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上フンザ4,000mの展望地 「パトゥンダス登頂トレッキング」
文・写真西遊旅行 大阪支社 トレッキング担当スタッフ
左にシスパーレ、右にパスー・ピーク
左にシスパーレ、右にパスー・ピーク
(パトゥンダスより)


6月、添乗員としてパトゥンダス・トレッキングに同行させていただきました。今回は、パキスタン・上部フンザ地方4,000mの展望地「パトゥンダス」を目指します。

このルートはまだ一般的には知られていませんが、その分トレッカーもほとんどおらず、ゆっくりと山々の眺望を楽しむことができるのが特徴です。初夏のパキスタンでカラコルムの眺望を堪能した旅の様子をレポートします!

桃源郷フンザの中心地カリマバードから車で30分走ると上部フンザ地方に入ります。フサイニーという村のそばでジープ道を降りしばらく歩いていくと、翡翠色の湖面が印象的なボリット湖が現れます。湖の側のレストランにて地元の青年ポーターさんたちと合流し、いよいよ「パトゥンダス」を目指してトレッキングがスタート!どのような風景が私たちの前に現れて行くのかワクワクし、胸の鼓動は高鳴っていきます。

トレッキング初日は、パスー氷河を右眼下に眺めながらガレ場を登っていきます。パスー・ガーというテント地に着くと少し標高が上がり、高度計は3,200mを示していました。

翡翠色のボリット湖
翡翠色のボリット湖
パスー・ガーにて
パスー・ガーにて

真っ白なパスー氷河
真っ白なパスー氷河

パスー氷河の横断、このルートの最大魅力の1つである歩きどころが翌日に待っています。真っ白で広大な氷河が豪快の一言。周りを囲んだ褐色の山々とのコントラストが心に深く残っています。この氷河横断を最大の目的としてご参加された人もいらっしゃり、カラコルム真っ只中を体感したことで、早くも2日目にして私たちは最高潮の興奮を覚えました。

写真をご覧いただくと危険なのでは?と思われる方もおられると思いますが、心配ご無用。横断の際には、年々変わる氷河のルートを熟知した地元の優しいポーターさんたちが手とり足とりサポートしてくれます。

パスー氷河を渡りきると2日目のテント地まではあと少し。テント地ルズドゥーの標高は本トレッキング最高の3,660mを示します。翌3日目がいよいよ4,000峰登頂日です。まだ見ぬパトゥンダスではどのよう光景が待っているのか期待し、眠りにつきました。

そして3日目、ルズドゥ横の尾根を歩き出しいざパトゥンダスへ。ピークに近づくに従って、登山道から南にシスパーレ、東にヒスパー・ムスターグの山群が見えるようになります。ひたすら尾根上を登っていきますが、道は本当に歩き易く脚への負担は思いの他ありませんでした。しばらく歩き、ついに約4,200mの頂へ!パトゥンダスの頂に着くといきなり視界が開けます。思ったよりも広大な牧草地が広がり、ウシもいて意外な印象を受けました。初夏なので野花も咲いており、この季節は花好きの方にもおすすめです。

ここからのカラコルム山脈360℃の展望がこのコースのハイライト。東西南北で異なる山の眺望が楽しめ圧巻でした。皆様ただただ幸福なひと時をかみしめておられました。

東:シムシャールレンジとヒスパー・ムスターグの山群
東:シムシャールレンジとヒスパー・ムスターグの山群
西:バトゥーラ山群と、右眼下にバトゥーラ氷河
西:バトゥーラ山群と、右眼下にバトゥーラ氷河
南:グルミットタワーの雄姿
南:グルミットタワーの雄姿
北:トポックダンの鋭鋒群
北:トポックダンの鋭鋒群
広大な「パトゥンダス」
広大な「パトゥンダス」

パトゥンダスを堪能した翌日、パスー氷河を横断し一気に下ります。カラコルムハイウェイ沿いの村へ着いた瞬間、皆様無事にトレッキングを終える事ができ安心された反面、いつまでもカラコルムの山に抱かれていたかったと後ろ髪を引かれる思いもつきませんでした。

ここまで僅か4日間のアプローチ。多くの車が行きかうカラコルムハイウェイを少し離れただけで、カラコルムの山々に迫る事ができる別世界が存在する事に本当に感動を覚えました。皆様も知られざる名ルート、パトゥンダストレックを是非歩かれてみてはいかがでしょうか。



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