ツアーのポイント

ポイント絶景を走り抜けザンスカールを目指す

デリーから、徐々に高度を上げインドヒマラヤの山岳地帯を陸路で走破しザンスカールへ。独特の地形が織りなす雄大な景色と、この地に息づく独自の文化を体感する冒険行です。

ポイント旅の最後にはスムタ・チュンも訪問

ザンスカールからレーへ戻る道中では、リンチェンサンポ創建の名刹、スムダ・チュンも訪問。小さなお堂ながら、壁一面の立体曼荼羅に圧倒されます。

ポイントザンスカールの谷もしっかりと見学

初めてザンスカールを訪れる方も、再訪の方もお楽しみいただけるようザンスカール厳選の僧院も巡ります。また、長く厳しい冬に備えて畑仕事や放牧に精を出す人々の暮らしにも触れる旅です。

ポイント専用車は1台につきお客様3名まで

専用車分乗での移動は、少しでも快適にお過ごしいただけるよう全員窓側のお席を確保しています。

COLUMN キナール谷、スピティ谷、ラホール谷からザンスカールへ
壮大なインドヒマラヤを背景に大走破

緑が豊かなキナール谷から荒涼としたスピティ谷、そして再び緑美しいラホール谷を越え、ザンスカールへ。2020年、ザンスカールへの新たな道が拓かれ、ヒマーチャル・プラデーシュ州から直接アクセスが可能になりました。旅の前半はデリーからヒマーチャルへ、後半はザンスカールからレーへとインドヒマラヤの雄大な景色を背景に陸路で大走破します。

高台に建つシャシュル・ゴンパから望むラホール谷
四輪駆動車でクンザン・ラを越えキーロンへ
スピティ川
ザンラ王宮跡よりザンスカールの谷を望む

COLUMN ザンスカール最深部 プクタル・ゴンパへ

細かなアップダウンの道を登って顔を上げると、断崖に張り付くように建つプクタル・ゴンパが目に入りますこのゴンパは15世紀前半、チベット四大宗派の一つゲルク派の祖師・ツォンカパの弟子が「白いねずみに導かれて」この地を訪れ、当時のパドゥム王の寄進を受けて創建したといわれています。標高4,000m近いゴンパの上の方には、ぽっかりと巨大な洞窟が口をあけ、より一層その威容を増して見せます。 これまでは、レーからカルギルを経てパドゥムへ到着し、更にそこからザンスカール最深部へと入り、2泊3日かかっていました。昨今の道路状況の改善により、麓のキャンプ地から日帰りでの訪問が可能に。ツアーでは、2020年に開通した新しい道を通り、プクタル・ゴンパを訪ねます。

プクタル・ゴンパへと続く道
橋を渡るとプクタル・ゴンパ
プクタル・ゴンパ
プクタル・ゴンパ

COLUMN スピティ谷とラダックの仏教美術を堪能

多くの名刹が残るスピティ谷。中でも、堂内が無数の仏像と壁画で埋め尽くされたタボ・ゴンパは、「ヒマラヤのアジャンタ」とも呼ばれ、その素晴らしさは絶えず人々を魅了し続けています。更にツアーでは、簡単には訪問することのできないプクタル・ゴンパ、32体の菩薩に囲まれた壮観の金剛界立体曼荼羅が素晴らしいスムダ・チュンも訪問し、スピティからザンスカール、レーにかけて、特に見応えのある仏教寺院を厳選してご案内します。

金剛界立体曼荼羅(スムダ・チュン)
十六大菩薩の塑像(タボ・ゴンパ)
カシミール様式で描かれた壁画(タボ・ゴンパ)

