ツアーのポイント
ポイント ワハーン回廊とパミール高原をゆく
アフガニスタンとの国境に流れるパンジ川沿いを走り、ヒンドゥークシュ山脈を眺めながらドライブ。旅の後半は、パミール高原を走り、荒漠たる大地、万年雪を頂く高峰群、真っ青な水を湛えた高山湖などのパミール高原の雄大な自然を満喫します。タジキスタン山岳部を少人数限定で旅する冒険行です。
ポイント パミール諸族、タジク族、キルギス族の世界へ
ゴルノバダフシャン自治州に入ると、道中の村々に暮らすワヒ族やシュグナン族などパミール諸族との出会いも楽しみのひとつです。パミール高原ではユルトを訪問し、夏の間放牧生活をしながら暮らすキルギスの人々の文化にふれることができます。
ポイント タジキスタンの2つの秘湯を楽しむ
山岳国家タジキスタンには各地に温泉があり、このワハーン・パミール地域では乳白色の温泉ガラム・チャシュマやビビ・ファティマの岩風呂の2つの秘湯での温泉浴をお楽しみいただけます。
COLUMN いにしえの旅人が通ったワハーン回廊
アフガニスタン北東部に東西へ細長く伸びた地帯、ワハーン回廊。細い部分は南北の幅15km~60km、東西200kmにわたり、北はタジキスタン、東は中国、南はヒンドゥークシュ山脈を境界としてパキスタンに接しています。西側はワヒ族が、東側の山岳地帯はキルギス族が暮らし、アクセスの難しさと治安状況から「最後の秘境」と評される山岳地帯で、古くは玄奘三蔵やマルコポーロも通ったと言われています。タジキスタン側のワハーン渓谷をパンジ川沿いに走り、対岸に広がるアフガニスタン側、ヒンドゥークシュと扇状地の広がる雄大な景色をお楽しみください。
COLUMN タジキスタンからキルギスへ
パミール・ハイウェイをゆく
「世界の屋根」パミール高原が広がるゴルノバダフシャン自治州を貫通するパミール・ハイウェイ。タジキスタンのホルグから始まりキルギスのオシュまで続くこの道は、もともと1931年に旧ソ連が領土南端に軍を送る目的で建設した軍用道路でした。パミール高原のキルギス族の町マルガブより北上し、ハイウェイの最高地点アク・バイタル峠(4,655m)を越えると、パミール高原で最大の湖・カラクル(湖)が広がります。その先にはキルギスとの国境をなすトランス・アライ山脈の高峰群が聳えます。キルギスのサリタシュからは、トランス・アライ山脈の最高峰であるレーニン峰(7,134m)を望むことができます。
出発日と料金
2020年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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07月07日(火) ~ 07月18日(土)高山植物の花咲く季節 |
12日間 | 528,000円 | |
08月04日(火) ~ 08月15日(土) |
12日間 | 578,000円 | |
09月08日(火) ~ 09月19日(土)ポプラ、田畑が黄金に色づく季節 |
12日間 | 528,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 6名(9名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 9,000円(12月5日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 32,000円(アルマトイ、ドゥシャンベ、ホルグ、マルガブ、ビシュケク泊のみ) | ||
日本の地方発着 | 名古屋・福岡など地方発着も別途手配で可能です(ソウル合流)。詳しくはお問い合わせください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 ソウル 大阪 ソウル ソウル アルマトイ |
昼又は午後発 午前発 18:10発 21:55着 |
空路、東京・大阪よりソウルへ。着後、航空機を乗り換えてカザフスタン最大の都市アルマトイへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のいずれかより同行し(往復)、ソウルにて合流します。 アルマトイ泊
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2 | アルマトイ ドゥシャンベ |
午前発 昼着 |
午前の航空機にてタジキスタンのドゥシャンベへ。着後、ドゥシャンベ市内観光(アジナ・テパから出土した涅槃仏像で知られる国立博物館、バザール、独立広場等)。
ドゥシャンベ泊
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3 | ドゥシャンベ カライクム |
08:00発 18:00着 |
四輪駆動車にて、タジク族の暮らすアフガニスタンとの国境の村カライクムへ。途中、パミールの美しい山々もご覧いただけます。
カライクム:民家風ゲストハウス泊
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4 | カライクム ホルグ |
07:00発 17:00着 |
四輪駆動車にて、パンジ川沿いを走り、ゴルノバダフシャン自治州の州都ホルグ(2,070m)へ。パンジ川の対岸に、アフガニスタンの村々を眺めることができます。
ホルグ:ゲストハウス泊
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5 | ホルグ ガラム・チャシュマ イシュカシム カライ・カハカ遺跡 ヤン村 |
08:00発 18:00着 |
朝、ホルグのバザールを見学。その後、四輪駆動車にて、アフガニスタンのワハーン回廊を眺めながらヤン村(2,700m)へ。途中、国境の町イシュカシム(2,457m)、5世紀の要塞跡カライ・カハカ遺跡を訪問。また、ガラム・チャシュマでは温泉浴もお楽しみいただけます。道中、天気が良ければ、パミール高原やヒンドゥークシュの雄大な高峰群も眺めることができます。
ヤン村:民家風ゲストハウス泊
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6 | ヤン村 ヴァン ランガール |
13:00発 15:00着 |
午前中、ヤン村及び周辺の観光(スーフィー行者ムバラキ・ワハーニーの博物館、ヤムチュン砦外観等)。また、ビビ・ファティマの岩風呂で温泉浴をお楽しみいただけます。その後、四輪駆動車にて、対岸にアフガニスタンとパキスタンの美しい山岳風景を眺めながら、パミール川とワハーン川が合流する町ランガール(2,810m)へ。途中、仏教遺跡などが残るヴァンを見学。ランガール着後、古代の岩絵が残る村内を散策。
