ニジェールの旅
ボロロ(ウォダベ)遊牧民の美の祭り「ゲレウォール」に加え、テネレ砂漠、アイール山地や、大砂丘アラカウ、アイール山地のオアシス・ティミアなどの見どころがあるニジェール。自然と伝統が色濃く残るニジェール、本物の遊牧民の伝統と暮らしに出会う旅。
ボロロ(ウォダベ)遊牧民の美の祭り「ゲレウォール」に加え、テネレ砂漠、アイール山地や、大砂丘アラカウ、アイール山地のオアシス・ティミアなどの見どころがあるニジェール。自然と伝統が色濃く残るニジェール、本物の遊牧民の伝統と暮らしに出会う旅。
ニアメはニジェールの首都で最大の町。人口約80万人、ニジェール川北岸に位置し、1890年代にフランスが駐屯地を置くまで重要な町ではありませんでしたが、1926年に首都に定められました。
タウア~インガル~ザンデールに広がるニジェールのサヘル地帯。サヘルの市場で出会う多種多様な民族や、ゲレウォールに代表するボロロ(ウォダベ)遊牧民の伝統的な暮らしが息づくエリア。
アガデスはニジェール北部最大の町で、人口約95,000人。11世紀頃から栄え、トゥアレグ族の重要な町として成長してきました。その他、北部の重要な町と周辺のみどころをご案内いたします。
19世紀にこの地を初めて探検したドイツ人探検家はアイール山地を「砂漠のスイス」と喩えたといいます。ラクダの放牧に適した植物が育ち、井戸が点在する豊かな場所です。
テネレは、サハラ砂漠中南部の一帯を指す呼称。トゥアレグの言葉で「何もないところ」、「砂漠の中の砂漠」を意味します。年間雨量が25mm以下ほどで水を探すことが難しく、ニジェール北東からチャド西部に広がる40万平方キロメートルを超える広大な砂漠です。
名称 | ニジェール共和国 Republic of Niger |
面積 | 126万7000K㎡ |
人口 | 1634万人(2012年) |
首都 | ニアメ Niamay |
時差 | 日本との時差 -8時間 |
公用語 | ハウサ語・ジェルマ語・フラニ語・タマシェク語 公用語はフランス語 |
民族 | 複合民族国家。ハウサ、ジェルマ、トゥアレグ、ウォダベ(ボロロ)、カノウリなど |
宗教 | イスラム教徒が80%。その他、自然崇拝・キリスト教など |
通貨 | セーファー・フラン |
ニジェールの旅の季節は9月の雨季開けから3月頃です。9月の雨期明けはサハラの遊牧民トゥアレグ族やウオダベ族(ボロロ)の祭りの季節です。10月から本格的なサハラの旅の季節を迎え、3月には気温が上がります。砂漠の気候の特徴は「乾燥していること」「気温の寒暖の差が大きい」ことです。乾燥しているため、通常の何倍もの水を飲みますし、日中は半そでシャツで過ごせても朝晩はフリースやヤッケ等の防寒着が必用です。
ニジェールの入国には査証が必要です。日本出発前に査証を取得する必要があります。
申請には申請用紙のほかに英文身元保証書やイエローカード、往復航空券か予約確認書が必要です。
ニジェール共和国名誉領事館
Honorary Consulate of the Republic of Niger
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル22階
TEL:03-6847-1277 FAX:03-6847-1161
首都ニアメやアガデスでは西洋人向けのレストランやバーがありますが、それ以外の場所では地元民向けの道中の食堂かピクニックとなります。お酒は都市部で簡単に手に入ります。 キャンプの伴う旅はコックさん同行のツアーとなり、たっぷりのサラダ、サハラの砂で焼くトゥアレグのパン、トゲラ料理などがお楽しみいただけます。
トゥアレグの砂と炭火で焼くパン「トゲラ」
ラクダのコブを使った料理
ピクニックランチの一例
ニジェールのお土産と言うとなんといっても「トゥアレグ・ジュエリー」。各氏族ごとに独自のモチーフを持っており、ネックレスやイヤリングがあります。パリのエスニック雑貨店などでも高値で販売されており、デザインも洗練されたものがたくさんあります。 イフェロアン、ティミアなどのオアシスには工房があり、またアガデスにもたくさんのみやげ物店があります。商魂たくましく、買い物は要交渉です。