ツアーのポイント
ポイント 憧れのカラコルム究極の峠 ゴンドゴロ・ラ(峠)越え
バルトロ氷河のコンコルディアとフーシェ谷のルートを繋ぐ、世界中のトレッカー憧れの峠がゴンドゴロ・ラ。K2展望の王道バルトロ氷河を歩き、ゴンドゴロ・ラを越えてフーシェ谷へ抜ける「バルトロ氷河最深部」トレッキングです。峠上からは、ヒドゥンピークと呼ばれるGⅠを筆頭にK2、ブロードピーク、GⅡの8,000m峰四座を一度に展望することができます。ポイント 高所順応、天候予備にも配慮した行程
バルトロ氷河上を歩き標高4,650mのコンコルディアを目指すことで徐々に高所順応。ゆとりのある日程で、ゴンドゴロ・ラへチャレンジします。また、万が一の悪天候に備えて予備日を設け、復路行程にも配慮しています。ツアーを成功させるため、現地スタッフは日本人グループのゴンドゴロ・ラ越えに慣れたガイド、アシスタント、コックが同行し、万全の体制でのぞみます。予備日を使わず、予定通りフーシェへ到着の場合はサイチョウからK6・K7方面又は、K1(マッシャーブルム)方面へのトレッキングへご案内します。COLUMN カラコルムの氷壁
標高5,680m、50度角の氷壁を昇り降りしますので特殊な装備が必要となります。また、十分な高所経験、アイゼン・ピッケルを使用した雪山登山経験、ロープワーク経験がある方のご参加をお待ちしております。
峠越えのベースキャンプとなるアリ・キャンプからフーシェまでの3日間の行程に最大4日間の予備日を設けています。峠越えにはお客様1名様に1名のサポートスタッフがつき、最大7名のチームに添乗員、ガイド、現地のレスキューが同行します。緊急対応のための装備(酸素、携帯加圧装置、衛星電話)も完備し、万全の体制で峠越えへのぞみます。
ご自身でご用意いただく装備
・登山靴:保温性の高い雪山用登山靴。アイゼン装着が可能なもの。
・アイゼン:10本爪以上。装着が容易なワンタッチ、セミワンタッチのもの。
・ピッケル:縦走用、MIXルート用のもの。アイスクライミング用のものは必要ありません。
・ハーネス、安全還付カラビナ(最低3枚)、ユマール、ディッセンダー:フィックスロープにビレイしての峠越えとなります。
・ヘルメット:峠越え後の下りは特に落石の心配があります。
ロープワークの練習
雪壁登攀
出発日と料金
2018年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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06月22日(金) ~ 07月16日(月) |
25日間 | 988,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | (+特殊技術) モレーン、氷河上を歩き、峠越えでは50度の斜面の上り下りがあります。冬山登山経験とロープワークなど特殊技術が必要です。 | |
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高度 | 最高宿泊高度は5,050m、最高到達地点は5,680mです。徐々に高度を上げますが、高山病の影響が十分に予想されます。 | |
宿泊 | テント13~16泊 テント設営は全てスタッフが行い、テント場は草地、モレーン上、氷河上で十分な寒さ対策も必要です。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、イスラマバードにてダッフルバッグに詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 バンコク |
午前発 | 空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。 イスラマバード:ヒルビュー泊 |
大阪 バンコク |
午前発 | ||
バンコク イスラマバード |
19:00発 22:10着 |
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2 | イスラマバード スカルドゥ |
午前発 | 山岳フライトにて、スカルドゥへ。天気が良ければ機内よりナンガパルバット(8,126m)がご覧いただけます。着後、自由行動。 ※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてベシャムへ。 スカルドゥ又はベシャム泊 |
イスラマバード ベシャム |
08:00発 15:00着 |
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3 | スカルドゥ | 終日、自由行動。 ※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてスカルドゥへ。 スカルドゥ泊 |
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ベシャム スカルドゥ |
07:00発 21:00着 |
