ツアーのポイント

ポイント 短期間でインドヒマラヤの6,000m峰に登頂!

14日間という短期間の日程で実現できる6,000m峰登頂コース。ヒマラヤ山脈には未だ無名峰を含む数々の6,000m峰がありますが、カンヤツェⅡ峰は比較的容易に登れる山として、インドや欧米の登山愛好家達に知られています。高所登山経験を積みたい方や初めて6,000m峰に登頂したい方にオススメです。

ポイント 登頂前と後では異なるコースを歩く縦走コース

カンヤツェⅡ峰登頂後は往路を北西に戻るのではなく、タルチョがはためく標高5,260mのゴンマルラ峠を越えて、東側の別の登山口へと下ります。ラダック奥地の山岳地帯をたっぷり味わうことができます。

ポイント インド最北の大地ラダックを味わう

5,000~7,000m級の山々に囲まれた山岳地帯に位置するラダック地方。外界から隔絶されたこの地域は、チベット文化が今も深く根付いています。ヒマラヤの織り成す壮大な自然、景色、そこに暮らす人々の素朴な生活風景をお楽しみください。

ポイント 過酷で不自由な環境下で万全のサポート体制

添乗員とは別に現地ガイドが2名同行いたします。お一人様15㎏分のお荷物をポーターが運搬します。専属コックが同行し、朝は消化の良いおかゆ、昼はスープと麺類等、夜は日によっては日本食も含めた美味しいお食事をご用意いたします。添乗員が補助食も持参し皆様の食事をサポートします。

ポイント 高所順応・天候に配慮した日程

高所順応のためレーに2連泊し、カルドゥン・ラ(峠:5,359m)を訪問します。その後も少しずつ標高を上げてゆっくりと体を慣らす高所順応に配慮しています。予備日も2日間設けてあり、確実な登頂を目指す日程となっています。

COLUMN カンヤツェ(6,270m)登頂ルート概要

チリング村(3,340m)から登山開始。谷間を抜ける4日間のトレッキングを経て、カンヤツェⅡベースキャンプ(5,130m ※以下B.C.)へ。その後、天候や隊全体のコンディション等、調子が良ければ翌日にアタックキャンプ(5,500m)へ。その日の深夜にアタックを開始します。
 
【STEP0】 谷間のトレッキングを経てカンヤツェB.C.へ。平坦で過ごしやすい場所です。
【STEP1】 時にガレ場となる登りをじっくりと上がってアタックキャンプへ(降雪によっては雪上歩きになることもあります)。周辺の傾斜は緩やかですが瓦礫が多いです。
【STEP2】深夜起床。起床時間はAM0:00~2:00等、現地の状況によって流動的となります。1時間ほど登った地点でアイゼンを装着。積雪や天候状況によってはアンザイレンを結びながら登る場合もあるため、ハーネスも装着します。ここから氷河および積雪部分が始まり核心部となります。山頂へは北西側からやや回り込む形で急登を登っていきます。標高が上がるにつれて傾斜が増しますので、転倒しないように慎重に登っていきます。山頂に登頂後は360度の景色をお楽しみ下さい。その後、往路を戻りアタックキャンプを経てB.Cまで下山します。

ベースキャンプよりアタックキャンプへ
アタックキャンプからの登頂ルート

COLUMN カンヤツェⅡ峰 登山装備について

本コースは、標高6,270mの頂きを目指すピッケル・アイゼンを使用した本格的な高所登山です。悪天候の場合は、最低気温マイナス20℃程度になりますので、そうした環境を想定した防寒着の他に、雪山登山用の本格的な装備が必要となります。また、ピッケル、アイゼン、ロープを使用するため、通常の海外旅行保険のほか、山岳割増保険へのご加入が必要です。
<用意するもの(一例)>
■三季用の防水性登山靴またはトレッキングシューズ(ハイカット)※B.C.までのトレッキング用
■雪山用登山靴:保温性の高い雪山用登山靴。ワンタッチ・アイゼン装着が可能なもの。アタックキャンプ以上で使います。
■防寒着:メリノウール素材インナー、フリース、ダウン、目出帽、ニット帽、オーバージャケット・ズボン等。
■アイゼン:10本爪以上。前爪がついてるものでワンタッチ式かセミワンタッチ式限定。
■ピッケル、ストック:基本的にはストック利用が便利ですが、滑落停止目的を含め、状況によってピッケルと使い分けます。
■ハーネス、安全環付カラビナ2枚:状況によっては雪渓、稜線上にてアンザイレンの可能性もあります。
■登山用ヘルメット:落石や滑落の危険がある場所で装着します。
※お申込後に、より詳細な装備リストをお送りいたします。

