩いた一軒のバッティ(茶店)に到着します。通常、ここで昼食を取ります。右手にはチュルー西峰、セントラルの展望。この辺りより標高3,000以上でした生息しないヤクを見ることができます。

そもそもヤクカルカはヤクの放牧小屋という意味です。

朝日のガンガプルナ
朝日のガンガプルナ
トロンピークを眺めながらヤクカルカへ
トロンピークを眺めながらヤクカルカへ
バッティから見るチュルー峰
バッティから見るチュルー峰
 

●ヤクカルカ~トロンフェディ


ヤクカルカより
トロンフェディへの景色

ヤクカルカ(4,018m)からトロンフェディ(4,450m)までは、約4時間の行程。いよいよマルシャンディ川最奥の宿泊地です。

ヤクカルカよりチュリ・レダーまでは1時間。トロンフェディではなく、その先のハイキャンプに宿泊し峠越えに挑むトレッカーはヤクカルカではなくこの村に宿泊することが多いようです。

チュリ・レダーを過ぎると、前方にトロンピークや、ヤカワ・カン(6,482m)が仰げるこの2つのピークの谷間がトロンパス(5,416m)です。

右手には、チュルー西峰が素晴らしい姿で聳えています。

マルシャンディ川がジャーゲン・コーラと名称を変えた水流の橋を渡り、山腹へ上がり一軒の茶店に到着。ここからは、前方にプルカン(Purkhung:6,120m)、プトゥンヒマール(Putrun Himal:6,466m)、ゲンジャン(Genjang:6,111m)の雪峰が姿を現します。トロンフェディには昼には到着できるでしょう。

チュリ・レダーへ進む橋
チュリ・レダーへ進む橋
左よりプルカン、プトゥンヒマール、ゲンジャン
左よりプルカン、プトゥンヒマール、ゲンジャン
トロンフェディに到着
トロンフェディに到着
 

●トロンパス越え(トロンフェディ~ムクティナート)

ロンパスへ向けての登り
トロンパスへ向けての登り

トロンパス越えは、このコースのハイライトである一方で、最大の難関でもあります。

長い一日になるので、まだ空に星が瞬いている頃に出発するのが望ましいです。1時間半程で4,800mのハイキャンプに到着。その後、広い窪地状を回りこみ峠状の場所に出ると一軒の茶店に到着です。日も昇り太陽が心地良い時間です。

お茶休憩を取り最後の力を振り絞ります。山腹の丘陵を登り、また山腹を繰り返すこと6回程で何本ものタルチョがはためく峠にようやく到着です。峠からは、左後方にチュルー西峰、北側には岩峰のヤカワ・カン、登路を振り返れば、プトゥンヒマール、ゲンジャンの雪峰が間近に仰げます。

峠からの下りは、途中雪の斜面などもあるので十分に注意しながら下ります。約1,600mの標高差をムクティナートまで下山し長かった一日が終わります。


トロンパスを越えて
トロンパス
トロンパス

トロンパス付近より
ムクティナートの村を望む
 

●ムクティナート~ジョムソン~マルファ


エクレバッティへの道

ムクティナート(3,760m)からジョムソン(2,743m)を経由しマルファ(2,670m)までは、約7時間。

キンガを過ぎると右足元に緑の集落が見え始めます。この村はカグベニ。この村を経由し秘境ムスタン王国方面へ行くことも可能です。ジョムソン方面はそのまま直進し、エクレバッティに向かいます。右側にはカリガンダキが流れています。

エクレバッティからは、ひたすら川原沿いの道をジョムソンを目指して歩きます。ジョムソンはジョムソン街道の拠点となる村で、飛行場もあります。

さらに2時間ほど歩くとリンゴの故郷、マルファに到着です。途中ニルギリ北峰がきれいに展望できます。

秘境ムスタンへの入口カグペニ
秘境ムスタンへの入口
カグベニ

カリカンダギ川とニルギリ峰
リンゴの故郷マルファ
リンゴの故郷マルファ
 

●マルファ~ラルジュン~カロパニ~レテ~ガサ

マルファは、狭い石畳道の両側に並ぶ白壁の家が独特な雰囲気を醸し出す居心地の良い村です。村中央の小高い場所にあるゴンパでは毎年10月にチベット仏教の仮面舞踏の祭りが行われます。かつでチベット潜入を果たした河口慧海もこの村で身をひそめていました。