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4 | スカルドゥ アスコーレ |
09:00発 16:00着 |
四輪駆動車にてシガール川沿いを走り、トレッキングの出発点となるアスコーレのキャンプ地(3,000m)へ。
テント泊 |
5 | アスコーレ ジョラ |
約8時間 | ●トレッキング(約8時間) トレッキング開始。ビアフォ氷河の末端部を巻いてジョラ(3,350m)へ。 テント泊 |
6 | ジョラ スカム・ツォク |
約6時間 | ●トレッキング(約6時間) バルトロ川沿いの断崖の道をスカム・ツォク(約3,300m)へ。 テント泊 |
7 | スカム・ツォク パイユ |
約4時間 | ●トレッキング(約4時間) 絶景の広がる緑のキャンプ地・パイユ(3,450m)へ。 テント泊 |
8 | パイユ | 高所順応及び予備日を兼ねて、パイユに滞在。
テント泊 |
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9 | パイユ コボルツェ |
約8時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約8時間) バルトロ氷河に上がり、パイユピーク、トランゴタワー、グレートトランゴなどの峰々を眺めながらコボルツェ(3,940m)へ。 テント泊 |
10 | コボルツェ ウルドゥカス |
約4時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約4時間) ウルドゥカス(4,050m)へ。途中、8,000 m峰のブロードピークやガッシャーブルムの山々が姿を現します。 テント泊 |
11 | ウルドゥカス ゴレⅡ |
約7時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約7時間) マッシャーブルムをはじめ、6,000m~8,000m峰が聳える絶景の中をゴレⅡ(4,380m)へ。 テント泊 |
12 | ゴレⅡ コンコルディア |
約6時間 | ●バルトロ氷河トレッキング(約6時間) 怪峰ムズターグタワーを左手に眺めながら、名峰に囲まれたカラコルムの核心部コンコルディア(4,650m)へ。ここで初めてK2を展望することができます。 テント泊 |
13 | コンコルディア | 終日、コンコルディアに滞在し周辺を散策。K2をはじめとする7,000m~8,000m峰の大展望をお楽しみください。 ※ゴンドゴロ・ラ越えに向けての装備確認とロープワークなどの技術練習も行います。 テント泊 |
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14 | コンコルディア ヴィグネ氷河 アリ・キャンプ |
約6時間 |
●ヴィグネ氷河トレッキング(約6時間) コンコルディアより上部バルトロ氷河を登りヴィグネ氷河に入りアリ・キャンプ(5,050m)へ。K2、GⅣ、バルトロカンリの展望、GⅤ、GⅥも姿を現します。 ※ゴンドゴロ・ラ越えに向けての装備確認とロープワークなどの技術練習も行います。 テント泊 |
15 | アリ・キャンプ ゴンドゴロ・ラ フスパン |
約12時間 |
●ゴンドゴロ・ラ越え(約12時間) 夜中、アリ・キャンプを出発し、氷河上を歩きゴンドゴロ・ラ(峠:5,680m)の雪壁を登ります。予定通りなら早朝、ゴンドゴロ・ラの頂上へ。頂上からはK2、ブロードピーク、ガッシャーブルム山群の絶景が広がります。雪と岩の混じる斜面を下りゴンドゴロ氷河上に出てフスパン(4,680m)まで下ります。 テント泊 |
16 | フスパン サイチョウ |
約8時間 | ●ゴンドゴロ氷河トレッキング(約8時間) ゴンドゴロ氷河上とサイドモレーンを歩き、K7(6,934m)が展望できるサイチョウ(3,330m)まで下ります。 テント泊 |
17 | サイチョウ フーシェ |
約5時間 | ●トレッキング(約5時間) のどかなフーシェ谷の道を歩き、K1(マッシャーブルム:7,821m)を展望するフーシェまで下ります。 フーシェ泊 |
18 | (予備日) | ※18~20日目はゴンドゴロ・ラ越えの予備日です。サイチョウからフーシェまで歩き、その後にスカルドゥへ移動できますので、最大4日間の予備日を設けています。予定通り、または早めにゴンドゴロ・ラ越えができた場合には、サイチョウ付近の滞在、フーシェ谷周辺のトレッキングなどへご案内する予定です。 | |
19 | (予備日) | ||
20 | (予備日) | ||
21 | フーシェ スカルドゥ |
09:00発 13:00着 |
専用車にてスカルドゥへ戻ります。
スカルドゥ泊 |
22 | スカルドゥ イスラマバード |
午前発 | 航空機にて、イスラマバードへ。着後、自由行動。 ※天候等によりフライトキャンセルの場合は、専用車にてチラスへ。 イスラマバード:ヒルビュー又はチラス:シャングリラ泊 |
スカルドゥ チラス |
10:00発 17:00着 |