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
08月07日(水) ~
08月20日(火)
14日間 748,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 4名(7名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 56,400円(2月9日現在の見込み)
一人部屋追加代金 52,000円(テント泊含む、アタックキャンプ除く)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
プライベートポーター 53,000円(スキュ村~シャンスムド村、15kg以内、チップ込み)
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。

【高所ガイド手配のため、お早めにお申し込みください】

カンヤツェ登山は特殊技術を伴う高所登山となり、経験豊富なガイドの確約が通常のコース以上に必須です。出発の2ヵ月前頃までを目安に、お早めにお申し込みください。

コース難易度

体力 (+特殊技術)アタックキャンプ~山頂間では、氷河や雪上斜面でのアイゼン歩行やガレ場の急登が続きます。登頂日は最大10時間に及ぶ高所登山になります。また、登頂日前後でも、1日あたり約15km(約7時間)歩くトレッキング日があり、勾配のきつい登り下りも含みまれます。普段から8~10時間程度の長い行動時間を伴う登山に慣れている十分な体力が必要です。
高度 最高宿泊高度は5,500m、最高到達地点は6,270mです。高山病の影響が充分に予想されますので、高所登山に慣れていることが求められます。
宿泊 ホテル5泊、テント7泊 テント設営はすべてスタッフが行い、テント場は砂地や草地、雪上で平坦な場所になります。十分な寒さ対策が必要です。
※現地で登頂予備日を使った場合は、ホテル・テント泊の日数が変動します。
荷物 日本からはスーツケースでご参加いただき、レーにて荷物を詰め替えます。7泊8日の荷物(15kg以内/寝袋含む)が入るバックをご自身にてご用意ください。登山中はデイパックをご用意ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京
デリー
13:50発
19:20着
空路、東京より、直行便でインドの首都デリーへ。着後、ホテルへ。
デリー(グルガオン)泊
2 デリー
レー

06:30発
08:10着

航空機にて、ラダックの中心地レー(3,505m)へ。着後、高所順応のため周辺散策及び休養。装備確認も行います。
レー泊
3 レー
(カルドゥン・ラ)
  午前中、高所順応を兼ねて、カルドゥン・ラ(峠:5,359m)へ。午後は自由行動。
レー泊
4 レー
チリング
ハムルジャ
朝発
約3時間
朝、ジープにて、ザンスカール川沿いのチリング村を経て、マルカ谷のスキュ(3,430m)へ。
●カンヤツェ・トレッキング(約3時間/約6km)
着後、登山開始。川沿いを緩やかに登っていき、ハムルジャ(3,420m)のキャンプ地へ。
ハムルジャ:テント泊
5 ハムルジャ
マルカ
約5時間 ●カンヤツェ・トレッキング(約5時間/約11km)
ハムルジャより、谷を奥へと進みマルカ(3,750m)村のキャンプ地へ。
マルカ:テント泊
6 マルカ
タチュンツェ
約7時間 ●カンヤツェ・トレッキング(約7時間/約15km)
マルカより、タチュンツェ(4,240m)のキャンプ地へ。
タチュンツェ:テント泊
7 タチュンツェ
カンヤツェⅡB.C.

約5時間

●カンヤツェ・トレッキング(約5時間/約7km)
タチュンツェより、ツインレイクを眺めながらカンヤツェⅡB.C.(5,130m/ベースキャンプ)へ。
ベースキャンプ泊
8 カンヤツェⅡB.C.
アタックキャンプ
約4時間 ●カンヤツェⅡ峰・登山(約4時間)
B.C.より、アアタックキャンプ(約5,500m)へ移動。その後、仮眠。
※天候等のコンディションにより、アタックキャンプへ上がる日は変動します。
アタックキャンプ:テント泊
9 アタックキャンプ
カンヤツェⅡ峰
アタックキャンプ
カンヤツェⅡB.C.
約7~10時間 ●カンヤツェⅡ峰登頂(約7~10時間)
深夜に出発し、カンヤツェⅡ峰(6,270m)を登頂。山頂からは360度の景色をお楽しみください。登頂後、往路をB.C.(5,130m)まで戻ります。
ベースキャンプ泊
10 カンヤツェⅡB.C.
(予備日)