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
07月10日(水) ~
07月24日(水)
15日間 548,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 7名(13名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 42,000円(4月2日現在の見込み)
一人部屋追加代金 75,000円(テント泊含む)
ビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 相部屋ご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 少人数コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京
デリー
13:50発
19:20着
空路、東京より直行便でインドの首都デリーへ。着後、ホテルへ。
デリー泊
2 デリー
カルカ
カルカ
シムラ
午前発
(約5時間)
午後発
(約5時間)
列車にて、カルカへ。カルカから2008年に世界遺産に指定された全96km、高低差1,420mのトイトレインカルカ・シムラ鉄道にてヒマーチャル・プラデーシュ州の州都シムラ(2,205m)へ。
シムラ泊
3 シムラ
カルパ
08:00発
19:00着
専用車にてキナール渓谷へと進み、カルパ(2,960m)へ。天気が良ければ、冬の間だけカイラース本山からシヴァ神がやって来るといわれる聖山キナール・カイラース(6,050m)を展望することができます。
カルパ泊
4 カルパ
ナコ・ゴンパ
タボ
07:00発

19:00着
専用車にて、サトレジ川とスピティ川の合流点を越え、スピティ谷のタボ(3,200m)へ。途中、11世紀に創建されたナコ・ゴンパを見学します。
タボ泊
5 タボ
ダンカル・ゴンパ
ラルン・ゴンパ
カザ
08:00発


17:00着
早朝、「ヒマラヤのアジャンタ」と呼ばれ、千年以上の歴史をもつタボ・ゴンパを見学します。専用車にて、スピティ谷の中心地カザ(3,450m)へ。途中、12世紀に創建されたゲルク派のダンカル・ゴンパ、グゲ王国の「大翻訳官」リンチェンサンポ創建のラルン・ゴンパを見学します。
カザ泊
6 カザ
(キ・ゴンパ)
(カザ・ゴンパ)
  終日、カザ周辺の観光。スピティ最古の歴史をもつキ・ゴンパを見学します。また、キ・ゴンパを眺めるビューポイントへハイキング(往復約40分)。荒涼とした岩山の上に聳える様は壮観です。その他、カザ・ゴンパの見学や、バザールを散策します。
カザ泊
7 カザ
クンザン・ラ
キーロン
07:00発

19:00着
専用車にてクンザン・ラ(峠:4,551m)を越え、西チベットとの交易路だったラホール谷の中心地キーロン(3,000m)へ。道中、サクラソウやフウロソウ、シオガマギクなどの高山植物がご覧いただけます。
キーロン泊
8 キーロン
シンク・ラ
プルネ
09:00発

16:00着
専用車にて、2020年に開通した道を通りザンスカールのプルネ(3,810m)へ。途中、シンク・ラ(5,090m)を越えます。
プルネ:テント泊
9 プルネ
プクタル・ゴンパ
パドゥム
07:00発

17:00着
切り立った崖の斜面を覆うように建てられた巨大なプクタル・ゴンパ(3,940m)を片道2~3時間歩いて目指します。着後、プクタル・ゴンパを見学します。その後、ザンスカール中心部パドゥムへ。途中、岩山上に築かれたバルダン僧院を訪れます。
パドゥム泊
10 パドゥム 終日、パドゥム近郊を観光。ザンスカール最大のカルーシャ僧院のグストール祭を見学。また、険しい崖に穿たれたゾンクル僧院を訪問します。
パドゥム泊
11 パドゥム 前日に続き、パドゥム近郊の観光。僧院からの景色が素晴らしいトンデ僧院を訪問。その後、ザンラ(3,500m)へ。着後、ザンラ僧院旧王宮跡を見学。また、カニシカ王が建てたという仏塔が残るサニ僧院も訪れます。
パドゥム泊
12 パドゥム
ラマユル
08:00発
18:00着
専用車にて2020年に開通した道を通ってラマユルへ。道中、リンシェ村、シンギ・ラ(5,050m)を経由します。
ラマユル泊
13 ラマユル
スムダ・チュン
レー
08:00発

16:00着
専用車にて、レーへと戻ります。途中、見る者を圧倒する密度で彫られた立体曼荼羅が残るスムダ・チュン僧院を訪れます。
レー泊
14 レー
デリー
デリー
午前発

