ツアーのポイント

ポイント 聖なるガンジス川の最源流ゴウムクを越えて、神秘の地へ

ガンジス川の最源流ゴウムクはヒンドゥー教最大の聖地。この先のガンゴトリ氷河から流れ出る一滴がガンジス川の「始まり」となります。さらにゴウムクの奥へ足場の悪いモレーンや氷河を越えていくと、破壊神シヴァの名を冠する山、名峰シブリンのベースキャンプに到着します。ベースキャンプでは神秘的な平地の空間が広がっており、静寂の中360度の景色をお楽しみいただけます。

ポイント 巡礼路を越えて、白銀の山岳世界へ

毎年5月~10月の巡礼シーズンになると多くの熱心な巡礼者を目にすることができ、巡礼路を進むにつれて次第に周囲の景色が豪快な山岳風景へと変化していきます。ガンゴトリ氷河も横断する、景色の変化に富んだ山旅をお楽しみください。

ポイント 雄大なインド・ヒマラヤの山岳地帯を歩いて楽しむ

インド・ヒマラヤとは、アルナチャール・プラデーシュ、シッキム、ウッタラカンド州等、インド国内の複数の州にまたがるヒマラヤ山脈の一部を指し、数々のトレッキングコースが存在します。本ツアーでは、その中でも迫力の6,000m級の山々が並ぶ魅力的なルートを歩きます。

COLUMN ガンジス最奥の聖地
仙境シブリンベースキャンプに贅沢な2連泊

巡礼路の終着地ゴウムクを越えて、ガンゴトリ氷河を横断しサイドモレーンの急登を登り切ると仙境シブリンベースキャンプに到着します。そこは平原が広がり、小川が流れ、ガンジス川の轟音が消えどこか静けさが漂う、正に自らの足で歩ききった者だけが辿り着ける別天地。高峰群に360度囲まれたベースキャンプに2連泊することで、見事な山容から「インドのマッターホルン」と讃えられるシブリン峰を代表に、2017年に映画化でも話題になったメルー(シャークスフィン)、バギラティⅠ峰(6,856m)、マンダⅠ峰(6,510m)、カルチャクンド(6,632m)、スダルシャン(6,507m)など、インドヒマラヤ屈指の珠玉の山岳風景を存分にお楽しみいただけます。また、朝焼けと夕焼けをご覧いただくチャンスも計2回ずつ設けています。

マンダⅠ峰(6,510m)
シブリン、メルーを眺めながらランチ
メルーの上に輝く天の川(晴天時)
シブリンB.C.付近にて
スダルシャン(6,507m)
カルチャクンド(6,632m)

COLUMN 聖なる川への篤い信仰にふれる

古来より人々の生活に寄り添い、篤い信仰の対象となってきたガンジス川。全長約2,500km、ガンゴトリ氷河の末端ゴウムクから始まると、パンジャーブ平原を肥沃な土地へと導きベンガル湾へと注ぎます。その流れは女神ガンガーに例えられ、流域に点在する聖地では祈りを捧げる人々の姿が絶えません。トレッキング開始地点であるガンゴトリは、女神ガンガーが降臨した場所とされています。道中で訪れるハリドワール、リシケシもヒンドゥー教の聖地とされており、トレッキングまでの道のりもお楽しみいただけます。

ガンジス川の「始まり」ゴウムク(氷河の舌端部)へ
ガンゴトリ寺院
リシケシで行われるプジャの様子

COLUMN きんと雲 43号より 「ガンジス源流域 聖山シブリンを目指して」

西遊旅行の季刊誌「きんと雲」に掲載された、ガンジス源流氷河トレッキングにまつわる記事です。ぜひご覧ください。

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
04月26日(金) ~
05月08日(水)ゴールデンウィークコース
楠修(大阪支社)同行
13日間 498,000円
10月13日(日) ~
10月25日(金)
13日間 448,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(13名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 56,400円(2月28日現在の見込み)
一人部屋追加代金 46,000円(テント泊含む)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
プライベートポーター 32,000円(ガンゴトリ~ガンゴトリ間、15kg以内、チップ込み)
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

コース難易度

体力 比較的整備された歩きやすい道が続きますが、ガレ場の急勾配やモレーン上の足場の悪い箇所もあります。一日の標高差は約300~1000m程度あり、普段から山歩きに慣れている方が対象です。
高度 最高宿泊高度は、最高到達地点共に4,463mです。高所順応には十分配慮していますが、高山病の影響が十分予想されます。
宿泊 ホテル6泊、テント5泊 テント設営はすべてスタッフが行います。テント場は草地ですが所々石がゴロゴロしている所もあります。
荷物 中型サイズ以下のスーツケースでご参加ください。ウッタルカシにて荷物を詰め替えます。6泊7日の荷物(15kg以内/寝袋含む)が入るバックをご用意ください。ハイキング中はデイパックをご用意ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
デリー
11:55発
16:45着
空路、東京より、直行便でインドの首都デリーへ。着後、ホテルへ。
デリー(グルガオン)泊
2 デリー
ハリドワール
リシケシ

