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エベレスト大展望・カラパタールトレッキング
文・写真堤 智顯
カラパタールよりアマダブラム(中)カンテガ・タムセルク(右)
カラパタールよりアマダブラム(中)カンテガ・タムセルク(右)

ルクラに到着するとひんやりとした空気に包まれた。エベレスト街道トレッキングの拠点となる村。既に標高は2,800mある。空港は仕事を求めてやってきたネパール人で込み合っており、外国人向けの店がだいぶ増えたバザールは各国のトレッカーで賑わっていた。首都のカトマンドゥからは車道が無く、飛行機を利用しない場合は、ジリ村から約1週間歩かないと辿り着くことは出来ない。渋滞と埃のカトマンドゥとはまるっきり違うルクラに到着すると、ワクワクした気分になる。トレッカーも有名・無名の登山家達も皆ここからスタートするのだ。

ナムチェバザールはシェルパ族の首村でありトレッカーにとって憩いの村。標高は2,450m程。ここで連泊して高度順応をするのが定説。帰路も必ず通過するので各国のトレッカーが思い思いの時間をくつろいでいる。道にたくさん並ぶ土産屋をひやかすのが面白い。ナムチェバザール裏手のシャンボチェの丘を一登りするとエベレストをゆっくり展望できるパノラマホテルに到着する。我々はナムチェバザールで連泊せずにこちらに宿泊。次の日の宿泊地のタンボチェもよく見える。夜は星が美しい。

エベレストの好展望地タンボチェ(3,860m)を過ぎると、歩行ペースが落ちてくる。空気の薄さを実感し、いよいよ本格的に高所に来たのだと感じる。高山病にも要注意だ。高度順応の為にディンボチェで2連泊する。標高は4,343m。高度順応トレッキングで訪れるチュクンからは、天気が良ければ大迫力のローツェ南壁、ヌプツェを望むことが出来る。反対側を振り向くとカンレヤウムのヒマラヤひだが美しい。素晴らしいエベレスト街道寄り道コースだ。

トゥクラ・パスへの急登を登りきると、前方にはプモリが聳え立つ。いよいよゴールも手が届くところまで来たという気にさせる。ここには亡くなったシェルパ・登山家の慰霊碑が墓のように並んでおり、年々増え続けているという。ここを通過すると、正直ゾッとしてしまう。他人事とは思えない死のリアリティが生々しく漂っている。

ロブチェ(4,930m)を出発し、クーンブ氷河のサイドモレーンを絶景を眺めながら進む。荒涼とした大地の上に建つゴラクシェプのロッジを見ると、凄い所に山小屋があるもんだ、と思う。ゴラクシェプとは「カラスの墓場」の意味だ。

カラパタールがいよいよ目前に迫っている。空気の薄さに思うように体が動かないので、一歩一歩確実にゆっくり歩を進める。ゴラクシェプのロッジが眼下に小さくなってきた頃、カラパタールの頂(5,545m)がはっきりと見えてくる。あせらず、深呼吸をし、一歩、一歩・・・。そして登頂。その時の感動はひとしおだ。ここまで自分の足だけでやってきたのだ。互いの健闘を称えあい、振り返ると、クーンブ氷河上には絶景が広がっていた。

パンボチェよりアマダブラム
パンボチェより、アマダブラム

チュクンより、カンレヤウムのヒマラヤ襞
チュクンより、カンレヤウムのヒマラヤ襞

トゥクラ・パス
トゥクラ・パス

カラパタールとプモリ
カラパタールとプモリ
ゴラクシェプより夕焼けのヌプツェ
ゴラクシェプより夕焼けのヌプツェ


関連ツアー
エベレスト大展望・カラパタールトレッキング

エベレストを眼前に仰ぐカラパタールの頂へ、高度順応を兼ねてチュクンも訪問。ゆっくりと高度順応を重ねながら、エベレスト街道の終着地を目指す、厳冬期を避けたベストシーズンのみのツアー設定。

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