ツアーのポイント

ポイント バスと列車 陸路で河西回廊を辿る

かつてシルクロードの主要ルートであった河西回廊。ツアーでは西安・敦煌だけではなく、河西回廊上に点在する史跡群も訪問します。陸路での移動にこだわったからこその内容です。

ポイント 旅のハイライト 敦煌では2連泊

シルクロードを語る上で欠かせない敦煌では連泊を設け、じっくりと観光します。世界遺産「莫高窟」のほか、郊外の史跡まで足を延ばす充実の観光内容です。

ポイント シルクロードの味覚を楽しむ

敦煌では、屋台や出店が立ち並び地元の人々で夜遅くまでにぎわいを見せる、沙州市場へご案内。名物の砂鍋料理などのお食事も体験していただきます。西安では名物、餃子宴のお食事をお楽しみください。

訪問する
世界遺産

秦の始皇陵(兵馬俑)/シルクロード(玉門関)/敦煌莫高窟

COLUMN 西域への道 河西回廊を行く

かつてシルクロードの主要ルートであった河西回廊。左右を峻険な山に挟まれた細長く特異な地形から、軍事的にも重要視されていました。漢の武帝によって「涼州(武威)」、「甘州(張掖)」、「粛州(酒泉)」、「沙州(敦煌)」の河西四群が設置された後、河西回廊は中国における西域経営の拠点となり多くの英雄が行き交いました。ツアーでは陸路で河西回廊を走破し、回廊上に点在する史跡群を訪問します。

涼州(武威)
黄土高原、青蔵高原、蒙新高原の3つの高原が交わる武威。武帝が漢の武将であった霍去病の西域への遠征勝利を祝してその地名が名付けられました。後漢時の張将軍の一族の墓地、雷台からは大量の銅車馬や飛燕をしのぐ馬、銅奔馬が出土しました。
中国三大孔子廟「文廟」
銅奔馬が出土した雷台

甘州(張掖)
河西回廊は北宋期以降、タングート(党項)族で、チベット語と同系の言語を話す遊牧民族が建国した西夏の支配下に入ります。張掖には西夏時代に創建された甘粛省最大の西夏建築の大佛寺やシルクロードのロゼッタストーンと呼ばれる西夏文字解明の石碑が残ります。
大佛寺
万寿寺木塔
粛州(酒泉)

霍去病が匈奴を打ち破った際に武帝から祝いの酒を贈られ、20万人もの兵士皆に酒を行き渡らせるため、この泉に酒を入れたところ泉の水が濃厚な酒の香を放ち、その美酒はいくら飲んでも尽きることなく沸き続けたという逸話が残ります。

酒泉公園

沙州(敦煌)
河西回廊の西端の街。西にはタリム盆地が広がり、砂漠の大画廊「莫高窟」や、かつての関所「玉門関」が残ります。関所を越えると西域へと入ります。玉門関は、唐代の詩人・王之渙が赴任する兵士の心情を詠い「玉門関は、春の光さえ差し込んでこないほどの厳寒の地」と表したことでも有名です。シルクロードの関所「玉門関」

COLUMN シルクロードの景勝地 七彩山

張掖市の郊外に位置する「張掖丹霞地貌」。「丹霞/タンカ」とは白亜紀の赤みがかった砂岩や礫岩によって形成された地形のことで、様々な鉱石が含まれているため日の光が当たると様々に色を変えます。その様は広大な大地がまるで七色に輝くようにみえることから「七彩山」と呼ばれます。

日の光によって様々な色に変わる七彩山

COLUMN 最新技術の映像と日本語解説でより深く石窟を知る
砂漠の大画廊 莫高窟

世界遺産「莫高窟」では、石窟の見学前に2014年にオープンしたバーチャルセンターを訪問します。日本語対応のイヤホンが用意され、石窟の歴史や成り立ち、内部の壁画や塑像の解説を映像と合わせてご覧いただけます。実際に石窟を見学する前に理解を深めることができるでしょう。また、石窟の見学には、莫高窟専門の日本語解説員が同行します。