00:05発
航空機にて、デリーへ。予定通り到着した場合は、着後、簡単な市内観光。その後、空港へ。帰国の途につきます。
機中泊
15 東京 12:00着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝13/昼13/夜13:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エア・インディア

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 シムラ以北は標高が高く朝晩は冷え込みますので、セーターやダウンなどの防寒着が必要です。モンスーンの影響で雨が降ることがありますので、雨具も必ずお持ちください。靴はハイキングシューズなどの運動靴が最適です。
利用予定ホテル 下記をご覧ください。
■デリー:レッドフォックス、シティパーク、プライドプラザ、サロヴァールタウラス、ミューズサロバールポルティコ 、フォーポイントバイシェラトン、ITCウェルカム、ホリデイイン、レモンツリー、ラディソン、ザ・ウムラオ、アショクカントリーリゾート、ノボテル、イビス、グリッツ、ジェイピーシッダールタ、ハンス
■シムラ:ウッドヴィラパレス、オベロイクラークス、サミットルロイヤル、ウィロウバンク、ゴールデンチューリップ、ゴールデンファーン
■カルパ:キナールヴィラ、ヒマラヤ、ゴールデンサンバラ、カイラスビュー、ゲストハウス
■タボ:ダワチェンリトリート、マイトレーヤレジェンシー、シッダルタ、トウデイ、ゲストハウス
■カザ:グランドデワチェン、スピティサライ、スピティバリー、サキャアボウド、ゲストハウス
■キーロン:タシデレ、デイキッド、スノーランド、チャンドラブハカ、ゲストハウス
■パドゥム:オマシラ、アイベックス、カイラス、メントックリング
■ラマユル:ナムキラ、ムーンランド、ゲストハウス
■レー:リンジー、ムンシコンチネンタル、ガルダンコンチネンタル、ヤクテイル、グランドウィロー、マヘイリトリート、ツォカル
高山病について 高山病の影響が十分に予想されるコースです。ご参加の方全員に健康診断書の提出をお願いしております。弊社では高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参し、現地で携帯加圧装置、酸素を用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
観光について 僧院内の写真撮影が禁止されている僧院があります。寺院・僧院等は観光地ではありません。現地事情や宗教行事により稀に入場できないことがあります。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
日程について このコースの大部分は山岳道路のため、天候や道路状況等によっては一時的に通行不能となり、予想以上の時間がかかることや、日程変更が生じる可能性があります。また、レー/デリー間の航空機は、悪天候等の理由により変更になることがあります。日程変更により、稀に追加費用が生じる場合があります。予め現地事情をご理解の上お申し込みください。
宿泊について 都市部を除き、基本的に中級ホテルや簡易宿泊施設のゲストハウスに泊まります。設備が十分とはいえず、お湯の出が悪かったり、電気の使用に制限時間が設けられていることがあります。また、各地の宿泊施設には限りがあるため、御一人部屋をお取りできなかったり、リスト内のホテルやゲストハウスに分宿になることがあります。そのような場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。
テント泊について プルネではテントに宿泊します。トイレ・洗面は共同です。各テントにはランプはありませんので、懐中電灯等お持ちください。 ダイニングテントにはランタンがありますが、発電機はありませんので、充電等はできません。予めご了承ください。 また、寝袋(三季用)が必要です。 お持ちでない方には弊社でも有料(6,000円)で貸し出しいたします。 なお、寝袋マットは現地にて用意いたします。
プクタル・ゴンパへの道のり プクタル・ゴンパへは標高3,500~4,000mの地を片道約2~3時間かけて目指します。ルートは、急な坂道や緩やかな坂道の繰り返しとなります。砂地で、滑りやすい箇所もありますので、トレッキングシューズやハイキングシューズが望ましいです。また、ストックがあると良いでしょう。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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