ランガール:民家風ゲストハウス泊
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7 | ランガール ハルゴシュ峠 ヤシルクル(湖) ネイザタッシュ峠 マルガブ |
07:00発 17:00着 |
ワハーン回廊のパミール諸族の世界から、パミール高原のキルギス族の世界へと移り変わる一日です。四輪駆動車にてパミール・ハイウェイを北上し、ハルゴシュ峠(4,344m)、ネイザタッシュ峠(4,317m)を越えてマルガブ(3,560m)へ。途中、ユルトが点在するのどかな遊牧風景とともに、パミールの高峰群を望むことができます。また、“翠色の湖”を意味するヤシルクルをはじめ、ブルンクル、サシククル、湧水を湛えるオクバリクなど高山湖も眺望。天気が良ければ、マルガブからはムスターグ峰を眺めることができます。
マルガブ:ゲストハウス泊
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8 | マルガブ | 終日、マルガブ及び周辺の観光。キルギス族の集うバザールやモスクを見学。また、郊外に残るマディアンの壁画も訪問します。ヤクなどの放牧風景もお楽しみください。
マルガブ:ゲストハウス泊
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9 | マルガブ アク・バイタル峠 カラクル(湖) カラアート遺跡 キジル・アート峠 (国境) サリタシュ |
08:00発 19:00着 |
四輪駆動車にて、パミール・ハイウェイの最高地点のアク・バイタル峠(4,655m)を越え、高山湖のカラクル(3,923m)へ。紺碧の湖水を背景に、パミールの高峰群が連なる美しい景観をご覧ください。また、古代騎馬民族サカ族の墓跡などが残るカラアート遺跡も見学。その後、キジル・アート峠(4,282m)を越え、キルギスへと入りサリタシュへ。キルギス側では、アライ山脈やレーニン峰などを展望することができます。
サリタシュ:民家風ゲストハウス又はユルト泊
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10 | サリタシュ オシュ オシュ ビシュケク |
09:00発 15:00着 夜発 |
朝、天気が良ければ再びレーニン峰を展望。その後、専用車にてキルギス第2の都市オシュへ。着後、夜の国内線にてビシュケクへ。
ビシュケク泊
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11 | ビシュケク (国境) アルマトイ アルマトイ |
09:00発 17:00着 |
専用車にて国境を越えカザフスタンのアルマトイへ。夕食後、深夜の航空機にてソウルへ。
機中泊
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12 | ソウル
ソウル 東京 ソウル 大阪 |
07:50着 午前又は午後発 午後発 |
ソウル着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝10/昼10/夜10:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アシアナ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | タジキスタン(8,260円)、代行手数料(4,400円)。旅券の残存有効期間はカザフスタン出国時6ヶ月以上、査証欄余白は3ページ以上(見開き2ページ含む)必要です。キルギス、カザフスタンは査証不要です。 |
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気候・服装 | ドゥシャンベでは夏服が基本となりますが、朝晩や曇天の日は気温が下がりますので、上着もご用意ください。パミール高原に入ると標高が上がり、朝晩や峠では非常に冷え込みます。しっかりとした防寒着も必要です。靴は履きなれた運動靴が最適です。温泉に入る方はタオルをご持参ください。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | 高山病の影響が予想されるコースです。ご参加の方全員に健康アンケートのご記入をお願いしております。弊社では高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。 高山病についてのご注意と取り組み |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
宿泊について | ドゥシャンベを除くタジキスタン内の宿泊地では、設備が簡素な民家風ゲストハウス泊やゲストハウス、キルギスのサリタシュではユルトに宿泊する場合があります。それぞれトイレ・シャワーは共同となります。停電に備えて懐中電灯をお持ちください。部屋数に限りがありますので、基本は男女別の大部屋泊となり、近くのゲストハウスに分宿になることがあります。その場合、変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額はお返しいたします。 |
荷物について | スーツケースでのご参加も可能ですが、積み込みスペースに限りがあるため、中型サイズ以下(キャスターを含めて高さ70cm以内)のものでご参加ください。 |
その他のご注意 | 7月は高山植物の花咲く季節ですが、花の開花時期はその年の気候により多少ずれることがあります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
【タジキスタン、キルギスの危険情報について】
2019年12月現在、タジキスタンのアフガニスタンとの国境付近には「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」という外務省の危険情報が発出されています。弊社ではこれまでのツアー催行時の現状を考慮した上でツアーを発表しておりますが、突然の情勢悪化や政情等により日程変更を余儀なくされる場合があります。予めご理解の上でお申し込みください。ご不明な点は担当までお問い合わせください。
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