日本語イヤホンでわかりやすく解説

出発日と料金

2024年~2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月07日(木) ~
11月14日(木)
8日間 368,000円
04月10日(木) ~
04月17日(木)
8日間 368,000円
06月05日(木) ~
06月12日(木)
8日間 368,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名・添乗員同行
燃油サーチャージ 21,500円(11月1日現在の見込み)
一人部屋追加代金 42,000円(車中泊除く)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でも、締め切り時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
上海
上海
蘭州
13:50発
16:15着
夜発
夜着
空路、東京より上海へ。着後、航空機を乗り換えて、甘粛省の省都・蘭州へ。着後、ホテルへ。
蘭州泊
2 蘭州
武威
張掖
08:00発

19:00着
専用バスにて河西四郡の[涼州]武威へ。着後、武威市内観光(中国三大孔子廟の文廟、青銅製の「奔馬」が出土したことで名高い雷台大雲寺等)。その後、マルコポーロも訪れた河西四郡の[甘州]張掖へ。
張掖泊
3 張掖
(七彩山)
酒泉
嘉峪関
08:00発


19:00着
午前、張掖にて「東方見聞録」にも記載された涅槃像の残る大佛寺(宏仁寺)、万寿寺木塔(外観)、七色に輝く虹の山といわれる丹霞地形の景勝地・七彩山を見学。その後、専用バスにて、河西四郡の[粛州]酒泉へ。酒泉では霍去病ゆかりの酒泉公園を見学。その後、嘉峪関へ向かいます。
嘉峪関泊
4 嘉峪関
楡林窟
敦煌
08:00発

19:00着

朝、万里の長城の西端・嘉峪関を見学します。その後、専用バスにて、河西四郡の[沙州]敦煌へ。途中、唐代壁画の逸品が数多く残る大石窟・楡林窟を訪問。深い峡谷に眠る石窟芸術をご堪能ください。夕食は、名物の砂鍋料理をご賞味ください。食後は沙州市場の散策をお楽しみください。

敦煌泊
5 敦煌
(莫高窟)
(鳴沙山)
(月牙泉)
 

午前中、「砂漠の大画廊」莫高窟を見学。1000年にわたり造営が続けられた中国仏教随一の石窟の魅力に迫ります。午後、漢の西端に位置した関所跡・玉門漢城址漢代の長城跡等、郊外の遺跡まで足を延ばします。夕方、鳴沙山月牙泉を訪れます。

敦煌泊
6 敦煌 午前発
(約26時間)
敦煌駅より、河西回廊に沿って走る列車に乗り、シルクロードの終着点・西安へ。南に雪を頂く山脈、北にゴビ砂漠が広がる雄大な景観をお楽しみください。
車中泊
7 西安

午前着

午前、西安駅に到着。着後、20世紀最大の発見といわれる兵馬俑坑博物館の観光。夕食は、西安名物餃子宴をお楽しみください。
西安泊
8 西安
東京

08:20発
13:55着

空路、帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:中国東方航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 11月は冬服、4月~6月は合服が基本となります。砂漠気候のため寒暖の差が大きく、朝晩は冷え込みますので、上着もお持ちください。また、砂ぼこり対策としてサングラスやスカーフなどをお持ちになると便利です。
利用予定ホテル 下記をご覧ください。
蘭州:瑞岭国際酒店、蘭州宏建美倫国際酒店、維也納国際酒店中川機場
張掖:凱瑞酒店、鼎和国際大酒店、潤湖假日酒店、金陽国際飯店
嘉峪関:嘉峪関賓館、酒鋼賓館、嘉峪関国際大酒店
敦煌:敦煌賓館(南楼)、富国酒店、富麗華大酒店、天潤国際大酒店
西安:古城西智选假日酒店、皇城海航商務酒店、天朗時代大酒店、陝西雀笙酒店、古都文化大酒店
観光について 日程表に記載の石窟は、修復などの理由により突然閉鎖されることがあります。その場合は別の石窟見学に変更させていただきます。また、ほとんどの石窟では内部の写真撮影が禁止されています。
日程について

日程6・7日目に乗車する列車は硬臥利用(上・中・下3段ベットの寝台車両)を基本としております。ご利用いただく車両は弊社グループのお客様以外と一緒になったり、男女別にて配席ができませんでので予めご了承ください。

その他のご注意 黄葉の時期はその年の気候により多少ずれることがあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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