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エリアガイド

ニジェールの旅

ボロロ(ウォダベ)遊牧民の美の祭り「ゲレウォール」に加え、テネレ砂漠、アイール山地や、大砂丘アラカウ、アイール山地のオアシス・ティミアなどの見どころがあるニジェール。自然と伝統が色濃く残るニジェール、本物の遊牧民の伝統と暮らしに出会う旅。

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ニジェール基本情報

概要

名称 ニジェール共和国 Republic of Niger
面積 126万7000K㎡
人口 1634万人(2012年)
首都 ニアメ Niamay
時差 日本との時差 -8時間
公用語 ハウサ語・ジェルマ語・フラニ語・タマシェク語 公用語はフランス語
民族 複合民族国家。ハウサ、ジェルマ、トゥアレグ、ウォダベ(ボロロ)、カノウリなど
宗教 イスラム教徒が80%。その他、自然崇拝・キリスト教など
通貨 セーファー・フラン

旅のシーズン

ニジェールの旅の季節は9月の雨季開けから3月頃です。9月の雨期明けはサハラの遊牧民トゥアレグ族やウオダベ族(ボロロ)の祭りの季節です。10月から本格的なサハラの旅の季節を迎え、3月には気温が上がります。砂漠の気候の特徴は「乾燥していること」「気温の寒暖の差が大きい」ことです。乾燥しているため、通常の何倍もの水を飲みますし、日中は半そでシャツで過ごせても朝晩はフリースやヤッケ等の防寒着が必用です。

ビザ(査証)について

ニジェールの入国には査証が必要です。日本出発前に査証を取得する必要があります。
申請には申請用紙のほかに英文身元保証書やイエローカード、往復航空券か予約確認書が必要です。 

ニジェール共和国名誉領事館
Honorary Consulate of the Republic of Niger
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル22階
TEL:03-6847-1277 FAX:03-6847-1161

食事

首都ニアメやアガデスでは西洋人向けのレストランやバーがありますが、それ以外の場所では地元民向けの道中の食堂かピクニックとなります。お酒は都市部で簡単に手に入ります。 キャンプの伴う旅はコックさん同行のツアーとなり、たっぷりのサラダ、サハラの砂で焼くトゥアレグのパン、トゲラ料理などがお楽しみいただけます。

  • トゥアレグの砂と炭火で焼くパン「トゲラ」

  • ラクダのコブを使った料理

  • ピクニックランチの一例

お土産

ニジェールのお土産と言うとなんといっても「トゥアレグ・ジュエリー」。各氏族ごとに独自のモチーフを持っており、ネックレスやイヤリングがあります。パリのエスニック雑貨店などでも高値で販売されており、デザインも洗練されたものがたくさんあります。 イフェロアン、ティミアなどのオアシスには工房があり、またアガデスにもたくさんのみやげ物店があります。商魂たくましく、買い物は要交渉です。

注意事項

●治安に関して

ニジェールは1960年の独立以降、ハウサ族中心による中央政府支配に対する北部の少数民族のトゥアレグ族の自治を求める衝突がありました。特に1970年代・80年代にサハラ・サヘル地域を襲った旱魃の被害は大きく、この被害に手をうたなかった政府への批判も高まり、その後トゥアレグ族による反乱が数度にわたって起こりましたが、2010年以降これらの問題は落ちついています。現在は、マリとの国境付近でマリ北部を中心とする武装勢力による活動の危険があります。それ以外の場所も砂漠の個人での移動には十分な注意が必要です。 西遊旅行では、2010年以降、ニジェールの砂漠の旅はニジェール軍のエスコートが同行し、必要な通信機器を装備するなど安全の確保に努めています。

●サハラの旅

砂漠の旅は、四輪駆動車に分乗し、キャンプをしながら巡ります。途中、トイレはありませんから野外ですませますし、当然シャワーはありません。飲み水はミネラル・ウォーターですが、それ以外の生活水は途中の井戸水となります。 テント、マットレスは現地で用意し、寝袋はご自身でご用意いただくか、弊社にて貸し出しいたします。夜間は発電機などの設備はありませんので、懐中電灯をお持ち下さい。食事は、朝・昼・夕食ともにピクニックかキャンプになりますが、大自然の中で食べる食事はとても気持ちがいいものです。フランスパンにゆでたじゃがいものサラダ、パスタ、野菜のシチューとごはん等のメニューとなります。 また、西遊旅行のニジェール・ツアーでは万が一の緊急時に備えて衛星電話・トランシーバーを持参いたします。サハラでの「砂漠の民」の暮らしを是非体験してみてください。

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