 


 

登頂予備日。予定通りの場合は、休日休養。
ベースキャンプ泊
11 カンヤツェⅡB.C.
シャンスムド
レー
約7時間 ●カンヤツェ・トレッキング(約7時間/約16km)
B.C.よりニムリン(4,740m)へ下り、その後登り返してマルカ谷トレッキングのハイライトゴンマルラ峠(5,260m)へ。峠を越えたらシャンスムド村(3,670m)へ下山。専用車にてレーへと戻ります。
レー泊
12 レー
(予備日)

 

登頂予備日。予定通りの場合は、終日自由行動。
※ご希望の方は、現地にて添乗員よりオプショナルツアーのご案内をいたします。レー郊外の観光をお楽しみください。
レー泊
13 レー
デリー

12:00発
13:35着

航空機にて、デリーへ戻ります。着後、市内観光。夕食後、航空機にて帰国の途につきます。
機中泊
14 デリー
東京
00:05発
12:00着
着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝12/昼12/夜12:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エア・インディア

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 デリーでは25~30℃程度になるので夏服で過ごせます。レーでは20℃前後ですが、陽射しが強いので天気が良い日はさらに暑く感じます。一方で風が出ている日は10℃近くに感じることでしょう。トレッキング・登山中も、天候および標高によって異なります。日中、4000m以下では長袖シャツ程度が基本となりますが、曇天の日や雨の日、風のある時は10℃以下にまで冷え込み、朝晩は0℃付近にまで下がります。フリースや雨具、ダウンジャケット等を重ね着して服装の調整をして下さい。ベースキャンプ(B.C./5,130m)以上の場所では、朝晩、山頂アタック時は更に冷え込み、最低気温はマイナス15~10℃程度。悪天候時はマイナス20程度にもなり得ます。オーバージャケットやオーバーパンツ、厚手の手袋や帽子等、充分な防寒着をご用下さい。テント内では、ダウンパンツ、ダウンシューズがあると便利です。靴は冬用の登山靴が必須です。アイゼン、ピッケル、ヘルメット等も必要になります。
※詳しくは【カンヤツェⅡ峰 登頂装備について】をご参照ください。
利用予定ホテル 日程及び下記のホテルリストをご覧ください。
■デリー:レッドフォックス、シティパーク、プライドプラザ、サロヴァールタウラス、ミューズサロバールポルティコ 、フォーポイントバイシェラトン、ITCウェルカム、ホリデイイン、レモンツリー、ラディソン、ザ・ウムラオ、アショクカントリーリゾート、ノボテル、イビス、グリッツ
■レー:リンジー、ムンシコンチネンタル、ガルダンコンチネンタル、ヤクテイル、グランドウィロー、マヘイリトリート、ツォカル
高山病について 高山病の影響が予想されるコースですのでご注意ください。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
健康診断書ご提出のお願い ご参加の方全員に健康診断書(出発日から起算して6カ月以内に受診されたもの)のご提出をお願いしております。健康診断書の内容には、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。また、通常の海外旅行傷害保険のほか、運動割増保険に必ずご加入いただく必要があります。予めご了承ください。
宿泊について トレッキング中のテント泊では寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社で有料(6,000円)で貸し出しいたします。ただし、アタックキャンプから先の高所登山中のテント泊は、寝袋(厳冬用・マイナス15℃以上対応)が必要です。こちらの寝袋(厳冬用)は貸出がないため、ご自身での用意が必要となります。※アタックキャンプは、2~3人で1張の相部屋テント泊となります(男女一緒になることもあります)。相部屋になることで寒さが和らいだり、身体に異変が起こった時に仲間同士で気がつきやすくなるメリットもあるためです。また、レーのホテルでは、バスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の時間制限があったり、停電になったりするなど設備が十分ではありません。予めご承知おきください。
日程について デリー/レー間の航空機は、悪天候等の理由により変更になることがあります。また、このコースの大部分は山岳地域に滞在するため、天候や道路状況などの予測できない事態により、移動時には一時的に通行不可能になることがあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。また、日程変更により、稀に追加費用が生じる場合がありますので予めご承知おきください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
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