ツアーのポイント
ポイント キリマンジャロの次のステップに最適 頂上からは南米大陸最高峰アコンカグアを望む
エル・プロモ山頂付近にある雪渓のトラバースでは、アイゼン(場合によりピッケル)を使用します。斜度は緩く、前日に練習も行うので問題ありません。登頂まで約9時間かかりますが、登りやすく、気候も安定しています。キリマンジャロ(5,895m)に続く次のステップをお探しの方や、ストック・カンリ(6,153m)をはじめとする6,000m峰に挑戦される方には非常にお勧めの山です。頂上からは南米大陸最高峰アコンカグア(6,962m)をはじめアンデス山脈の迫力ある山容を望むことができます。ポイント 高所順応に配慮したゆとりあるコース内容
ピエドラ・ヌメラーダ(3,354m)で1泊し、翌日ゆるやかに標高を上げてベースキャンプのフェデラシオン(4,100m)へ。ここで2連泊後に登頂を目指すので、しっかりと高所順応を図ることができます。登頂前日には、高所順応トレッキング(約4,300m地点まで)、装備確認、アイゼン歩行練習を行い、万全の態勢で登頂に挑みます。COLUMN チリの名峰 エル・プロモ峰(5,430m)に挑む
知られざるチリ・アンデスの名峰
チリ・アンデスの名峰エル・プロモ。日本ではまだ知られざる山ですが、チリの首都サンティアゴから登山拠点のラ・パルバまで、車で僅か1時間半という好アクセスで、アコンカグアを含むアンデス山脈の大展望を楽しめるということで人気があります。冬は世界最大級のスキー場となるラ・パルバから、高所順応を意識しゆっくりとアンデス山中の奥へ足を運びます。エル・プロモを眼前に仰ぐベースキャンプのフェデラシオンから暗闇の中をヘッドランプの明かりを頼りに頂上へアタック。標高4,600mにある1軒の避難小屋を過ぎると、傾斜が増し急登が続きます。ピルカ・デル・インカ遺跡付近にてアイゼン使用で雪渓を経た後、最後の急登は骨が折れますが、山頂からのアンデス山脈の大展望は格別です。標高4,600m付近から急登が継続して続き、キリマンジャロ以上の難易度を誇る山ですが、それ故に充実した海外高所登山となる事は請け合いです。
このような方におすすめします!
①キリマンジャロ(5,895m)に続く次のステップを探している。
②ストック・カンリ(6,153m)をはじめとする6,000m峰に挑戦したい。
ご自身でご用意いただく装備の一例:
最低気温−10℃(風が吹けばさらに体感温度は下がります)を想定した十分な防寒着にあわせ、以下のような雪山登山装備が必要になります。装備の詳細やご不明な点はお気軽に担当までお問い合わせください。
冬山用登山靴(保温性の高い雪山用登山靴。アイゼン装着と相性が合うもの。)
アイゼン(10本爪以上。セミワンタッチ式又はワンタッチ式が望ましい。)
ストック(全行程を通して非常に便利です。)ピッケル(雪渓のトラバース時、状況によりストックと使い分けます。)
※アイゼン・ピッケルなどの登攀器具を使用するため、通常の海外旅行保険のほか、山岳割増保険へのご加入がご参加の条件です。
COLUMN 【オプショナルツアー/日程2日目】
サンティアゴ市内観光
サンティアゴ市内のモネダの丘、中央市場、サンクリストバルの丘、アルマス広場などを見学します(所要時間4時間。添乗員、英語ガイドは同行せず、現地の混乗ツアーに参加します)。
■料金:1名様 10,000円 ■最少催行人員:4名〈添乗員は同行しません〉
■運行事業者:Chile Montana
※日本出発前にお申し込み・お支払いください。
COLUMN 下山後はチリならではの「飲」「食」を楽しむ
チリといえばワイン。サンティアゴ郊外のマイポ渓谷にはたくさんのワイナリーがあり、アンデス山脈の豊富な雪解け水から良質のワインが造られています。下山後はワイナリーにてワインの製造工程を見学。併設のレストランにて昼食とともにワインをお楽しみいただきます。
出発日と料金
2017年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
01月25日(水) ~ 02月03日(金)天候が安定する乾季のベストシーズン |
10日間 | 498,000円 | |
02月15日(水) ~ 02月24日(金)天候が安定する乾季のベストシーズン |
10日間 | 498,000円 | |
03月01日(水) ~ 03月10日(金)天候が安定する乾季のベストシーズン |
10日間 | 498,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | (+特殊技術)登頂日は、ベースキャンプから高低差約1,300mを13~15時間かけて往復するので、十分な体力と高所経験が必要です。一部、雪渓ではアイゼンを使用します。 | |
---|---|---|
高度 | 最高宿泊高度は4,100m、最高到達地点は5,430mです。徐々に高度を上げますが、高山病の影響が十分に予想されます。 | |
宿泊 | テント4泊(うちベースキャンプ3連泊) いずれも川沿いで整備されています。テントの設営は皆様にもご協力をお願いします。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、サンティアゴにて4泊5日分の荷物(12kg以内)が入るバッグに詰め替えます。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
