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ガルワール・ヒマラヤ 花の谷トレッキング
文・写真大友 康一
ガンガリア・花の谷
ガンガリア・花の谷

ガルワール・ヒマラヤとは首都デリーから遥か北東部にあるヒマラヤ山系のこと。その人里遠く離れた谷間に<花の谷>があります。

<花の谷>の標高は3,500m、トレッキング最高地点はシーク教の聖地ヘムクンド湖(標高4,328m)です。その一帯で、ブルーポピーをはじめ、豪華・可憐な高山植物の群生を楽しんできました。


大型の高山植物が咲き乱れます
大型の高山植物が咲き乱れます


花の谷にて

ヘムクンド湖畔で出会ったブルーポピー
ヘムクンド湖畔で出会ったブルーポピー

聖地バドリナート
聖地バドリナート

車は標高1,828mのゴビンダガートまでしか入れず、そこからの4日間は全て徒歩です。登山道というのは町や集落のはずれから山に入る道というイメージですが、ここでは賑わう参道からそのままシーク教徒の巡礼者の波におされて登り始めてしまうことになります。いわゆる山登りスタイルの我々の脇を、ジーパン姿やサンダルで気軽に登っていく人たちがいました。裸足の人までいる。あまりの軽装に驚くばかり。

石畳の道を登り続けます。足の運びが難しい!馬の糞、牛の糞まで避けるとなるとさらに難しくなります。慣れてきた頃、ガンガリアの町に到着。暖かいチャイを飲んでこの日は終了。

翌日、ガンガリアの町を抜け、花の谷への入口へ。入口付近から左右には花がたくさん咲いています。みなさん、美しい花々とフラワーガイドに誘われるまま谷へと向かっていきました。フラワーガイドは花をみつけては、実ににこやかに花の名前を我々に教えてくれました。「まだまだこれからですよ」という声に先を急ぎます。岩陰にあるブルーポピーに元気付けられて、登りにかかりました。

雪渓を見ながら、雨で道が崩れているところを慎重に越え、花の谷に入り込んでいく。大きな岩陰にもひっそりとブルーポピーが咲いている。雲が流れ、雲間から日が差してきた。雨に濡れた花々が輝き出す。周りの山肌からは、いくつもの滝が流れ出している。お花畑の中で食べるピクニックランチは一層おいしく感じました。1930年代にこの谷で亡くなったマーガレット女史もこの場所で安らかに眠っていることでしょう。写真好きのシーク教徒のグループともすれちがいながらガンガリアへ戻りました。

翌日はシーク教徒の聖地ヘムクンド湖へ。この日は1日で1,000m以上高度を上げます、しかも4,328mまでとなると誰でも不安になります。私達も少ない酸素をしっかり吸って高度を上げました。巡礼者も宗教心を味方につけて頑張っていました。目的、夢を達成したいという意気込みが感じられます。4,000mを越えると、やがてブルーポピーが次々と目に留まるようになります。最初のうちは自然に目が青い花を探し求めていましたが、やがてあちこちにあることがわかるようになると形のいいもの、色のいいもの、バランスのいいものを選ぶようになってくるものですね。それほどたくさん咲いていました。

さらに高度が上がると、シーク教の聖花サウスレアが見られるようになりました。これも一面に咲いていました。花の季節を実感しながら、一歩ずつ足を前に出します。4,200mをこえるとさすがに息が切れてきます。この高さでも花や緑があるので、そう高さは感じないが、身体は思うように動かなくなってきていました。

インド人巡礼者に頑張れといわれ、また頑張れといって抜きつ抜かれつ、休みながら湖へ。全員無事にヘムクンド湖に到着。「よくこれだけ登ったなあ」と下界を見ながら帰路につきました。一歩ずつ足を前に出すことでここまで登れる人間の強さを感じながら・・・。

山の生活がずいぶん前のことにように感じられます。「もう少しインドで旅をしていたい」という思いを胸にデリーを後にしました。



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