08:00発


17:00着

専用車にてハリドワールを経由し、リシケシへ。リシケシ着後、ガートで行われるヒンドゥー教徒による礼拝儀式プジャをご覧いただきます。
リシケシ泊
3 リシケシ
ウッタルカシ
08:00発
16:00着
専用車にて、ガンジス川源流のバギラティ川沿いを走り、ガルワール地方西部のウッタルカシへ。
ウッタルカシ泊
4 ウッタルカシ
ガンゴトリ
08:00発
13:00着
専用車にて、ガンジス川源流部・ガンガ女神が降下した聖地ガンゴトリ(3,048m)へ。着後、ガンゴトリ寺院の見学やバザールの散策をお楽しみください。
ガンゴトリ泊
5 ガンゴトリ
チルバサ
約5時間 ●トレッキング(約5時間)
トレッキング開始。スダルシャン(6,507m)やバギラティⅠ峰(6,856m)等の雪山を眺めながら、川沿いのゆるやかな道を歩いてチルバサ(3,500m)へ。
テント泊
6 チルバサ
ボジバサ
約3時間 ●トレッキング(約3時間)
シブリンやバギラティ山群の好展望地ボジバサ(3,792m)へ。着後、高所順応を兼ねて、午後はゆっくりとお過ごしいただきます。
テント泊
7 ボジバサ
ゴウムク
シブリンB.C.

約7時間

●トレッキング(約7時間)
聖なるガンジス川の最初の一滴が流れ出す、ガンジス川の最源流部となるガンゴトリ氷河の末端部・ゴウムク(3,890m)を訪れます。その後、ガンゴトリ氷河を横断し、急なガレ場の坂を登っていくと、静寂のシブリン・ベースキャンプ、タボバン(4,463m)に到着。
着後、ゆっくりとキャンプでお過ごしいただき、シブリン、メルー、スダルシャン、マンダ、バギラティ山群などの名峰が並ぶ、360度の展望をお楽しみください。
テント泊
8 シブリンB.C.   終日、シブリン・ベースキャンプに滞在。ベースキャンプ周辺の展望を、ゆったりとお楽しみください。
テント泊
9 シブリンB.C.
チルバサ
約7時間 出発前天気が良ければ、朝日に輝く山々の展望をお楽しみください。
●トレッキング(約7時間)
往路をチルバサまで下ります。
テント泊
10 チルバサ
ガンゴトリ
ガンゴトリ
ウッタルカシ

約4時間


14:00発
18:00着

●トレッキング(約4時間)
往路をガンゴトリへと戻り、トレッキング終了。専用車にてウッタルカシへ。
ウッタルカシ泊
11 ウッタルカシ
リシケシ
08:00発
16:00着
専用車にてリシケシへ戻ります。
リシケシ泊
12 リシケシ
ハリドワール
デリー
デリー

07:00発


16:00着
21:05発

専用車にてデリーへ。途中、ヒンドゥー教の聖地ハリドワールの沐浴場を見学します。着後、空港へ。直行便にて帰国の途につきます。
機中泊
13 東京 08:45着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝11/昼11/夜11:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エア・インディア

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 トレッキング中は長袖シャツ又は半袖シャツで過ごせますが、キャンプ地での朝晩は冷え込みます。とくにシブリンB.C.では氷点下にまで気温が下がりますので、フリースにダウンジャケットなどの十分な防寒具をお持ちください。靴は防水の効いたトレッキングシューズなどが最適です。デリーやリシケシでは暑く夏服で過ごせます。また、一部の危険な崖道に備えてヘルメットをご持参いただきます。
利用予定ホテル 日程及び下記のホテルリストをご覧ください。
■デリー:ジェイピーシッダールタ、レッドフォックス、シティパーク、プライドプラザ、ITCウェルカム、ホリデイイン、レモンツリー、ラディソン、アショクカントリーリゾート、ノボテル、イビス、グリッツ
■リシケシ:ニーラジバワン、ガンガキナーレ、グレートガンガ、ナトラージ、ガンガビュー、タポヴァンリゾート
■ウッタルカシ:シヴリンガ、シカールネイチャーリゾート、マヒマリゾート、チャルダンキャンプ、バンダリ、サハージヴィラ
■ガンゴトリ:マンダキニ、マニシャコテージ、GMVNレストハウス
高山病について 高山病の影響が予想されるコースですのでご注意ください。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
健康診断書ご提出のお願い ご参加の方全員に健康診断書(出発日から起算して6カ月以内に受診されたもの)のご提出をお願いしております。 健康診断書の内容には、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
トレッキングについて 氷河やモレーン上の足場の悪い箇所もある高低差のあるルートを長期間かけて歩き続けるコースです。体力のない方、高所に弱い方のご参加はおすすめできません。特別な登山技術は必要ありませんが、普段から山歩きをされていて、十分な基礎体力のあることがご参加の必須条件です。
日程について このコースの大部分は山岳地帯の道路です。雨による道路の崩壊などで一部通行不可能になり、予定の観光地が見学できなかったり、宿泊地が変更になることが考えられます。この地域の特殊事情をご理解の上でご参加ください。
宿泊について トレッキング中はテント泊となり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。また、ガルワール地方は全般的に宿泊施設の限られた地域で、ホテルやゲストハウスによってはバスタブがなくシャワーのみで、十分な設備が整っていないことがあります。御一人部屋をお取りできなかったり、ホテルやゲストハウスに分宿になることも考えられます。そのような場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

メールでのお申し込み・お問い合わせ 予約希望・お問い合わせ
旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
0120-811-391 [ 営業時間:月~金10:00~18:30 ]
携帯電話・公衆電話の方はこちら
  • 東京

    03-3237-1391
  • 大阪

    06-6367-1391

営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。