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23 | イスラマバード | 終日、イスラマバード滞在。 ※前日フライトキャンセルの場合は、専用車にてイスラマバードへ。 スラマバード:ヒルビュー泊 |
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チラス イスラマバード |
07:00発 20:00着 |
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24 | イスラマバード | 23:20発 | 午前中、自由行動。午後、イスラマバード市内観光。夕食後、空港へ。航空機にて、帰国の途につきます。
機中泊 |
25 | バンコク | 06:25着 | バンコク着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
バンコク 東京 |
午前発 | ||
バンコク 大阪 |
午前発 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝23/昼 23/夜 23:機内食は除く
- 利用予定航空会社: タイ国際航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | パキスタン(100円)、代行手数料(4,320円)、写真2枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | 日中は炎天下の中を歩き、高所キャンプの朝晩は氷点下まで冷え込む、気温差の激しい山岳気候です。トレッキング中は長袖シャツを基本に、曇天の冷え込みに備えてフリースやウィンドブレーカーをお持ちください。高所キャンプ用にダウンジャケットも必要です。峠へのアタックは深夜からになりますので、極寒用の手袋や目出帽、スパッツ、オーバーヤッケ、オーバーズボンなどの冬山装備が必携です。日中は、日差しが強く照り返しがきついので、帽子やサングラス、日焼け止めもお持ちください。靴はアイゼンが装着可能な登山靴、アイゼン、ピッケル、ハーネス、カラビナ、ユマール、ディッセンダー、ヘルメットなどの山岳登攀用具も必要となります。詳しくは、担当までお問い合わせください。 |
利用予定ホテル |
日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | 最高宿泊高度は5,050mのアリ・キャンプ、最高到達高度はゴンドゴ・ラ峠の5,680mです。高山病の影響が十分に考えられるコースですが、徐々に高度を上げてアリ・キャンプ(5,050m)に到着する、高所順応に配慮した日程です。ご参加の方全員に健康診断書のご提出をお願いしております。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。 高山病についてのご注意と取り組み |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
トレッキングについて | 氷河やモレーン上の足場の悪いルートを歩くこと、標高4,000m以上でも十分に歩くことのできる健脚で雪山経験のある方向けのコースです。峠は夜明け前に出発し、勾配50度の氷壁をフィックスロ-プ、ユマール、ディッセンダーを使いながら越えます。アイゼンでの長時間歩行、ハーネスの装着、ユマール、ディッセンダーを使ってのロープワークのできる方が対象になります。また、峠周辺は日が登ると雪が溶け、落石の危険性があるため峠上で写真撮影等に十分な時間を取ることができない可能性があります。予めご了承ください。 |
日程について | このコースの大部分は山岳道路を移動するため、天候や道路状況により一時的に通行不可能になることがあり、大幅に時間がかかることもあります。その場合は、日程・宿泊地の変更を余儀なくされることがあります。 |
宿泊について | トレッキング中は、テント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。地方のホテルはシャワーのみとなり、お湯の出が悪いことがあります。 |
パキスタンの国内線について | イスラマバード/スカルドゥ間は山岳フライトになり、この区間は天候が急変しやすく、悪天候の場合はフライトキャンセルになります。その場合は車での移動となり、日程・宿泊地が変更になります。 |
運動割増保険について | 通常の海外旅行傷害保険のほか、運動割増保険に必ずご加入いただく必要があります。予めご了承ください。 |
その他のご注意 | インド国境に近い地域で軍の管理下にあり、入域に関する管理官費用が徴収される可能性があります。その場合、追加で実費をいただく事があります。ご了承ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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