マルファからトゥクチェまでは約2時間。手前より前方にダウラギリレンジが見え始めます。3月頃になると、道中に桃やリンゴの花が咲き乱れ、心地良いトレッキングとなります。

ラルジュンより川原を歩き、カリガンダキに架かる橋を渡り、谷を回りこむと、コケタンティに到着します。途中、ラルジュン手前よりニルギリ三峰がきれいに展望できます。

河口慧海記念館
河口慧海記念館

コケタンティからカロパニまでは山腹を登り返し、レテまでは急坂を下ります。車道の長い下りを2時間程歩くとようやくガサ(2,010m)に到着します。

ダウラギリ峰
ダウラギリ峰
ニルギリ三峰
ニルギリ三峰
ダウラギリ峰(左)と氷河
ダウラギリ峰(左)と氷河
 

●ガサ~タトパニ

ルクセの滝
ルクセの滝

ガサ(2,010m)からタトパニ(1,190m)までは、約5~6時間の行程。ガサより樹林帯の急坂を下り、コップチャパニへ。カリガンダキの橋を渡り、しばらく歩くとルクセチャハラへと到着します。

ここからタトパニまでは、ほぼ車道が整備されており歩きやすい道になります。途中左手にアンナプルナⅠ峰(8,091m)とバラハシカールBraha Shikar(7,647m)を仰ぎ見ることができます。

その名の通り「熱い水」を表すタトパニは、村で温泉を管理しています。タトパニのロッジから河原を降りると石で囲まれた四角い浴槽の露店風呂があり、ここでゆっくりとトレッキングの疲れを癒すことができます。

バラハシカール
バラハシカール
アンナプルナⅠ峰
アンナプルナⅠ峰
ニルギリ北峰
ニルギリ北峰
     

●タトパニ~チトレ~ゴラパニ


ダウラギリ(左)と
トゥクチェピーク(中央)

タトパニ(1,190m)からゴラパニ(2,874m)までは、約8時間の行程。

タトパニから30分ほど歩くとベニー方面への分岐があります。ここよりゴラパニ方面へは進路を左に取り、急坂の石段を登り始めます。2時間ほど石段を登ると視界が開け目の前に棚田が広がります。ここはガーラと呼ばれる村。棚田では麦と米を周期を変えて作っています。村を回りこみ、1時間程登るとシーカ(1,925m)に到着します。シーカからは、後方にダウラギリとトゥクチェピークの展望が広がります。

春には、シーカを過ぎると一面にシャクナゲが広がり、花のトンネルをいくつも通り抜けながらチトレ(2,390m)へと進むことができます。2時間ほどでチトレに到着します。チトレのロッジからは、ダウラギリ方面の山々がきれいに展望できるので、ここで1泊するのもお勧めです。

チトレからゴラパニまでは約1時間半の登りです。春には、ここでもシャクナゲが満開で、後方にダウラギリ方面、左手にアンナプルナサウス、ヒウンチェリとシャクナゲとの素晴らしいコントラストを眺めながら歩くことができます。

美しい棚田の広がるガーラ
美しい棚田の広がるガーラ
チトレからの朝のダウラギリ
チトレからの朝のダウラギリ

シャクナゲとアンナプルナサウス

シャクナゲとダウラギリ
     

●プーンヒル

ゴラパニに滞在するのであれば、好展望地プーン・ヒル(3,198m)へ、御来光を見に行くのをお勧めします。ゴラパニからプーン・ヒルまでは約1時間の行程です。

プーン・ヒルから眺める朝日の当たるダウラギリ
プーン・ヒルから眺める朝日の当たるダウラギリ
     

●ゴラパニ~バンタンティ~ティケトゥンガ~ヒレ

ゴラパニ(2,874m)からヒレ(1,430m)までは、約5時間の下りです。バンタンティまでは約2時間。ここまで来ると、標高も下がってきたので早春にはリンドウ、モクレンなどの数々の花を楽しむことができます。その後ウレリまでは30分、そしてウレリからは、膝に負担がかかる急坂な石段をティケトゥンガまで下ります。

ティケトゥンガを経由しトレッキング最後の宿泊地となるヒレには14時頃に到着します。

     

●ヒレ~ナヤプール

アンナプルナ周遊トレッキングの最後の行程となるヒレ(1,430m)からナヤプール(1,025m)までは、約3時間。ナヤプール到着後はポカラに車で戻ることができます。

 
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