---|---|---|---|
1 | 東京 北米内都市 北米内都市 |
夕方又は夜発 夜発 |
空路、日付変更線を越えて、北米内都市へ。着後、航空機を乗り換えて、チリの首都サンティアゴへ。
機中泊 |
2 | サンティアゴ | 午前着 | サンティアゴ着後、ホテルへ。午後、自由行動。 サンティアゴ泊 |
3 | サンティアゴ ラ・パルバ ラ・パルバ ピエドラ・ヌメラーダ |
08:30発 10:30着 約5時間 |
専用車にてラ・パルバ(2,900m)へ。着後、エル・プロモ登山開始。 ●エル・プロモ登山(約5時間) キャンプ地となるセポ川沿いのピエドラ・ヌメラーダ(3,354m)へ。 テント泊 |
4 | ピエドラ・ヌメラーダ フェデラシオン |
約5時間 | ●エル・プロモ登山(約5時間) ゆっくりと高所順応しながら、エル・プロモ氷河を望むベースキャンプのフェデラシオン(4,100m)へ。 テント泊 |
5 | フェデラシオン (ラ・オジャ) |
約3時間 | ●高所順応トレッキング(約3時間) 高所順応を兼ねて、もう一つのベースキャンプ、ラ・オジャ(4,300m)へ往復トレッキング。 テント泊 |
6 | フェデラシオン (エル・プロモ登頂) |
13~15時間 | ●エル・プロモ登頂(13~15時間) 早朝、フェデラシオンを出発し登山開始。途中、インカ時代のミイラが発見されたピルカ・デル・インカ遺跡(5,050m)を通り、エル・プロモ山頂(5,430m)へ。山頂からは南米最高峰アコンカグア峰(6,962m)を展望、眼下にはサンティアゴの街を見渡すことができます。 テント泊 |
7 | フェデラシオン ラ・パルバ ラ・パルバ サンティアゴ |
約5時間 14:00発 |
●下山(約5時間) ピエドラ・ヌメラーダを経由し、ラ・パルバまで下山。その後、専用車にてサンティアゴへ戻ります。 サンティアゴ:ホテルニッポン泊 |
8 | サンティアゴ 北米内都市 |
夜発 | 午前中、ホテルにて休養。昼、専用車にてサンティアゴ郊外のワイナリーへ。アンデス山脈の雪解け水で作られた 機中泊 |
をお楽しみください。その後、航空機にて北米内都市へ。
9 | 北米内都市 | 午前発 | 北米内都市着後、再び航空機を乗り換えて、帰国の途に着きます。
機中泊 |
10 | 東京 | 午後着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝6/昼7/夜6:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空
- 往復共に米国内都市で2回乗り継ぐことがあります。
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存期間は帰国時まで有効なものが必要です。アメリカ電子渡航認証システムによる渡航認証(ESTA)が必要です。実費(1,600円)、代行手数料(4,320円)。※ESTAの取得にはIC旅券が必要です。また、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航または滞在したことがある方は、ESTAの取得ができず、既にESTAを取得している場合でも無効となるため、別途アメリカ査証の取得が必要になります。査証取得には面接が必要で時間もかかるため、該当される方はお早めにお問い合わせください。 |
---|---|
気候・服装 | 南半球の夏にあたり、登山のベストシーズンです。全般的に標高が高く気温が低いため、十分な防寒着が必要です。ベースキャンプ以降は朝晩はマイナス5℃から10℃近くまで冷え込みます。日本の冬山を想定してご準備ください。登頂時に必要な追加装備は上述の「ご自身でご用意いただく装備の一例」をご覧ください。 |
利用予定ホテル | パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | 高山病の影響が十分予想されるコースです。ご参加の方全員に健康診断書のご提出、及び疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)、携帯加圧装置を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。 高山病についてのご注意と取り組み |
宿泊について | テント泊では寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社にて有料(6,000円)で貸し出しいたします。 |
山岳割増保険について | アイゼンやピッケル(登攀用具)を使用するため、通常の海外旅行保険のほか、山岳割増保険へ必ずご加入ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
-
東京
03-3237-1391 -
大阪
06-6367-1391
営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。