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パキスタン・トレッキング視察記2 隔絶の地・ヒンドゥークシュ

文・写真西遊旅行 大阪支社 トレッキング担当スタッフ
ダーコット峠よりヒンドゥーラジの核心部、未踏の6000m峰を展望
ダーコット峠よりヒンドゥーラジの核心部、未踏の6,000m峰を展望

アフガニスタンの北東部からパキスタンの北西部にまで広がる、東西1,200㎞もの山脈がヒンドゥークシュである。ヒンドゥークシュとはペルシャ語で「インド人殺し」を意味し、かつてインド人の奴隷がペルシャへと抜ける際、この山中の険しさから何人も亡くなったことに由来する。この山脈のトレッキングは、山岳風景もさることながら、現地の人々との触れ合い、素朴な暮らしぶりが何といっても魅力だろう。

広大なヒンドゥークシュを歩く
広大なヒンドゥークシュを歩く

ワヒ族の子供たち
ワヒ族の子供たち


ワヒ族の民家にて

ダーコット氷河と6,000m峰
ダーコット氷河と6,000m峰
ダーコット峠を越える
ダーコット峠を越える

ヒンドゥークシュの谷を歩いていると、緑の芝地にへばりつく集落を見つけた。ワヒ族の住む村である。ワヒ族とはアフガニスタンのワハーン回廊に由来するイスラム教シーア派イスマイリー派に分類される人々である。この地のワヒは、19世紀にアフガニスタンから移住してきたと言われている。赤い衣装に特徴のある彼らは、標高の高いこの地で、羊、ヤギ、牛、ヤクなどを放牧する牧畜民である。村でひと際目立つ建物は、イスマイリー派のNGOが建てた学校である。NGOの社会活動が活発なこのエリアでは、ワヒの子どもたちの識字率は極めて高い。

雪のためテントに停滞していたある日のこと、一軒のワヒの家に招待された。暖かいチャイとパンでもてなしてくれた一家の母親は、強くたくましく、日々の暮らしを物語る手はやけに大きく見えた。チャイを飲みながらガイドを通じて言葉を交わし、高所の暮らしの厳しさと彼らの優しさに触れる、貴重な時間を過ごすことができた。

雪が止み、静寂に包まれたヒンドゥークシュを再び歩く。山の向こうはアフガニスタンだ。先進国から遠く離れた辺境世界を進む。


>>パキスタン・トレッキング視察記1「カラコルム5,000m峰登頂」



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ヒンドゥークシュ・トレッキング

未踏峰連なる谷から谷へ、峠を越え大氷河を横断。ワハーン渓谷の民・ワヒ族の遊牧文化が息づく秘境の地へ。峠から望むヒンドゥーラジの大パノラマ、山上湖畔の滞在、原生林と美しき渓谷の景観・・・静けさに包まれた未知なる大自然を堪能。

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