「パミール・ハイウェイとワハーン渓谷」ツアーレポート

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パミール・ハイウェイとワハーン渓谷
ワヒ族の民家の尾根。パキスタン・上部フンザ地方と同様のラテルネンデッケ天井をもつ建築様式が見られます
ソ連邦崩壊後の内戦と入域許可取得が困難だったことから、長い間外国人の訪問が難しく、いまだ未知なる部分が多かったタジキスタン。国土の90%は山岳地帯が占め、6,000~7,000mの山々が連なる「世界の屋根」パミール高原を有しています。
東部には国土の45%を占めるゴルノ・バダフシャン自治州があり、ここには人口のわずか3%のパミール系諸民族とキルギス族が暮らしています。

ワハーン渓谷 / Wakhan valley

  パミール系諸民族の暮らしに触れ、パンジ川の対岸にヒンドゥークシュを背後に控えたアフガニスタン・ワハーン回廊を望むことができるのがワハーン渓谷。この地域は厳しい自然環境だけでなく、地形状の特殊性からも、独自の文化・風習を守り続けてきた人々が暮らしています。この地域に暮らすのはワヒ族、ショグナーン族といったパミール系諸民族で宗教はイスラムですが、パキスタンのフンザ地方やアフガニスタンのバダフシャン州と同じくイスマイリ派(アガ・ハーン)を信仰しています。民族も、その景観もパキスタンの上部フンザ地方に近い雰囲気を感じられるかも知れません。この渓谷には拝火教寺院跡や仏教僧院跡も残り、古くから文化伝播の道であったことをうかがうことができます。タジキスタンとアフガニスタンとの国境沿いを延々と流れるパンジ川は、ワハーン回廊から来るワハーン川とゾルクル湖から来るパミール川がランガールにて合流したもので、西へと流れウズベキスタンに入るとアム・ダリヤと名前を変え、アラル海に至って3,000キロに及ぶ流れを終えます。ワハーン渓谷のハイライトはなんと言ってもこのパンジ川の対岸に広がるアフガニスタン側、ヒンドゥークシュと扇状地の広がる雄大な景色。村人も解放的で明るくツーリストを迎えてくれます。
死海での浮遊体験をお楽しみください。
ワハーン渓谷の村、畑仕事(8月)    
死海での浮遊体験をお楽しみください。
ワヒ族の少女
死海での浮遊体験をお楽しみください。
ヴァンの仏教遺跡跡 僧院や石窟の跡も残されています   
ゴラン高原を望む玄武岩の柱廊が残る教会跡
ランガールからハルゴッシュ峠への途中に広がるヒンドゥークシュ高峰群の景色

ワハーン回廊とは / Wakhan corridor

アフガニスタンの北東部に東西に細長く伸びた回廊地帯。細い部分は南北の幅15~60Km、東西200Kmにわたり、北はタジキスタン、東は中華人民共和国に、南はヒンドゥークシュ山脈を境界としてパキスタンに接しています。西側はワヒ族が、東側の山岳地帯はキルギス族が暮らし、アクセスの難しさと治安状況から「最後の秘境」として残された山岳地帯です。
褐色の大地が作る海岸線
パンジ川の対岸に広がるアフガニスタン側、ヒンドゥークシュの氷河から流れ出て広がる扇状地

パミール・ハイウェイ / Pamir highway

死海での浮遊体験をお楽しみください。
パミール高原最大の湖カラクル。 2,500万年前の隕石の衝突でできた
クレーター跡にできた湖
 「世界の尾根」パミール高原とキルギス族の世界ゴルノ・バダフシャン自治州を貫通する「パミール・ハイウェイ」は、タジキスタンのホルグからはじまりキルギスのオシュまで続きます。もともと1931年に旧ソ連が領土南端に軍を送る目的で建設した軍用道路でした。ホルグから標高を上げコイ・テゼック峠(4,272m)を越えると、そこはキルギス族の世界。標高3,500~4,000mの高原には移動式住居ユルトが点在し、キルギス帽をかぶりロバや馬に乗った人々の姿を見かけます。その後、ハイウェイはパミール高原のキルギス族の町マルガブより北上し、ハイウェイの最高地点アク・バイタル峠(4,655m)に至ります。キルギスとの国境付近には国境線を成すトランス・アライ山脈の高峰群が聳え、その手前にパミール高原で最大の湖、カラクル湖が広がります。ここでは雄大な山容とともに紺碧の湖の景観を展望することができます。さらにハイウェイは北上しキジル・アート峠(4,282m)を越えると、キルギスに入り、サリタシュの村へと下ります。この村からはキルギスの第2の高峰にしてトランス・アライ山脈の最高峰であるレーニン峰7,134mを望むことができるのです。

死海での浮遊体験をお楽しみください。
キルギス族の町マルガブ    
死海での浮遊体験をお楽しみください。
マルガブのバザール
死海での浮遊体験をお楽しみください。
キルギス族 夏の放牧ユルト (移動式住居)    
死海での浮遊体験をお楽しみください。
パミール・ハイウェイ最高通過地点、アク・バイタル峠4,655m

パミール・ハイウェイとは / Pamir highway

別名M41ハイウェイとも呼ばれ、キルギスのオシュからパミール高原を貫きゴルノ・バダフシャン自治区の州都ホルグ、タジキスタンの首都ドシャンベを経てウズベキスタンに入り南下、アムダリヤ川の国境を越えてアフガニスタンのマザリ・シャリフまで延びる道ですが、一般的にはオシュ~ホルグが「パミール・ハイウェイ」と呼ばれています。
パミール・ハイウェイの通過地点、サリタシュの村から見るレーニン峰
パミール・ハイウェイの通過地点、サリタシュの村から見るレーニン峰

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