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カラカルパクスタンとトルクメニスタン
中央アジア担当スタッフ
クズル・クム(赤い砂漠)に残るアヤズカラ
クズル・クム(赤い砂漠)に残るアヤズカラ

旅好きの方ならば、中央アジアの国を挙げよと言わればきっと容易にキルギススタン・カザフスタン・タジキスタン・ウズベキスタン・タジキスタン・トルクメニスタンという国々の名を挙げることができるでしょう。

これからご紹介するカラカルパクスタンを挙げた方はかなりの中央アジア通であると思います。

ウズベキスタンとカラカルパクスタンを隔てるアムダリヤ川
ウズベキスタンとカラカルパクスタンを隔てるアムダリヤ川

アムダリヤ川に架かる浮き橋
アムダリヤ川に架かる浮き橋


古代ホラズム王国の遺跡トプラクカラ
古代ホラズム王国の都城跡トプラクカラ


アヤズ・カラ(1号)
アヤズカラ(1号)

遺跡近く、ユルタでのキャンプ
遺跡近く、ユルタでのキャンプ

カラカルパクスタン、この国は紛れも無く中央アジア地域に存在する共和国の1つです。ただ実際にはウズベキスタン共和国の内部(アラル海がある北西部)に存在する自治共和国なのでなじみがなく、一般的に知られていない国なのです。

面白いことに、住民の多数を占めるカラカルパク人の文化・風習・言語が尊重され独自の憲法や大統領もいるほど大きな自治を認められているのですが、一方で、政治や経済・ソムという通貨などは全てウズベキスタン共和国にお任せするという形態を採っていることです。

憲法はウズベキスタンのそれに準拠し、国章も若干の差はありますが、ほぼ同じで、ただし独自の外交権がないということが他の国と違っている主権国家といえましょう。そのような国に8月まだ暑い時期に添乗させていただきました。

ウズベキスタンの首都タシケントから空路でウルゲンチに飛び、そこからはミニバンでの移動でした。なぜ大型バスではないのかというと、道路のインフラが進んでいないというのはもちろんですが、ウズベキスタンとカラカルパクスタンの地を隔てるもの、すなわち古代から数々の文明を育む源となったことで有名なアムダリヤ川が流れており、どうしてもその川に架かる橋を渡らなければなりません。

その渡る橋というのが、船を並べて橋を渡すいわゆる浮き橋で、運悪く雨なぞ降られるものならとても大型バスでは行けそうも無い感じ。もっとも、近くに新しい橋を急ピッチで建造しているとのことでしたが、良くも悪くもこの川のおかげでカラカルパクスタンという地域がウズベキスタンの辺境の地としてこれまで存在していたのでしょう。

旧ソ連時代の面影を、通り過ぎる風景の中で随所に感じることができます。灌漑施設を利用して栽培される綿花や米などの広大な農地がある一方、赤い砂漠といわれるクズルクム砂漠が広がる地域には羊・ヤギ・馬・ラクダなどの牧畜が行われており、その乾燥した砂漠にに点在する古代ホラズム王朝時代の遺跡群は必見です。

古代からアムダリヤ川の流れに沿っていくつもの都市が繁栄そして衰退を繰り返してきました。トプラクカラという有名な遺跡では王の間、黒い兵士の間、勝利の間といった宮殿部分や拝火教(ゾロアスター教)寺院跡を巡り、高台からは広大な景色を堪能 でき古の華やかな時代を偲ばせてくれました。

6世紀ごろのこの遺跡の付近にはアムダリヤ川が流れていましたが、その川筋が変わってしまったことでこの都市への水の供給ができなくなり結局見捨てられることになってしまったのだそうです。そのような説明を聞きながら遺跡を巡るのは楽しいものです。

さて宿泊は、最後に訪れたアヤズカラというこれも素晴らしい遺跡の近くでのキャンプ泊。遊牧民の移動宿泊施設であるユルタでの宿泊です。円形のシンプルな作りですが布団も完備し快適なもの。お風呂こそありませんがシャワー・水洗トイレがあり、順番に利用していただけます。夕食も一つのユルタにて、ウォッカを片手にポロフと呼ばれる焼き飯や羊肉の煮込み・釜で焼いたナンを堪能しました。

夕食後には満天の星空を見上げながら、寝るのがもったいないと深夜まで星空を眺め旅の思い出を語り合っていた方がたくさんいらっしゃいました。とにかく人工の光が全くないところです。これこそ最高の贅沢といえましょう。

ぜひこの体験を多くの方に味わっていただきたい。そして通常のホテルとは違った旅の思い出としていただきたいと思います。



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